IKKAN | 一閑張りと柿渋の話 |
一閑張りの話 <由来> |
<作り方> ■材料と用具
●柿渋は一度に良い色にはなりません。月日を経るほどに色合いが濃くなります。室内の日光の差し込む場所に置いて楽しみにしてください。 |
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柿渋の話 柿渋の主成分はタンニン。渋みの正体です。渋ければ渋いほど原料としては高品質です。収穫された青柿から搾り取った汁を発酵させ、加熱殺菌のあと熟成させます。1年以上熟成させたものが柿渋となりますが、3年〜5年熟成させたものを古渋と云い色も艶も美しく仕上がります。 柿渋んは防水、防虫、防腐、防菌効果があるといわれています。ムカデやへびの毒中和剤や清酒やワインの清澄剤。二日酔い、高血圧などへの薬効も注目されています。そんな柿渋にも注意点があります。そのひとつは、強烈な臭いです。しかし、2〜3週間もたてばすっかり飛んでしまいます。もうひとつは、雨などがあたる場所では時間とともにはがれてしまいます、昔は1年に1回は塗り直ししていました。 自然の塗料として見直されている柿渋ですが、紙や布への染料としても見直されています。和紙に柿渋を染み込ませた座布団や布製品のシャツや小物など、その自然の色合いと風情に愛着を持つ人が増えています。 <参考> ●柿渋の製造元 トミヤマ/京都府相楽郡山城村南大河原阿僧6-5/電話07439-3-1017 ●柿渋染製品 大前織物/滋賀県神崎郡能登川町小川1288/電話0748-42-0805 シャツ・エプロン・クッション・バッグ・ジーンズ・キャップなど、染色から仕立てまで。 |
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