東京ON AIR EAST


On Air East

時は1996年11月29日(金)。東京・渋谷は道玄坂、ファッション・ホテル街の中心に位置する"On Air East"でHumming Birdのライヴがありました。
私は定刻少し前に入場したのですが座席は既に埋まっており立ち見と洒落込みました。まずはビールを購入し安住の地を確保して開演を待ちます。もう1本飲もうかなと思った頃、定刻から遅れること15分余り18:45位にメンバーの登場となりました!。


セットリスト
No.曲名収録アルバムメイン・ボーカルコメント
M-1.突き進めMy Life(3)ステージにスポットが当たり、ドラムの音で会場は総立ち状態。ステージ下手から登場した古屋氏の「We're Humming Bird. 楽しんでいこうぜ」の掛け声と共に始まるオープニングは"突き進めMy Life"。
オープニングの古屋氏のM.C.だけでゾクゾクってきてしまった自分が妙に照れ臭い(^^;。
CDを聴いてボーカル・ワークに注目していたのですが、3人とも唄える凄いバンドであることはこれ1曲で十分であろう。
M-2.君は来ない(2)ワビ・サビというかメリハリのある構成のこの曲は良いバンドだということを感じないわけにいきません。
M-3.ロングロングタイム(1)
M-4.判断基準(1)古屋ボーカルもとるこの曲の歌詞は古屋氏っぽいと感じたのですが、多分そうでしょう(^^)。
M-5.Miracle Sky(3)アルバムで最初聴いた時は「なんやこれ」っていう印象だったのですが、今ではすっかりこの曲にはまりきっています(^^)。古屋氏そして麻生氏のコーラスもバッチリです。
M-6.今を生きる人へ(2)古屋イントロだけで涙することでしょう。そして古屋氏を中心とする福山氏と麻生氏のボーカル・ワーク。ライヴはアルバム"1.2.3"だけで観てしまったのですが、「こいつら良い曲を連発してくるな」と感動している頃です。名曲です。
M-7.しあわせの涙未発表イントロはイモっぽい(^^;なんて思ってしまいましたが、凄く良い曲です。ハミングの魅力が集約された曲。でもイントロは本当にイモっぽいです(^^;;;。
M-8.野性の眼をした少年(3)ベースを肩にかけたままキーボードに向かう古屋氏の姿を見て思わずJohn LennonというかBay City RollersのBBCライヴでのウッディを思い浮かべ笑いをこらえていたのは会場広しと言えども私だけであろう(^^;。
M-9.My Soul For You(3)"野性の眼をした少年"、そして"My Soul For You"はCDで聴いてももちろん良いのですが、ライヴの方がもっと良いです。
〜アコースティックセット〜
M-10.Nightingale未発表三人のアコギによる演奏。古屋氏がステージ奥に置かれているミネラル・ウオーターをスタッフに取ってもらったのに対し、福山氏がアコギを持ったまま自身で取りに行きコードが抜けたのには笑えました(^^;。でもこの場合は古屋氏の行動が正しいと思います(笑)。
福山氏、古屋氏、麻生氏の3本のアコギでの演奏。
M-11.あの空の向こう側へ未発表福山氏、古屋氏、麻生氏の3人によるアカペラ。素晴らしいです!
〜アコースティックセット終わり〜
M-12.夏の日(3)古屋アルバム"1.2.3"は少々浮いたように感じる曲ですがライヴではグーッです(^^)v
M-13.はるかなる海へ(2)
M-14.魚つりの歌未発表古屋古屋氏の拳突き上げに会場全体が応えるノリノリの演奏でした。未発表曲だったとは!
M-15.Fly Away(3)ベースを弾く古屋氏はこの曲の最後にキーボードに向かうのですが、手にしていたピックをキーボード上に投げ捨て鍵盤を弾きはじめたのはカッコ良かった。ただ次の曲は"まだまに"であろうと予測し、もしピックがどっかへいってしまった場合どうするのかと古屋氏の動向を注意深く観察してしまいました(^^;。そこはプロです。奇麗にキーボード上のピックを手にしてベースを弾きはじめました(^^;;;
M-16.まだまにあうさ(3)
M-17.月のささやき未発表
〜アンコール〜
M-18.ドラムソロ麻生この人のドラムがまた良いのですよ。おまけに歌えるっていうのはバンド・サウンドを重厚にしております。ドラム・セットにドラがあったのですが、いつ使用するのか注目していましたが、どうやらドラムソロ用だったようです(^^;。あとアンコールの"Make A Map"の最後の最後にも2〜3発叩きましたね。でもドラム・ソロは正直苦手です、私(^^;;;
M-19.Oh Yeah!(3)ドラムソロに被さるように聴こえるギターのイントロ。でも姿が見えないな〜と思っていると突然、ステージ下手側観客席横にスポットが当たり非常口から福山が飛び出してきました。
M-20.Make A Map(2)古屋
M-21.ねここしゃん(1)最後にギターの人がストラトを宙に何度となく放り上げては受け止めてくれるパフォーマンスをしてくれたのですが、密かに「落とせ!」「リッチーみたいに叩き壊せ!」と念じてしまった悪党のア・タ・シ(^^;
VOX&ストラトの組み合わせは良い音してました。ちなみにアームのスプリングは3本でした。
〜アンコール〜
M-22.ハッピーバースデイ(1)福山氏のアコギとボーカルに古屋氏と麻生氏がコーラスを付けます。

終わって時計を見たら21:00少し前だったような気がします。
最後のアンコールが終わり場内が明るくなるのかな〜と思っていると静かに"Miracle Sky"のピアノが流れたのですが、それに合わせて観客が唄いはじめた時は感動しましたね。あの曲をもう1回聴きたい、また次回も観に行きたい、もう一度観たいと久々に思ったコンサートでした。

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