1974年 6月25日(火)
1974年 7月17日(水) Smoky Medicine
ホーボーズ・コンサート at 池袋シアターグリーン


1999年5月。
ある日、メジャーの某レコード会社の方からメールを頂き、勤めていた会社帰りに、警戒しながら都内のオフィスの会議室までお邪魔した際に視聴した音源の一つ。

Smoky Medicineの解散が決定した直後の都内でのラスト・ライヴにおけるセットリストである。

2024年 9月21日(土)にZICCAから発売されたCD「Smoky Medicine 1974 Live - Joy To The World -」

に数曲が収録されている。

以前、この演奏は「1974年 6月25日(火)」と結論付けていたが正しくは「1974年 7月17日(水)」とのこと。

また「ホーボーズ・コンサート」と記載してあるが、それが「1974年 7月17日(水)」に行われたのかも怪しい。


セットリスト
No.曲名コメント某所CD「Smoky Medicine 1974 Live - Joy To The World -」
1.Strange Space某所で話しながら視聴した際も「多分、演奏を開始して直ぐに卓のスライドを上げたような始まりだね。」という始まり方。
"Come On Baby"というサビ。ローズ・ピアノのようなキーボード・ソロによる間奏。エンディングはギター・ソロ。
(Tuning)
(M.C)「どうもありがとう。Smoky Medicine。何か真っ黒で全然見えないのだけど今日、人一杯いるの?
あのさ悪いけどお水を持ってきてくれない。何処?」 by マリ
(M.C)「 次の曲は"Song For My Life"。チャーがリード・ギター&リード・ボーカル。」 by マリ〇 1. (6m32s)
2.Song For My Lifeスローな曲調でCharのボーカルにマリが絡むツイン・ボーカル。〇 1. (6m32s)
(Tuning)
(M.C)「暑い?、暑いね、暑くない?、冷房効いてる?。効いてないの?、効いてないけど暑くない?。本当?、暑いよ、ここ。君、こっち来てみな、暑いよ、ほら。凄く暑いよ。暑くなってきた?、あんまり良くて?、そう?」 by マリ
(M.C)「"Lilie"という曲です。」 by マリ〇 2. (5m33s)
3.Lilieギターのカッティングから始まるスローな曲調。であるが始まると直ぐにマリが「速いね」と一言。〇 2. (5m33s)
(Tuning)〇 2. (5m33s)
(M.C)「ごめんね、痛かった? 痛かったでしょ。もう1回?、この次、もう1回倒れるから。あたし今日歌いたい曲があるんだよ、チャー。歌いたい曲があるのよ。」 by マリ
「怖いでしょ、今日は。」by チャー
「"Summer Time"?、そんなのやんないんだよ。今日は"Never Ending Road"を歌いたいと思って今日は来たんだよ。あのさ、"Never Ending Road"というのはね、みんなさ、高校とか中学とか行っているんでしょ。大学?、大学行ってるんだ。いいなぁ、あたし大学行きたいなと思っているんだけどおっこって行かれない。生きてるというのは人生なのかな。終わらないということなんだよ、生きてるということは。自分が今、やることをさ、我慢して他のことをやるというのは難しいことだよね。でもそれをやらなくてはいけないのが人生だし。偉そうなことじゃないんだよ。みんなわかっているんだけどやっていないだけなんだよ。そうだろ?、そうなんだよ。それをどう生きていったら私も良いかわからない。今日は酔っ払ってよくわからない。ビール、飲もう。凄く難しいこと、それを終わらせなくてはいけないのが人間として生まれてきたからだし。今日はバンドとみんなと一緒に演奏しなくていけないし、それも難しいけど、一緒にやらないといけないことだし。
誰かタバコちょうだい。ちょっとあんたタバコちょうだい。」by マリ
「すみませんね、今日のマリは。シアターグリーン、いらっしゃいませ。ホステス淫乱でございます。勘弁してください」by チャー
(M.C)「あのさ、今日、歌いたい曲があるんだ。"Never Ending Road"という曲を。」by マリ〇 3. (5m11s)
4.Never Ending Road〇 3. (5m11s)
(M.C)「本当そうだよね。」 by マリ
-
(Tuning)
(M.C)「"Summer Time"はやんないよ。じゃ今日はそっから終わらせないうちに終わらせてみるよ。いいじゃん、あとで30箱位返すから許して。なんだっけ?。チャー、"チュルルル"という曲やる?、やろか。じゃやるぞ。まだ題名決まっていないんだよ。新しく始めた曲だから。」 by マリ
5.Smoky Funk「Everybody Listen!」とシャウトするファンキーな曲。〇 4. (7m02s)
(M.C)「やってる方が中途半端で冷めているからいけないんだよ。何をやろうか、もう最後の曲みたいだから。"Going Down"やる?、誰がやるっていったの?、"Love You More"もやる。」 by マリ
(M.C)「"Love You More"から"Going Down"という曲をやります。」 by マリ〇 5. (8m51s)
6.Love You More (Incl. "Going Down"派手なイントロからゴスペル調のスローな曲。そこからライヴではホンキートンク調に急展開するピアノの間奏が印象的である。そして"Going Down"を間に挟みエンディングを迎える。〇 5. (8m51s)
(M.C)「何か無茶苦茶になってるな。最後の曲になっちゃってさ、あんた、今度やる時も観に来なさい。気にいっちゃった。じゃぁ、いって。」 by マリ〇 5. (8m51s)
7.Joy To The World物凄く速いテンポで始まり、リズムが走りに走りどんどん速くなっていく。
途中でマリがカウントを入れ歌い始める。
「世の中、生きていることはやなことばっかりだよ。みんなそうだよ。楽しく生きようというのが"Joy To The World"という歌じゃん。そうだろ?、そうじゃない。楽しく生きるんだよ、みんな。ここにさ、コンサート観に来てつまらなかったらコンサートなんか観に行くのやめちないなよ。楽しく生きようよ、みんな。自分がいいように生きればいいんだよ。楽しくさ。Smoky Medicineが東京でコンサートをやるのはこれが最後なんだからみんなその分もノリなさいよ。ちょっとおのりったら一番前のあなた。ありがとう。ちょっとのって、お願いだから。のんなさいよ、嫌でも。それが人生だというものだから。ちょっとそこのメガネの彼氏ものって。」by マリ
〇 6. (8m46s)
(M.C)「本当どうもありがとう。」 by マリ〇 6. (8m46s)
(ENCORE)
(M.C)「今日悪酔いしたから。」 by マリ
(M.C)「"ハッピーソング"、みんなが幸せになれるように"ハッピーソング"歌うから聴いて」 by マリ〇 7. (4m10s)
(M.C)「一緒に歌ってね。”ハッピーソング"、知ってるでしょ。」 by マリ〇 7. (4m10s)
8.Happy Song〇 7. (4m10s)
(M.C)「みんな幸せになって下さい。どうもありがとう。」 by マリ〇 7. (4m10s)
[SONGS]
Total Time: 57min
[COMMENTS]
飲み屋で酔っ払い説教たれるオヤジのように観客にからみタバコをたかるマリ。
「人生ってね」と説教たれる10代後半の単なる酔っ払いで、若いというか蒼いというかこれは今にして思えば恥ずかしいかもしれない若気の至りだったかも。
そしてバンドの狂ったチューニングでの演奏。物凄くはしるリズムが印象的であった。



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