Moon is a Merciful Mistress.




今週のスクラン
2008年07月02日22:07
旗、あんたらの勝ちだ。

予想通り許嫁編の締めでしたが、展開はちょっと意外。もちろん今までの流れから行けばこれが本筋でしょうが、お見合い編以降沢近は自分の力で前に進もうとしていた気配が感じられたんだけどなあ。結局なんにもできないお嬢様のままで終わってしまうのか。本人が幸せならそれでいいのかも知れないけど、どう考えてもこの先幸せな結末は待ってないだろう。もちろんそんな未来は見て楽しいもんじゃないから、物語としてのスクランはここで終わるべき。というか、今回の話を読んでスクランが終わることを実感しました。今回の話を見せられちゃあなあ。

播磨は本気で侠気を見せた上で相変わらずの愛すべき馬鹿でした。播磨の軸が全くぶれていないのはうれしかったです。あそこでなんのためらいもなく力一杯友情のためだと言い切れるあんたは男だヽ(´ヮ`)/普通あんなこといえんだろ。ていうか、播磨は完全に立ち直りましたね。あるいは沢近の中に自分の姿をかいま見たのかも知れない。そうだとすると今回の行動原理は天満烏丸の後押しをしたのと同じですね。それはすなわち他人のために自分を殺すことに他ならないんだけど。

沢近、「フリだけ」といってますが、あれはあからさまに嘘ですね。もちろんそれを期待してなくはないのでしょうが、あいにく相手は播磨だ。まあ頑張れ。いつまでもなんにもできないお嬢様のままで黙っていれば相手がかまってくれると期待しているわけにもいかんだろ・・・でもそーゆーキャラなんだよなあ沢近は。はぁ。

さて、あと残りの話はどうなるんだろ?最終章はこのまま締めっぽいので、二人揃って京都にでも行けばめぞん一刻エンドなんでしょうが、それじゃ最終回を描きようがない。一番ありそうなのはこの話は一旦これまで、全く舞台を転換してアメリカの続きを描くか、新学期につなぐかのどっちかでしょう。ただ中途半端に話数が残ってるので新学期は最終回あたり?大穴は後日談。さらに大穴は金を稼ぐ算段のために再び漫画の世界に戻るケース・・・だけど、まあおにぎりの自分からしてもこれはないわ。

話は変わって、今週のマガジン。ベイビーステップ、ほぉそういう展開になりますか。なんかもうすぐ終わりそうな雰囲気がしてきて嫌なんだけど。零、3女キター!!ヽ(´ヮ`)/さあどうなる。あのドクロマークが気になってたんだけど、今回の描写を見るに人間の大きさと比べて小さすぎるのであんまり関係ないか。残った伏線はがらんどうの1階部分と、一度も見せていない天井。司法は四方で、誤報は五方なのか?あひるの空、そりゃないぜセニョール。


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