Moon is a Merciful Mistress.




今週のスクラン
2008年04月23日23:10
今週の零は話的に一回休みですね(;´Д`)。板倉の出番がおいしかったですが。
あと、あひるの空が最近気になってます。

で、本題。
基本的にスクランは2話で1話という読み方をしていくと、今回の#271と前回の#270はペアになる訳ですが。
そうなると、
#270の沢近の台詞
>>大体あの男フラフラしすぎじゃん女ナめてるよ
が、そのまま#271で当の播磨から
>>テメーみてぇに男とっかえひっかえしてる女にゃ一生わかんねーだろうな!
と返されることになるんですね。

ここで沢近は当然自分の恋愛経験から播磨をフラフラしていると見ていたわけですが、それは全くの誤解で、むしろ播磨の姿にフラフラしていた沢近自身を投影して見ていたことになる。なおかつ、当の播磨は天満一筋で微塵も揺らいでいないことを知った上で、男をなめていた自分に気づかされかつ自分のフラフラした恋愛観を全否定されるという3重のショックを受けたことになります。フラフラした恋愛を繰り返していたことは事実なだけに(沢近信者は否定したいようなんだけど)言い返せないし、まあそりゃ泣くしかないわなあ、と。

結局播磨と沢近の恋愛観は180度違うわけで、今更そんなことに気づくなよ沢近という気もしますが、普通に考えたらこっからの立て直しは無理でしょう。多分この作品のことなのでこれで完全終了にはならないんでしょうが、正直、沢近、終わったなあと。これで沢近が少しは反省して自分のあり方を考え直せばまだ目はあるんでしょうが、泣かせた時点で播磨に非を求める展開になるのは容易に予想できるので、多分そういうこともないんでしょう。つーかこの女、この有様に至ったのは全部自業自得なんですが、それで沢近的には満足なのか?

まあエロゲー的展開ならこの先播磨と沢近がくっつくこともあるんでしょうが、そんなスクランは見たくないなあ(;´Д`)

さて最終章に入ったわけですが、テーマは播磨の救済なんでしょうかね。果たして救済されるのか。おそらく特定の誰かに救済される物語にはならないんでしょう(♭最終話との対比)。あとちょっとなんで、最後まで見届けたいと思うです。


by7n-ysmr@asahi-net.or.jp