Moon is a Merciful Mistress.




イラク空輸は違憲か
2008年04月18日09:38
違憲に決まってんだろ(;´Д`)。
軍事作戦で後方がなくても成り立つなんて考えるのは戦時中の日本ぐらいなもんだ(今もか)。武力行使と一体化していると言われても仕方がない。

そもそも解釈論でやたらと逃げてきたこと自体に問題があるんだろうが。司法も今までさんざん「高度の政治問題」で逃げてきたしな。ある意味政治がそれを期待していたのは明白で、それに甘えすぎていたから今回のような冷や水を浴びることになる。つーか、それって三権分立がお題目だよと言ってるに等しい訳なんだけど。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080418-OYT1T00170.htm
>>防衛省幹部からは「あえて言及する必要もないのに、なぜわざわざ違憲と書いたのか」と憤りの声も。
これなんて典型的な発言だ。つーか逆ギレかよ。

戦闘地域と非戦闘地域が明確に線引きできるわけないだろ。今の武力事態法もそうなんだけど、1項地域と2項地域を明確に分けられる事態なんて敵が離島に限定して侵攻しますなんて宣言する場合しかあり得ないだろ。海の上でそれを線引きすることなんてもっと不可能だ(してるけど)。ましてや今のイラク情勢だ。活動地域が戦闘地域に含まれることになったら活動を中断または活動区域を変更しなきゃならないんだけど、仮に武装勢力が空港にロケット弾を打ち込んだら空自はすぐさま撤退するのか?現実問題としてそんなことは不可能だ。

ということで、こんなお題目で法律を作られてる限りはこうなるのはある意味自明だ。やるんなら憲法をきっちり変えてからやれと。そうでなきゃ、やるな。なんと批判されようとも、できないものはできないんだもん。それにしても、勝手に戦力保持を禁止して、勝手に再軍備させて、勝手にショーザフラッグと言ってくるアメリカの身勝手さはどうにかなりませんか。

なお、上記の文章は全て個人的見解であり以下略。(←これもひどいお題目だ)


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