Moon is a Merciful Mistress.




エヴァ新劇場版
2007年09月01日22:27
見てきましたよ。あの空前のブームから幾星霜、はてさてどうなった事やらと思ったら、あり得ないぐらいの人の山(;´Д`)。エヴァ恐るべし。思ったより客層も広かったです。
ということで神奈川県内のワーナーマイカル。いつも思うんだけど、ここの売店の要領の悪さは世界一。ということで予定どおりに遅れて上映開始。

ええと、いつの間にやらすっかりオールドスクールになってしまった物語だし、肝心のストーリーはとっくに破綻してることを皆さん既にご存じなので、この映画に観客が求めるものは大スクリーンでの美麗な画像ただ一点。そういう意味では極めて正しい進化を遂げた一作。ありえないぐらいグラフィックがキレイ(結構TV版からの使い回しも多いけど)。特にヤシマ作戦でのレイのグラフィックは神懸かってます。番宣でも使われてる月をバックにしたレイのシーンには神々しささえ。

問題のストーリーは95%オリジナルどおり。台詞までほとんど変わってないので、ある意味痛い(;´Д`)。中2の頃の自分を見ているかのようだ。登場人物の人格破綻ぶりも相変わらずで、一人シンジだけがまともなキャラクターに見える。実際、後半の描写を見るに、意図してそうなってる模様だし。
ので、彼らが繰り広げるストーリーはまともに追うと心の底から腹が立ってきます。つーか、葛城ミサトが指揮官としてあまりにも無能だということがよく解る。まあネルフの全員がほぼ例外なく馬鹿なんだけど(;´Д`)、単なる一博士に過ぎない赤城リツコはまだいいとして、ミサトてめえ2佐になってそれかよと(;´Д`)。まあリアルでもこういう女いるけどね困ったことに(;´Д`)それはさておき。

宇多田ヒカルの主題歌は結構はまってるしいい曲なので心配は無用。最後の最後に次回予告があるので、くれぐれも席を立たぬよう。まあ、基本的には今回は別に見なくても問題なく第2部に入れると思います。細かいディテールを確認したい人はDVDなりを待ちましょう。多分第2部公開前にはリリースされるでしょうし。アスカも今回はワンカットしか出ないしね(ってをい)。


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