Moon is a Merciful Mistress.




ブラック・ダリア
2006年10月29日22:41
神奈川のシネコン。がらがら。まだ2週間ぐらいしか経ってないはずなんだけど(;´Д`)。
さてこの映画、LAコンフィデンシャル大好きのですぞおとしては、エルロイ原作だし面白くないわけがないと思って前から見に行きたかったんだ。監督がデ・パルマなのが一抹の不安材料ではあったんだけど。

ストーリー的には、観客が置いてけぼりになるぐらい唐突な展開さえ除けば手に汗握る極上のサスペンス。まだ心臓がバクバクしてます。ちと終末の展開がご都合主義的すぎる感じがする。多分原作を読めばしっかり描写してあるんだろうけど・・・映画だけを見る分には不満。
「ブラック・ダリアに関わった人間はことごとく不幸になる」、確かにまあそうなんだけど、理由があって不幸になってる人間に巻き込まれてどんどん不幸になってしまう主人公、とも言える(;´Д⊂)。
ジョシュ・ハートネット、ミスターアイスなのに熱い!!とことん熱い。いいぞおヽ(´ヮ`)/この辺のキャラ描写はさすがにエルロイ。相棒の刑事役は訳わかんないキャラなんだけど、この辺の理由もちゃんと明かされます・・・が、なんだかなあ。
大富豪の娘役にヒラリー・スワンク。ちっとも似合ってないけど(;´Д`)最後の最後になってキャスティングが生きてくるので我慢して見ましょう。
で、これ、実際のお蔵入りになった猟奇事件を元にしたストーリーだそうな。映画ではどうなるのかってえと、知りたければ映画館でどうぞヽ(´ヮ`)/多分今週いっぱいで上映が終わってしまうので、見に行きたい人はお早めに(;´Д⊂)

今作の教訓:豪華な食事はロクな人間を作らない。


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