Moon is a Merciful Mistress.




地球が静止する日
2008年12月29日22:42
ということで見てきましたよ。
実をいうと楽しみだったんですよこの映画。結構見たかったんです。
初回で1位をとった映画にもかかわらず入ってみたら全くのがらがらだったのでいやな予感はしたんですが。

ええとね。この映画には罪はないと思うんですが、それにしても他に大した作品がなかったがために年末のハリウッド超大作としての立場をしょわされてしまったことがそもそもの不幸なんでしょうね。そんなパワーのある映画じゃないのに。確かに金はかかってますが、でも映画の出来自体はすごく地味。つーか、根本的におかしい(;´Д`)‎
まず第1に地球が人類のために滅ぶからって、だからといってわざわざ地球を助けにくると宇宙人という設定からして破綻してます。ありえない。もともとの原作はたぶん直球勝負だったんだろうと思うんですが、そこに変に環境問題とか絡ませてくるから訳のわからないことに。急に有無を言わさず連れてこられた科学者が次の瞬間解放されて家に戻ってたり、各地で避難やら暴動やらしてたはずが最後の瞬間になぜか普通に工場で働いてたりするし、もう話に全然一貫性がない。おまけに最後には巨大ロボット自体も巨大ロボットであるべき意味が全くないという(;´Д`)‎ いくらなんでもこりゃひどすぎます。20世紀フォックスそんなことだからお前わぁ(;つД`)‎ ハリウッドの迷走を象徴するような作品でした。普通にWALL・Eでも見ておくべきでした。

口直しにスピードレーサーを見ましたよDVDで。こっちもかなり無理がありましたが、そこは勢いだけで全面突破ヽ(´ヮ`)/‎ いやあ映画って本当に楽しいもんですねヽ(´ヮ`)/‎


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