善福寺公園
東京の都心を流れる神田川の水源は、吉祥寺にある井の頭公園の井の頭池・妙正寺池
この善福寺池です。ここに端を発する、善福寺川は、杉並区の東端で神田川と合流し
その名をかえるまでいくつかの公園を擁します。はじめは、善福寺公園です。
(JR西荻窪駅からバス善福寺公園前)
この公園は練馬の石神井公園と同じく、以前は豊富な湧水量を誇っていました。
現在は水量も減ってしまいましたが、武蔵野の面影を残す公園の一つで、二つの池があります。
上の池には、源頼朝が掘り当てたという遅野井の滝があり、その前にある島には弁財天があります。
近くには、井草八幡宮がありますがここも源頼朝ゆかりの神社だそうです。歴史があるんですね。
この池には貸しボートもありますので、ボートで読書なんておしゃれですね。
善福寺川緑地
さて川沿いに下ると、善福寺川緑地があります。(京王井の頭線浜田山駅徒歩15分)
ここは蛇行して流れる川沿いに作られた公園で、春の桜は見事です。
和田堀公園
そのまま下ると今度は、和田堀公園があります。
(京王井の頭線西永福駅徒歩10分)
この周辺の善福寺側沿いはずっと緑地帯になっており、
周囲の公園と合わせ、バードサンクチュアリになっています。
都内ではめずらしく、カワセミが生息しているそうです。
善福寺川はこの先神田川と合流し、東京を横断します。
蚕糸の森公園
そして、今度は善福寺川からははずれますが、地下鉄丸の内線東高円寺駅前には
蚕糸の森公園があります。
ここは農林省蚕糸試験場の跡地で、香りのよい花を集めた香りの散歩道、池やせせらぎなどを
あしらった、公園になっています。
以上杉並の公園のご紹介でした。
これらの公園はすべて常時開園で無料です。
涼しくなったら是非一度おたずねください。