桜坂はここだ



 2000年のベストソングの一つ、福山雅治の「桜坂」、その舞台をお伝えしましょう。
(ご案内がちょっと遅いかもしれませんが、あえてこの時期にご案内しました。)
詩の由来の解説はここでは控えますが、作者の思い出の地ですね。

さて舞台となったのは、東京大田区、多摩川近くの東急沿線です。
東京では都心部ではありませんが、落ち着いた歴史深い住宅地です。
JR蒲田駅から東急多摩川線に乗り換え(つい最近までは目蒲線・目黒と蒲田を結んでいるので・と呼ばれていた線です。)、
約10分、沼部という駅で降ります。渋谷・目黒からでも乗り換えにはなりますが、20分程度でつきます。

       
駅の上には、東海道新幹線が走っています。

駅をおりたら、蒲田からで有れば駅をおりてすぐの、踏切をわたります。
この踏切の道をそのまま歩いて約5分、桜坂を示す交差点と、木柱があります。

       

そう、ここが桜坂、ここまで、曲を口ずさむもよし、CDを聞きながらくるもよし、しばし浸ってください。
春先には、その名の通り桜がきれいそうです。
以上で桜坂は終わりです。みなさんの内面の小さな旅ですね。

渋谷に出かけた折りでも、ちょっとよってみたらどうでしょう。
近くには多摩川もありますし、「にこたま」まで足を伸ばしてもいいでしょうね。

ただ、冒頭のように周囲は静かな住宅地ですが、一時は相当にぎやかで、落書きや騒音などで
周辺のみなさんは迷惑したようです。今はもうそんなことはないでしょうが、これから行かれる方は
その辺くれぐれもご注意を!


東京小さな旅