装飾粘土工芸の作り方



1.材料・用具



・粘土 石粉粘土で石粉と接着剤を混ぜ合わせたもので、伸びがよく使いやすくなっています。
     簡単に、ロープ状にしたり、紙のように延ばすこともできます。自然に乾燥させますが、
     ドライヤーなどで乾かすこともできます。

・ワイヤー 取っ手や花の茎などに使います。
・木工用ボン しっかりとつけるときに使います。
・絵の具 水性アクリル絵の具を使います。すぐ乾き、耐水性があります。
・つや出し液 色が乾いてからつやを出します。
・筆 

 などのものを使います。これらのものは、手芸用品店で買いそろえることができます。




2.粘土の取り扱い
粘土は石粉でできていて、一気に作る場合、接着力があるので接着剤は必要ありません。
水は使いません。
乾燥しやすいので、使用前は、ラップで包んでおきましょう。乾燥すると使えません。
テーブルの上で作業ができます。テーブルを汚すこともありません。




3.実際に形を作ってみましょう
作るものは様々・お好きな物をどうぞ。
小物入れ・テイッシュボックス・バスケット・花かご・壁掛け・レリーフ・アクセサリーなどがぴったりです。

今回は、花束を作ってみましょう。
まず粘土をめん棒でつぶして花弁を、花の数*枚数分作ります。



次に、花弁を並べて巻きます。



花心を入れワイヤーに粘土を巻いて花にしていきます。



また葉も同じ要領で粘土をつぶし、葉の形にして、葉型などで葉脈をつけます。



それをワイヤーに巻いて葉にします。



次に、粘土の土台に円形に花を差し込み、デザインを考えながら空間を花で埋めるようにします。
ここまでできたら、乾燥させます。自然乾燥で2日間ほどで、十分に乾燥します。




4.色を付けてみましょう
乾燥した作品に、水性アクリル絵の具で色を付けます。



水での薄め方、色の混ぜ方、塗り重ね、また布で拭き取ったりと、着色の方法で、
材質ごとの、微妙な風合いを表現することができます。
つや出しには、ニスを使います。つや消し用もあり、表現の仕方に変化を持たせることができます。




5.さあ完成です






6.保存とお手入れ
陶器と違い、壊れにくくなっていますが、花など細かい物は注意しましょう。
はずれたりとれたりした場合は、接着剤で補修できます。
布で拭くだけでいつまでも、きれいに、ご愛用いただけます。



如何でしたか、慣れれば自分だけの手作りの夢が広がります。
また教室も各地にあります。



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