MP PEDERSEN U4K

 

MP Pedersen社は戦前から真空管や測定器などを手掛けていたデンマークのメーカー。

AD1を更に高くしたような独特のST管形状で、大型の板プレートを採用した真空管です。

肉厚のセラミック板の採用など内部も堅牢に仕上げられており、送信管としての使用も考えられたものと思われる。

1930年代後半頃の製品。真空管の資料等がなく、詳細はわかりません。一部入手した動作例です。

4V/2A プレート損失40W μ9 Gm2500 Rp3.5kΩ 類似管はPhilips TCO5/25

高圧の動作例 600V -40V 65ma

当該品は高圧動作は確認できませんが、低圧ではWE205Dに似たような動作のようです。

全長約16.0cm 胴回りMax18.3cm

国内にはほとんど入ってきていないと思われ、市場に出ることはほとんどない希少品。