Telefunken RV239

T

Nr. 24756 / 127 / X

Ef7.2V/1.1A、μ3.2〜3.5、バイアスが深い-180V、Gm1300μmhoを除いて、RV258と同様。

グリッド・ワイヤ−のピッチを粗くした変種。RV258がPX25とすれば、

RV239はDA30(PX25A)に相当するといえよう。

公表動作例:Eb800V、Eg-180V、Ib35ma、プレ−ト損失32W

本品の低圧250Vでの測定値になります

250V -35V 35.1ma

250V -30V 43.4ma

250V -25V 51.8ma

外観はともかく、動作は新品並みの水準(購入先の談)

 

U

 Nr. 106538 / 1142 / Y     Nr. 1065438 / 1142 / Y

250V -35V  37.3ma   40.4ma

250V -30V  45.4ma   48.2ma

250V -25V  54.2ma   56.8ma

 

V

Nr. 7191 / 061 / U

250V -35V 48.5ma

250V -30V 56.8ma

250V -25V 65.6ma

 

W

Nr. 9198 / 0743 / Y

250V -35V 28.5ma

250V -30V 34.5ma

250V -25V 41.0ma

250V -20V 49.2ma

755V 3KΩ 42ma(購入先デ−タ−)

注意:Wの真空管を叩いたり、アンプシャ−シに振動を与えると、マイクロホニックノイズがでるとの購入先の談話。

通常使用では問題ないとのこと。当方はアンプがありませんので確認しておりません。

 

Klangfilm KL73401

KL 73401

Nr. 103704 / 0740 / X

Klangfilmはドイツの音響メ−カ−です。同社はWE社と違って真空管製造部門を持っていませんでしたので、真

空管に関しては、他社からのOEM品を自社のアンプに使用していました。KL73401はRV239の同等管であり、製

造元は独テレフンケンです。極めてバイアスが深くドライブの難しい球ですが、古来よりバイアスが深くドライブの

難しい球ほど音が良いと言われてきました。類似管のRV258よりも内部抵抗が低いためトリタンフィラメントであり

ながら、素晴らしい低音再生が可能です。トリタンフィラメント特有の中高域のヌケの良さも併せ持っているためオ

−ディオ用出力管の最高峰と言って良いでしょう。RV239よりも入手は困難で幻の球となりつつあります。本品のデ

−トコ−ドは0740ですので1940年製です。

250V -35V 27.8ma

250V -30V 34.2ma

250V -25V 40.7ma

250V -20V 47.7ma