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温故知新 ドフォレの発明以来、一世紀の時代を温(たず)ね、柿色に燈る真空管にサムシングウオーム                                   

                   熟成のサウンドに酔い、テクノロジーに感動し、新しい発想に湧く       

 

響 HIBIKIは日本海、響灘をのぞむ豊関地区にあります。オーナーの所有する秘蔵コレクションを処分します。真空管は日米欧のなかでは日本製が多いこと、品種としては水平偏向出力管( OEM を含め日本製が多い )が多いのが特徴です。これらはあまたある測定機でチェックできますから、安心してお買い求めいただけます。

アンプは現状渡しです(全品、写真付)。自作品の一部を除き、アンプ製作200台以上の実績のある方々に設計、製作を依頼しました。大部分は新品で購入か自家用にオーダーしたものです。 個人的には真空管OTLアンプを好みます。ネットワークを経由しないマルチ方式のOTLは出力ロスもなく、最も生(ナマ)に近い再生を期待できます。通常OTLアンプの場合、マルチ方式以外はSPの選択に苦慮します。出力やSPの能率(出力音圧レベル)の制約があるからです。ですからOTLアンプではパワーを稼ぐため、SEPP3パラで210ma/ch(1回路当たり、出力管のアイドリング70ma)も流すアンプが見られますが、大した音質向上も見られないのに、発熱量だけは相当なもので、真空管、パーツの寿命を考えれば得策ではありません。響 HIBIKI のOTLは出力段の真空管を増やすことで解決しております(増設による出力増大と結果として内部抵抗の低下がもたらす相乗効果による出力アップ)。SEPP4パラで200ma/ch(1回路当たり、出力管のアイドリング40〜50ma)以内に抑えていますから発熱量も少なく、長寿命設計になっています。出てくる音はOPT付真空管の音でもトランジスターの音でもない別次元の音、ダイレクトでストレート、楽器 同様のハーモニー ・ストラクチュア、 即ち ナチュラル・ハーモニックの世界だ。燈った数十本の真空管が醸し出す幻想の世界、 透明で抜群の情報量と制動力、 大地を揺るがすような圧倒的なエネルギー、しなやかな質感とふわっとした空気感の中で、すー と音楽に引きこまれる、まさに出色の世界へ誘います。

長い間、金融機関で勤めるかたわら、趣味として音響を追求してまいりました。生き馬の目を抜くような金融界でしたが、それでも真空管オーディオの灯は絶やすことはありませんでした。時代の流れとともに滅びゆく真空管でしたが、デバイスとしての魅力を断ちがたく、収集するだけが趣味となりまして今日までにいたっておりました。学生の頃から 「いつかは」 と名だたる名球を手に入れ、その真空管が奏でるアンプをつくること、願わくば日、米、欧の歴史的真空管によるアンプ・コレクションの殿堂をもつことが長年の夢でした。浅野勇氏の 「魅惑の真空管アンプ、その歴史・設計・製作 上下巻」 は私にはバイブルであり、大いに触発されたものです。あれからどれくらいたったのだろう。光陰矢の如しの感がありますが、気がつけばこれだけのコレクションになっていました。長い間、自分で使用しておりましたヴィンテージ・オーディオですが、故あって処分することにしました。響 HIBIKI は私のニックネーム 愛称で、あくまでもネット上での名前です。本来私のコレクションを紹介するサイトでした。

 ・・・ 真空管オーデイオの館 響 HIBIKI ・・・

                                        古物商 山口県公安委員会 第741181000023号