西南海観光鉄道
国鉄客車急行

 国鉄時代の客車急行編成の製作にとりかかりました。昭和40年代まで、幹線筋には東京発着の夜行急行があちこちで走っていました。仮想鉄道の国鉄・西南線は亜幹線という設定ですが、本線の迂回線という役割もありますので、幹線並みに東京発着の夜行急行「せいなん」を走らせることにしました。私自身、夜行客車急行は「銀河」に2度乗った経験ことがあるだけで、2度目はもう20系になってからでした。1度目は1972年ですので、スハネ16あたりだと思いますが、まだ子どもだったので明確な記憶がありません。「せいなん」の編成は、「さぬき」「安芸」など山陽本線を走っていた急行列車を参考に考えましたが、実物にはない列車ですので大まかな考証にとどめています。

10系座席車(FAB)。ナハ11、ナハフ11の2両です。車体の半田付けは99%完成しましたが、キサゲなどの仕上げが残っています。台車や床下は接着なので、ほかの車両とまとめて作業する予定です。
(2005/05/06 写真更新)

スロ62(Precision HO)。現在、旧客のロザですぐに入手できるのはこれしかありません。ブランド名通り細密な構成で、写真のように床下の梁なども再現されています。これらを綺麗に組み立てるには相当な丁寧さが要求されます。組み立てる順番を考え、エッチング集合体のランナーから部品をそろっと切り離してバリ取り、折り曲げを済ませてから半田付けとなりますが、私はここまでたどりつくのに2晩かかった挙げ句、ご覧のような汚い出来です。これからキサゲです。(2005/05/02)
 車体もほぼ組み上がりました。これから手摺りなどこまかな部品の取り付けが待っています。(2005/05/06)

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