西南海観光鉄道
西南交通鉄道線

 西南交通鉄道線の前身は、西南半島の西側に位置する灰島(かいじま)やその周辺の半島に産出する石灰石の搬出を目的とした軌間1067mmの灰島鉱業鉄道として出発。大正末期、国鉄・西南線の前身である西南鉄道の長沢から灰島に至る全線が開通しました。同時に沿線住民の利便を図るため旅客営業も始めました。その後、鉄道部門だけを別会社化しました。戦中の企業統合で、旧西南鉄道に出資し、バス事業などを営んでいた企業グループを中心に、西南海観光鉄道(当時は西南海鉄道)などと一緒に統合されました。戦後、同じ企業グループ内でバス、鉄道線を統合した西南交通に再統合され、現在に至っています。石灰石の産出は減少気味ですが、貨物輸送が収入の大半を占めています。

【駅名一覧】 太字は交換駅
駅名よみがな距離
長沢ながそ0.0
役場前役場前1.4
南長沢みなみながそ4.8
皆実みなみ7.4
草津草津9.4
御前ごぜん11.9
戸浪となみ14.5
梁瀬やなせ16.9
灰島かいじま18.7


路線図