西南海観光鉄道
軽便の譜vol.1

 木曽森林鉄道の車両の図面や写真を中心に、簡単な解説も付されています。 図面は忠実なスケールダウンではなく、模型化されたときに美しく、実感的であるように デザインされているとのことです。
 車両模型にとどまらず、鉄道風景の再現を提唱していた乗工社、87.PRECINCTですから、写真左端のように非常に簡単ですが、集材所セクションの提案にもページを割いています。別にページには、シーナリーやストラクチャーの写真も交えています。さまざまな出版物があふれている現在から見ればほんのささいな量に過ぎないですが、メーカーの姿勢は十分うかがえるのではないでしょうか。
 機関車では、ボールドウィンのB1型リヤタンク機やC型コッペル、酒井製10t機といった製品化されたロコだけでなく、写真右端のように酒井製5tDL、同10tボギーDL、協三製10tなど製品化に至っていない車両の図面もあります。

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