西南海観光鉄道
からっ風にタイホーンが聴える・下

タイトルザ・レイル20「からっ風にタイホーンが聴える・下」
著者湯口徹
出版年月1987.2
出版社プレスアイゼンバーン
 関東地方のローカル私鉄を訪ねた下巻。軽便鉄道は、単端式のガソリンカーが大黒柱だった九十九里鉄道(58.4,59.9)と、L型電機で有名な草軽電気鉄道(58.8,60.12ほか)を収録している。九十九里鉄道では、著者お得意のガソリンカーの解説を堪能できる。通学生で満員のGC+PCの編成など、地元の生活の足として重要な役割を果たしていた姿を偲ぶことができる。草軽電鉄では、夏と冬の姿が楽しめる。当時の時刻表の転載や、車両一覧表もあり、資料性も高い。ちなみに、上巻では軽便鉄道は収録されていない。

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