?♪? フロントフォークのメンテナンス ?♪?

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〜〜まつ〜〜〜

今日は油冷君のフロントフォークの油面を上げてきました。
WP指定の油面(150mm)から、89'R750K油面(141mm)に変更しました。
感じはなかなか良いです。
あとは、ヘタリぎみのリアのオーリンズをオーバーホールすればもっと楽しくなりそうです。

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〜〜KAORI(ROU)〜〜

フロントフォークのメンテナンスって
自分でやった事ないんだけど
お家で簡単に出来るものなの?
どういう風にするの?
特別な工具とかは要る?
油面を上げるとどんな効果があるのかな?
メカオンチにも解るように教えて〜?

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〜〜まつ〜〜

今までの経過を順を追って説明します。
長くなるかもしれませんので、香さんごめんなさい。

そもそも初めは、刀に装着されていた97'R750のフロント周りとダイマグホイールを、
ヤフオクで落札した事から始まりました。
話は足回りのセッティングの事なので、他の細かいことは省きます。

始めは売り手がセッティングした状態のまま装着し、走行していました。
で、あまりも硬かったので変更を決意しました。
その時のセットはこうでした。
スプリングイニシャル(以降IN)最弱
油面 120mm
シム 5枚挿み(イニシャルにすると最強に近い状態)
NEAS(電気式アンチノーズダイブシステム) 1(最弱)
フォーク突き出し 6mm
オイル粘度 #15

シムと言うのは、イニシャルアジャスターとスプリングの間に入る中蓋みたいなもので、
通常は一枚のはずなんですが、前使用者がガチガチが好きだったのか知りませんが、
カムに使用されるシムを5枚余分に挿んでありました。(普通の人は真似しないよに・・・)

まずはその余分なシムを取り除き、セッティングをやり直しました。
その時のセットはこうです。
IN 4(七メモリ中、上から四メモリ目)
油面 120mm
NEAS 1
突き出し 6mm
オイル粘度 #15

しかし、このセットだとごつごつした乗り心地になり、
ヘアピンコーナーなどが曲がりにくかったので、
フォークからのオイル漏れを期にセッティング変更にトライ
そのセットがこれです。
NI 4
油面 130mm(87'R750指定油面)
NEAS 2
突き出し 2mm
オイル粘度 #15

これで街乗りやセコイ峠なんかは楽になりましたが、NEASを弱くすると、
ブレーキングしながらギャップを越えると、底付きするようになってしまったので、
なるべくNEASを弱くしたいオイラは、こういった作業をしました。

取り合えず、購入した時の油面にもどす。
130mmだと、ブレーキング中にギャップなどを通過すると、
底付きする事があったのでそれを考えると120mmの方が良いみたいだ。
突き出し量も元に戻してやったので、峠の小さいRのコーナーは曲がりにくくなるだろう。
でも、あれ以上突き出しを増やせないからなぁ・・・
今までより前乗りすることで対処してみよう!

で、NEASと言うのは、急ブレーキ時などにおこるノーズダイブを、
フロントフォークの急激な沈み込みを抑える事により、
ノーズダイブを抑えようとゆうシステムで、技術の進化と共に消えていった技術です。

このセッティングを元に、油冷刀のセッティングも変更している訳です。


> フロントフォークのメンテナンスって
> 自分でやった事ないんだけど
> お家で簡単に出来るものなの?
> どういう風にするの?
> 特別な工具とかは要る?
> 油面を上げるとどんな効果があるのかな?
> メカオンチにも解るように教えて〜?

うーん
フォークのメカニズムによって違いますが、
オイルシールがやられた時は、プロに任せた方が無難です。
オイルシールを打ち込む時に、特殊工具が要りますから・・・
特殊工具を使わなくても打ち込む方法がありますが、
インナーチューブを傷つけてしまう可能性があるので、お勧めできません。

で、メンテナンスをするには、まず場所が必要です。
つぎに、前後を持ち上げるメンテナンススタンドか、
センタースタンドが付いているバイクなら、センタースタンドをかけ、
車用のパンダジャッキー二個をアンダーチューブにかけてフロントを持ち上げる方法があります。
その時に、アンダーチューブが傷つかない様に板ゴムか厚手の板切れを挿むようにしましょう。

ドカの場合は、フロントとリアのメンテナンススタンドを購入した方が無難です。
フォークオイルの交換や油面調整、スプリングの交換は、知識があればこなせます。
特殊工具も有りますが、工夫と力で何とかなります。
油面を図るには、フロントフォークを外して上の蓋を取ります。
この時に、フタが飛んで行かない様に気をつけてください。

つぎにスプリングをはずしてから、フォークをめーいっぱい縮め、
綺麗で真っ直ぐで細長い金属棒を、上からオイルが着くまでつっ込み、
フォーク天辺からオイルが着くまで何ミリか計ればOKです。
オイルの量は、注射器などに透明なビニール管を付けて吸い取りながら調整します。
油面の加減は、標準+−10mm以内で有れば安全でしょう。
油面を上げると、中の空気の量が少なくなり、フロントフォークが縮んだ時に空気の反発が強くなり、
フロントの踏ん張り感が増します。
メリットは、フロントの踏ん張り感が増す、高速安定性が良くなる、
ブレーキングでの安定感が増すなど・・・
デメリットは、ごつごつして乗り心地が悪くなる、
タイトなコーナーが曲がり難くなる、路面の悪い所ではフロントが跳ねるなどです。


解らない用語、仕組み、などなど他にありましたら変身じゃなく、返信下さい。(笑)
文才、技術はありませんが、オイラの出来うる限り説明させていただきます。

これも勉強ですから・・・(笑)

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〜〜KAORI(ROU)〜〜

> 解らない用語、仕組み、などなど他にありましたら変身じゃなく、返信下さい。(笑)
> 文才、技術はありませんが、オイラの出来うる限り説明させていただきます。

ありがとう〜♪
実際にやってみる時にもう一度読み返すね〜
作業中に???ってなるかも知れないし(笑)

> これも勉強ですから・・・(笑)

人に説明するのって難しいよね〜
何気にやっている事を
頭の中でキチンと整理しないと伝わらないし。
でもそうするコトによって
自分でも「あ!そうだったのか」って思う事も。
(私は仕事中よくそういう感じになりましゅ(^^;  )

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