福岡市・北九州市連携事業 第2回芸術・文化交流展
福・北 美術往来
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<会期・会場>
2003(平成15)年1月2日(木)〜2月2日(日)
北九州市立美術館 第2常設展示室及び館内各所
同年1月5日(日)〜2月2日(日)
福岡市美術館 特別展示室A及び館内各所
<両館共通観覧料>
一般700(600)円/高大生300(200)円/小中生は無料
( )内は前売料金、および20人以上の団体料金
<開催趣旨>
福岡・北九州両都市間の芸術文化交流事業の一環として、福岡市美術館と北九州市立美術館は、協同して1つの展覧会を開催します。
それは、両市及びその周辺で近年活躍中の若い美術作家たち33人による現代美術展です。
文化も歴史も、街の成り立ちも異なる、意外に離れた福・北両都市の間に美術の力で
「交換/交歓」の場(=往来)を創造することが本展の大きな趣旨です。
それは、両館の間での観客の交換であり、普段は個別に活動する美術家同士の交歓であり、
また互いに遠い存在と思いがちな美術家と観客との交歓の場、という意味でもあります。
2001年度に引き続き第2回目となる今回の「芸術・文化交流展」では、こうしたテーマのもとに、
若い世代の美術家たちに焦点を当てることとしました。
近年の両市を中心とした現代美術の状況は少しずつ変化を見せ、
特定のグループに属さない比較的若い世代の美術家たちが多く活躍し始めています。
彼、彼女たちの作品は、絵画、彫刻だけでなく、映像、インスタレーション、一般観客との協同プロジェクトなど多岐にわたりますが、
発表の機会も場所も少ないため、彼、彼女たちのことを知る機会は限られ、そして作家同士の交流の場もこれまであまりありませんでした。
本展は、そうした美術家たちにとっての活躍の場を提供するとともに、
美術家同士、美術家と観客、そして観客と作品との間での交歓のための「往来」(行き来の場)の役割を提供することを目標としています。
「福・北 美術往来」という展覧会名には、そのような願いが込められています。
<主催>
福岡市美術館、北九州市立美術館
<後援>
(財)福岡市文化芸術振興財団、(財)北九州市芸術文化振興財団、
NHK福岡放送局、NHK北九州放送局、九州旅客鉄道株式会社、
西日本鉄道、西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、
TNCテレビ西日本、RKB毎日放送、FBS福岡放送、
KBC九州朝日放送、TNX九州放送
<協賛>
(財)福岡文化財団
<往復バス運行>
同時開催される本展の観覧の利便性向上、及び両市の「観客の交換」を実現するため、
毎週土、日及び祝日に両美術館を直結するバスを運行します!
<関連事業>
アーティストトーク
ワークショップ など(詳細はおってご報告)
<出品作家> (順不同)
●北九州在住の作家 12人(組)
宮川敬一+イェスパーアルヴァー 大木奈緒美 鈴木淳 阿部幸子 出田郷 久々(きゅうきゅう) 野崎梨花
草野貴世 坂崎隆一 友池理絵 森秀信 世良京子
○福岡在住の作家 21人
耘野康臣 後藤章子 成田鐘哲 角孝政 桑野よう子 冨永剛 原田俊宏 安部貴住 石井潤一郎 大浦こころ 佐々恭子
末藤夕香 高田麻衣子 ナウィン・ラワンチャイクン 廣橋勲 徳永昭夫 河口彩 藤浩志 牛嶋均 オーギカナエ 坂井存
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