アートトレーディングカードゲーム EXHIBIT PARTY 解説
これは64種のカードから似た趣旨の作品を集め、得点の高い展覧会を開くのを競うゲームです。
基本的にはトランプゲームのセブン・ブリッジを応用したものですが、役の作り方、点数のつけ方などがやや違っています.
使うカード EXHIBIT PARTYカード1セット64枚
人数 2人から4人ぐらい.
カ一ドの点数 左上に表示されている数字、
もちろん役のないカードは0点です.
EXHIBIT PARTY独特の用語を説明しておきます.
キュレイター ゲームプレイヤー自身です.
制作 カードの山から一枚カードを引くこと.
企画 トランプでいう役のこと.同−のかべがみ、あるいはキーワードのカードを2枚以上集める.
展示 企画の出来たカードを表にして出すこと.
売却 手元のいらないカードを捨て山に捨てること.
購入 他のキュレイターの売却したカードをとること.
閉館 手札のカードを展示し1枚売却し手札が無くなった状態.
カードの配り方
親はカードをよく切って、全員に7枚ずつカードを配ります.残ったカードは裏返し、山札
として場に置きます.
遊び方(読むのが大変なので、とばしていいです)
カードを2枚以上使って、同−のかべがみか、カード右上の同一キーワードの企画を作っ
ていきます.※(キーワード<肖像>のカードは例外としてどのカードにも1枚からつけることが出来ます.)
まず最初のキュレーターが山札から1枚取り(制作)ます.そしていらないカードを1枚、
表むきに場に捨て(売却)ます.
左隣の人は、先のキュレーターが捨てたカードが企面を作るのに必要だと思ったら、「購
入」と言って取り、自分の手札とあわせて、表向きにして自分の前に展示し.このあと、手
札から不要なカードを−枚、場に重ねて売却します.
例えば、手札にBISCATが2枚あるときに、売却としてBISCATが出たら、3枚の企画に
なるのでBISCATをとり、手札の2枚とあわせて3枚を自分の前に展示します.(展示は2枚
から何枚でもよいのです.キーワードか、かべがみ、どちらか片方あえば企面ができ展示に
なります.)
売却されたカードを取らない場合は、山札から1枚制作し、手札の1枚を売却します.
その次の人も同様にして、前の人の売却札を取るかどうか決めます.
売却カードの購入が出来るのは順番に関係無く、誰でも「購入」と言ってそのカードを取
ることが出来ます.そしてゲームは購入した次の人から再開されます.
売却札からではなく、山札から取ったカ一ドで役が出来た場合はそのつど、自分の前に展
示しても、あがりとなってから展示しても、どちらでもかまいません.
※セブン・ブリッジの様に他のプレイヤーの役カードにつけるく付け札>は出来ません.そ
の上、自分が一度展示したカードにもつけることができません.
こうして、手札の役を全部展示し閉館したキュレーターがいたら、あとひとまわりだけゲー
ムを続け1ゲーム終了です.
ただしあとのキュレーターで展示に参加できなかったカードは何枚残ろうと重ねて売却し
ます.このとき次のキュレーターに、よいカードを購入されないように、役の出来にくいカー
ドを一番上に置いて売却した方がよいでしょう.
閉館するときは必ず捨て札を1枚売却して、閉館します.(途中展示したために手札が1枚
になり売却できなくなればそれまでです.気をつけてください)
展示したカードの左上の得点の合計が一番高い人が勝ちです.
1999年制作
200部限定生産 定価2.500円
肖像カードにシリアルナンバー入り。