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頭の原形を水粘土で作ります。 石膏で型を取ります。 FRP(ポリエステルガラス繊維強化プラスティック)を張り込みます。 胴体部分は発泡スティロールで大まかな形を作ります。 |
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ワイヤーブラシで少しだけ小さめに形を整えます。 削りカスが静電気で服に着きまくり、なかなか取れなくなり、イライラします。 唯一取る方法は、霧吹きで服を濡らしてからエアーコンプレッサーのエアーでスチロールを飛ばします。 コンプレッサーが無ければ出来ませんが、、 |
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着きにくいけれども、発泡スチロールの上から水粘土をかぶせ、地道にヘラで成形します。 胸の部分は、肺の代わりなのでエラをイメージしています。 ウロコは一枚ずつ、やはり地道に成形、気が遠くなります。 |
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石膏で型を取り FRPを張り込みます、いたって伝統的なやり方。 FRPをはっている写真が無いのは、企業秘密なのでは無く、単にあまりに作業が大変すぎて写真を撮っている余裕が無いのです、いや本当。 写真ではいきなり飛んでますが、一番重要な部分です、そして一番生命の危険を伴う部分でもあります。 |
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左の色がグレーなのはサーフェイサー、つまり溶きパテ、つまり目止め材、プライマー?の色がグレーだからです。 下地に発色が良い様に白を塗装してから薄い色の順にエアブラシでのせていきます。 |
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色をのせた後、パール色を薄くかぶせ、最後にウレタンクリアーで艶を出して完成です。 |
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パーツはハナカマキリと入れ替えれる様にバラバラになります。 ジョイント部分はマネキンのジョイントと全く同じ物を使用、胸ヒレの部分だけはプラモデル用の一番大きなポリキャップを使用しています。 だいたい制作に1ヶ月かかりました。 |