Sevilla 〜 セヴィリヤ 2日目
夜遅くに食べたせいか、おなかが重い。
しかし、コンチネンタルな朝食が準備されていたので、
ついつい普通に食べてしまう。

そしてふんだんにおいてある、フルーツ(主にスイカやメロンだ)を
摂りビタミンを補給する。

朝食の場所も非常に奇麗で、見事なタイルの模様や
青空が直接見えるので、心地よい。

セビリヤ二日目だが、今日は移動してコルドバに向かうので
午前中は観光だ。

ホテルから歩いて、カテドラルなどの中心街に歩いていけるが、
時間短縮と暑さよけのため、車で移動し、中心近くの駐車場へ停めた。

アルカサル庭園を通り抜け、旧タバコ工場を左に見ながら、
アルカサルやカテドラルの方向へ向かう。

すでにかなり暑い。

早くもシエスタ(昼休み、昼寝の意)か、、、。


お土産物屋さんが、並ぶ道を抜けながら、
カテドラルとヒラルダの塔がぱっと眼前に現れた。

ちょっと感動。

写真ではこじんまりしているようですが、
ガイドブックによると塔は97mの高さで、
先端には1300kgの銅像が設置されていて、
風で回転するそうだ。

セヴィリヤ名物
魚のフライ。ガイドブックによると、魚のフライがセヴィリヤの名物とのこと、
観光客ですし、日本人ですから、注文しないわけにはいきますまい。
表面はあっさり塩味、コロモもそれほど厚くなく、好感が持てます。

タラコのようなもののフライ。
小さいタコのフライ、ワカサギのような魚のフライ。
大きい魚はマス系のようだったが。

非常に美味しかった。若干量が多かった。
胸焼けしないか、嫁さんが心配していたが、なんともなかった。
レモンをかけて食べるとどんどん進む。(ビールも)

この店も何の気なしに入ったが、最終日に、もう一度入ってしまった。
ほろ酔い?気分で街を散歩し、アルカサルへ入る。
イスラムの宮殿だ。

宮殿と庭園が華麗で見事。


イスラムの芸術。

壁の模様は、すべて石を細かく奇麗に彫刻し、こまかな模様を
しっかり彫りこんでいる。

写真で、緻密な彫刻を伝えられないのが残念ですね。

そして宮殿の中は非常に涼しい。

外の暑さがうそのようです。

この地方は、キリスト教とイスラム教が互いに征服したりされたり、
都度、イスラムの建物に作り変えたり、キリスト教の建物に作り変えたり
して権威を表現していたそうです。


旅した街の宮殿で何度も見たイスラムの中庭。
中央に長四角の池があり、カッチリとした作り。

アラビアンナイトのような雰囲気。

斜めの角度から見るこの庭園は、構図もさることながら、
規則的かつ左右対称の美が存在している。。。
(などと、評論家風に論じたくなる)
 宮殿内の噴水と、池。
池のなかには、魚がたくさんおよいでいるし、
カモも浮かんでいるし、木々と水、花、空の調和は、
絵葉書のよう。

写真はここで、結婚式を挙げている二人。

大きなビデオを持った人や、カメラマンが二人を撮影していた。
上の写真の下の池はこんな感じです。

かなり暑い時間なはずだが、この水の周りは非常に
過ごしやすかった。(直接太陽を浴びれば、涼しさは無効となるが)

そうこうしているうちに、セヴィリアをあとにして、一路コルドバへ向かう。
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