Sevilla 〜 セヴィリヤ
ドイツの自宅からHahn空港まで自家用車で1時間40分。飛行機で2時間50分で
スペイン南部のセヴィリヤ空港に到着する。
肌寒いドイツとは打って変わって、灼熱の国!

さっそく、予約してあったHertzレンタカーのカウンターに行き、車の手続きをする。
久しぶりにHertzを使ったが、カウンターの対応速度が遅い!
前の客も、割り込んで入ってきたくせに更にトラブルを持ち込んだようで
長蛇の列ができた。

こちらの予約はバッチリだったようで、通常の手続き後、無事車をゲットできた。
今回はベンツの新車。保険はあるにしても、ラテンの国で新車は、、、めちゃ
緊張するじゃないですか!!

空港からセヴィリヤの中心までは車で20分くらい。
毎回愛用しているポータブルカーナビのTomTomでホテルそばの
駐車場をセットし、街へ向かう。
スペインはラテンの国なので、街中の運転などちょっと、
かまえて運転していたが、意外に普通でした。
イタリアのナポリとシチリアのパレルモを運転したときは、右左から
追い抜かれるは、スクーターが飛び出すは、人も多く、兎に角慣れるまで
苦労したが、セヴィリヤは運転しやすい。
と、考えながら駐車場に近づいたが、一度通り越すと、一方通行で目的地に
戻るのに非常に苦労する。(これはどこも同じか、、)
時間がもったいないので、同じくらいの近さの別の駐車場へ停める。

しかし、くるくる回ったので、現在位置とホテルの関係がわからなくなってしまった。
ポータブルのナビを使用して、現在地とホテルのナビを開始し、無事ホテルに到着。

とにかく暑いので、ホテルでしばし休憩し、昼食=BAR(バル)を求めて、
ホテルを出発した。

Lissarranというバルを見つけ、スペイン初挑戦の興奮と感動を胸に秘めながら
さっそく注文。このお店はカウンターに様々なTAPASが陳列されており、それを
客が自由にとっていき、串の数で最後に会計する方式だった。

もちろん一皿ごとのメニューもあるので、軽食からがっちり食べたい人まで
満足できる。旅が終わって省みると、この店の食事は非常においしく、
旅レストランランキングでもかなり上位のクラスでした。

ここでビールを3杯飲んでしまった。
暑さと旨さで、ビールがドイツ以上に進む国だ。

イタリアとはまた違う種類の美味しさ!あっさり系もあり日本人の口にも
ばっちり合う。
ガレシア風タコ
テーブルの敷物の写真をみて旨そうだったので、注文。
あっさりのジャガイモの上にタコがふんだんに乗せてあり、
パプリカパウダーやハーブが添えられている。

これはドイツに住んでいて魚介から離れていると、ほっとする味。
後日、別の店で再度注文してしまった。
オリーブオイルの料理も多いが、オイルを使わないあっさり味も
多いのがイタリアとの違いか?
ソースに凝るフランスと素材を活かすイタリア、スペインも素材を
活かす系の料理が目にとまる。
ほろ酔い?気分で街を散歩し、駅そばのショッピングモールへ。
しかし、店舗数も限られていて、微妙な規模。
これなら繁華街に位置するデパート(El Corte Ingles)の方が断然、楽しい。

地下のスーパーマーケットや2階の映画館など、地元民向けか。

自販機で水を買い、水分補給しながら、一路川沿いへ向かう。
この橋は、歩行者天国になっていました。
ちなみに夜の7時50分でこの明るさ。暑さはほどほどになり、
ときおり涼しい風が吹く。川沿いのレストランやバルにも人々が
入り始める。

夜8時〜8時半から開始のレストランが非常に多い。
バルで早めに食べることは可能だが、
昼間暑い→14時か15時に食事
 →18時〜19時ではおなかがすかない
  →20時〜21時の食事となる

という循環で、3歳の娘も含めて、みんな夜型になってしまった。


黄金の塔
カテドラル(大聖堂)と並んで、セヴィリヤでの観光スポット。
対岸から眺めたこの風景で、ようやく21時半。

初日のセヴィリヤの夜が暮れていく。
ガスパッチョ
スペインの定番、冷たいスープ・ガスパッチョ。やはり観光客なので
定番は抑えねばなりますまい。

店によって中身が異なりますが、冷たくて気持ちいい。
この川沿いのレストラン、ガイドブックにも掲載されている。

ビールはCurzcampoというスペインのビール。日本人好みの
味と個人的には思う。アルハンブラやドン・ミゲルだったか、
いくつかのビールがあるので、おおいに挑戦して欲しい。
パエリヤ
やはりスペインといえばパエリヤ(パエジャが正しいのか?)
一度ならず、スペインに来たら何度かは試したいものだ。
芯があり、歯ごたえもよい。魚介パエリヤを注文したので、
もちろん魚介も豊富だ。

左上にちらっと見えているのは、エビの塩ボイル。エビ好きの
娘がよう食べた。

スペインでいう米は、日本の米の扱いではなく、
ごった煮しているジャガイモの扱いだとか。
夜のセヴィリヤ
10時を越えて、かなり涼しくなり散歩にもってこいになった。
多くの人々がウインドウショッピングやおしゃべりに繰り出している。

カテドラル近辺の広場は、明るく、時折警察も巡回しているので
一つ路地などに入らなければ、そこそこ問題はない。

そうしてのんびり、ホテルへ戻り初日のセビリアが過ぎていった。

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