昨日、チェックイン時にホテルのフロントで、アルハンブラ宮殿のツアーと、フラメンコのツアーに参加してはどうかと、チラシを、
もらった。部屋に荷物を置いてから、考えて、街中からアルハンブラ宮殿まではそこそこ距離もあるし、参加することにした。
フラメンコは、即決せずに検討することにした。
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朝、ホテルのロビーにツアーの人が迎えにきて、マイクロバスでいくつかの
ホテルを巡回しながら、一路アルハンブラ宮殿に向かった。
チケットを受け取り、4回このチケットをチェックされるから、
失くさないようにしてくださいと、注意があった。
駐車場から、小道を歩きながら、アルハンブラ宮殿の敷地に入る。
写真はカルロス5世宮殿。この下は空洞と水になっていて、
音響が非常によいとのこと。
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カルロス5世宮殿を見学し終わると、ナスル朝宮殿だが、
ここでチケットチェックが必要ということで、列ができていた。
ガイドによると、毎日8000人がこの宮殿を訪れるとのこと。
体力温存のため、ダークサイドで待機。
遠くに見える、山々や景色は、何とも美しい。
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グラナダとは、ザクロの意味とのことで、この街のシンボルである
ザクロの文様が床に作られていた。
街で売っている絵皿の多くには、このザクロが描かれている。
この地方ではその昔からザクロがたくさんとれたのかなぁ、
など、はるか昔に築かれた床をみて、物思いにふけった。
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さて、宮殿内を見学する。
イスラム文化の壁の彫刻が見事。
ローマの遺跡などにある丸みを帯びた立体や人体を彫刻しているのではなく
細かい線画の線以外の部分を深く削り、線画の線のみを残しているような
芸術。
ぱっと見ると、木の板を削って、版画にでもできそうな感じだ。
写真はメスアール宮。
写真には写ってないが、手前に小さな噴水がある。
御多分に漏れず、我が娘は彫刻より水に吸い寄せられていった。
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そして、ここにもイスラム様式の庭園。
ガイドブックによると、アラヤネスの中庭とのこと。
中央に長四角の池。両サイドに手入れされた緑の木々。
これは、写真スポットの順番待ち中に一歩手前で撮った写真。
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入口、出口、壁、天井、いたるところの石が細かく彫刻されている。
確かに、キリスト教風ではないし、独特な雰囲気をかもし出している。
上の部分は、下の部分より前面に浮き出ているので、
もし同じ厚みの石版を彫刻していたとするなら、、かなりの量を
彫刻したということだろう、、、。
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庭園は、上から見ることを計算されつくしているような
美しい構図ばかりだ。
この暑い国で、ちゃんと木々に水を与えきれているのか不思議だ。
後半のロンダのホテルの庭師は、1時間以上、広い庭の
草木に水を与えていたので、そこより広いここは、
膨大な量の水がいるのではないだろうか、、、。
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宮殿内の庭に葡萄がなっていた。
スペインも太陽の国。いいワインが飲めそうだが、
そういえばワインは2回くらいしか注文しなかったな、、。
コルドバで飲んだ少し甘いワインだったが、
おいしかった。 |
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いよいよアルハンブラ宮殿めぐりも、最後に近づいてきた。
イスラムの彫刻も見慣れてきて、庭の構図の特徴も
なんとなく頭に入ったころに、ツアーが終わる。
ガイドのお姉さんは、スペイン美人とでもいうのか
にこやかな対応と、スペイン語っぽい英語で
色々説明してくれたが、娘がちょろちょろしたり、疲れてたりするので、
後半は、ほとんど集中して説明を聞くことができなかった。。。。
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アルハンブラ宮殿からグラナダの街を一望する。 |
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バスでアルハンブラ宮殿から市内まで戻ってきた。
昨日行っていた通り、アラブ街に行ってエキゾチックな
料理をたべようと、SULTANというモロッコ料理系の店に入る。
生ビールがないのが、たまに傷かと思ったが、
十分冷えているし、ビンでもおいしい。
アルコール度の少し高い、アルハンブラ RESERVAという
ビールにも挑戦した。ちょっとだけ濃い飲み口。
普通のアルハンブラの方が飲みやすいことは飲みやすい。 |
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ライスと鶏肉の料理、サフランで色付けだったか。
オリーブオイルに疲れた胃には、この香辛料が効いた
料理はホッとするものだ。
この料理の前に、ARABEという名がつけられたサラダを
注文したが、きゅうりやピーマンが細かく切ってあり、
もちろん味は付いているが、ドレッシングがかかっているような
感じではなく、シャキシャキと素材の味を楽しめた。
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タジン
モロッコ料理のタジンに挑戦。
この日は魚介のタジンを注文した。
初挑戦だったので、このスープがタジンなのか、
この芋の調理方法がタジンなのか、まだよくわからない。
鶏肉のタジン、魚のタジンなど種類があることから、
香辛料つきのスープでの煮込み料理のことか?
味は、日本人好みといって差し支えないのではないか、、、。
(個人的見解)
カレーでもないし、普通のスープでもない。
ビールやサラダが自然と進む料理だ。 |
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Sultanの店の風景。
アラビアンコーヒーを待っている時間に
ちょっと撮影してみた。 |
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ほどよく酔っ払いながら、
アルカイセリア(アラブ街)を再び散策する。。。。
本当に色鮮やかな品物が並んでいた。
写真右上には、フラメンコの衣装。
熱い陽射しを避けるための、布が店と店の間に
取り付けられている。
暑い地方の知恵といったところか。
カスタネットやご当地マグネット、ギターに、電電太鼓風の楽器など、
何屋さんかわからない店もいくつか。 |
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アルハンブラ宮殿散策と同じく、ホテルで予約していた、
夜のアルバイシン市街ツアーとフラメンコショーに参加した。
グラナダが陥落したときに、アラブ人が最後まで抵抗した地域だ。
そこから眺める夜のアルハンブラ宮殿。
フラメンコショーの前に1時間もアルバイシンを歩いて観光するツアーだったので、
フラメンコのタブラオ(フラメンコを踊る場所)に到着するころには、
若干の眠気と疲れが襲ってきた。 |
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ようやく、本日最後、かつメインイベントに到着。
山道を車で走って10数分。
到着したところは、人ごみでいっぱい。
40人くらいはいれるであろう白い壁の洞窟が、二つ。
すでに中は客とフラメンコの熱気でいっぱい。
コルドバのステージ式とは違い、客の目の前で
フラメンコを踊るので、臨場感はたっぷりだ。
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30分くらい待っただろうか、客の入れ替えが始まり、
左側の洞窟に案内された。
すでに11時を越えていた。
なんとか、娘も起きているという状況。 |
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フラメンコが始まると、更に熱気むんむんだが、クーラーが
回っているので、暑くて見てられない、、、ということはない。
客の鼻先で踊る、フラメンコの特徴の足のリズム音が
響く。
一人ずつ踊り手が、たて長の洞窟を踊り続ける。
床は、板のようなものが貼られていたが、足が織り成す
リズムで削れていた。
コルドバに比べて、踊り手の体格ががっしりしていて、
顔立ちもかなり違った。
スタイルもよく奇麗どころをそろえていたコルドバにくらべ、
外見だけ見たら、太めで個性的な顔立ちの人々。
しかし、歌や合いの手をいれながら踊る迫力は
なかなかのもの。重量感抜群の、フラメンコだった。
そして観客間近かでの臨場感。
どちらがいいとは、言いがたく、コルドバもグラナダも
よかった。
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最初は、4人がひとりずつ踊り、休憩を入れて別の4人組みと
入れ替わり再び、同じように踊り続ける。
この休憩時に、注文した飲み物がやってきた。
サングリア2つとオレンジジュースを頼んだが、
サングリア1つとオレンジジュースしかこなかった。
しかし娘はすでに爆睡なので、私がオレンジジュースを飲んだ。
目の前でカスタネットやフラメンコ靴での大音響が
演じられているが、娘はまったく起きることがなかった。
ちなみにコルドバでは3番目くらいまで見ていた。
グラナダでも3番目くらいまで見ていた。
それでもフラメンコを見て、そこそこ印象的だったのか、
ドイツ帰国後も、カチカチ踊る物まねをしたりしている。
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グラナダでの最後のフラメンコのシーン。
この踊りの前に、一般客が誘われていた。
幸い私の膝には眠りこけた娘がいたので、
隣のカップルの女性がセレクトされた。
(この人もけっこう上手だった)
すでに12時40分を越え、1時にようやく終了した。
その後、ホテル名を言って、バスに乗り込み、
ホテル前の広場で降り、ホテルに戻った。
かなり長く充実したグラナダの一日だった。 |
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