Granada 〜 グラナダ
コルドバからグラナダまでは2時間40分くらい。グラナダまでの道は特に問題なく、スムーズに到着。
しかし、ホテルが中心街のため、若干の渋滞と、一方通行の嵐で、ようやくホテルそばの駐車場の道路を
進んでいると、満車!

次に近い駐車場に入ったが、ものすごく狭く、通路の真ん中にコンクリートの柱などがあり、ハンドルを切り替えしても、切り替えしても
無理。入れやすいところは、車が入っており、時間の無駄と判断、違う駐車場に行くことにした。
イタリアやフランスの狭い駐車場には慣れていたはずだが、グラナダは今までで一番狭かった!(恐るべしグラナダ)

そうこうしているうちに、ホテルそばの駐車場に空きマーク。ここもかなり狭く、場所探しで、駐車場を一周するが、
いくつかのコーナーは切り返しが必要という狭さ!ベンツだけど、そんなに大きくないし、結構小回りきく車だったんですけどね、、、、。

ぎりぎりのスペースに新車を当てないように、慎重に駐車し、私は助手席のドアから脱出し、無事ホテルにチェックインすることができた。
グラナダについてから、駐車場関連で1時間以上を費やしてしまった。

気を取り直して、街に繰り出す。ホテルの前の通りは歩行者天国で
感じのよいバル(BAR)が立ち並ぶ。
玄人好み(勝手な思い込み)の雰囲気の店に入り、冷たいビールと
TAPASを注文する。
おいしい!

カウンターに並んでいる魚介を指で指して、「これがいい」と
ウエイターに伝えると、
フライかオイルか聞かれた。
今回はガーリックオイルにした。
もう、どうにも止まらないくらいガーリックオイル漬けのエビが美味しかった。
娘も嫁も私も止まらない。パンにも漬して食べまくる。

ビールを3杯飲んでしまった。

16時を過ぎて、暑さが若干ましになるかと思いきや、まだまだ。
散歩をしながら、アルカイセリアというアラブ街へ繰り出し、
そのまま、カルデレリア・ヌエバ通りへ抜け、もう一つのアラブ街を散策した。
喉が渇いたので、アラブの喫茶店テテリアでテーを飲む。

道の左右に広がるお店には、アラブの衣装、お香、エキゾチックな
飾り物、水タバコの容器、扇子、カバンやバックがたくさん。
まがい物ブランド街のような金銭目的の胡散臭さはなく、みんな
お客にしつこく言い寄ってこない。
店に入っても、挨拶はにこやかにしてくるが、近寄ってこないので、
気が楽で、逆に何も買わずに出ると恐縮してしまいそう。

オリーブオイルの料理に疲れた胃には、香辛料の効いた
アラブやモロッコの料理が非常に魅力的に感じる。

今日は大人しく帰るが、明日は、モロッコ料理を食べようか、
と話しながら、アラブ街を戻り始める。



カテドラル(大聖堂)の付近に戻り、再びアルカイセリアを
散策。先ほど通ったところは、一部で、実は奥にもっと
たくさんのアラブのお店が立ち並んでいた。

なんだか、昔いった夏祭りの屋台のような、素朴で
※夏祭りの屋台のイメージ=なんだか役にたたなそうだけど、
面白そうで、とにかくたくさんカラフルな商品があるというイメージ。

明日もまた来ようと、決め、ホテルの通りに戻る。
ホテルの斜め向かいの店。
ここもいい感じ。。あっさりしたサラダと、
キノコの炒め物や、エビ(ほとんど娘が食べた)など
美味しい。どこのバルも味がしっかりしていてよい!
暑さとビールと、店の雰囲気と、路上で奏でられる音楽が
より一層、食事を楽しいものにするからだろう。

←「あ〜なんてツいてない一日だったんだ、、、」
←「何いってんの、明日があるじゃない!
 さあ、ビールでものんで!」
とかいう勝手な会話が聞こえてきそうだ。

ちなみにグラナダはアルハンブラというビールが多い。
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