イースター島への道

私がイースター島に出発するまでに行った準備を綴っていきます。

今回の旅のルール

一人旅である
チリ本土に行く
人々とふれあう

  1. 情報収集の方法
    やはり、最初は旅行の本を購入して状況を把握することがオーソドックスな方法でしょう。そしてインターネットでの収集。あとは自分の足で旅行会社の掲示板やパスポートセンターなどを地道に調べることでしょう。
     色々な種類の本が出版されてますが、私は定番の「地球の歩き方 アルゼンチン・チリ」で大筋を調べました。
  2. イースター島への行き方
     島への道は大きく2通り。日本から南米への直行便はないので、北米を経由してチリ本土のサンチャゴから島に渡る方法。もう一つはタヒチのパペーテを経由して渡る方法です。基本はこの2通りで、あとは航空会社や経由地の違いによって種類が増えていきます。サンチャゴを経由した方が便数が多く融通がききますが、どちらを選ぶかは個人のスケジュールとの相談でしょう。
  3. 旅行の種類、旅行会社の選択
     自分がどのような旅をしたいのかによるので一概には言えません。私の場合は最初にツアーを探しました。
     しかし、島へのツアーは選択肢が少なかったです。島を重点的に周りたい人はやはり
    個人旅行で行くことをオススメします。学生の頃は時間もかなり融通がきき自由に行けましたが、社会人になって3年もすると、航空券の安い時期に一人でバ〜ンと休みを取ることもなかなか・・・っていう感じになります。で、ついついパックツアーに流れそうになりますが、なかなかとれない貴重な休みだからこそ時間に追われず自由に旅をしようと思いました。

     旅行会社は、大手か中小か?ということでしょうか。これは好みや安心感など様々な要素が考えられます。それぞれの会社に得意分野や独自の調達ルートが存在するらしく自分の足で旅行会社を周ることが大切です。航空ルートや前年の同時期の料金など2,3質問して判断しました。

     個人的には、何もなければ大手でも中小でも基本的には問題ないと思います。ただ、今回の旅はちょっとトラブルがありまして、何か重大なトラブルがあった場合にすばやく対応するために、現地(旅先)の旅行会社(もしくは現地に支店がある会社)を使うのが有効だと痛感しました。特に時差が大きいところでは現地の昼が日本の夜中なので連絡の取りようがないわけです。

  4. 航空会社の選択
     イースター島往復はサンチャゴ、パペーテどちらもLanChile航空独占です。これが格安航空券でも約US900$とかなりの割高感です。周遊券などもっと安い方法もあると聞きましたが、今回は旅行会社にお任せだったのでこうなりました。
     今回の旅の原則に「チリ本土に行くこと」ということがあったので、北米を経由していくことにしました。
     アメリカン航空(AA)、ユナイテッド航空(UA)、ヴァリグブラジル航空(RG)、ヴァスピ航空(VP)などしのぎを削っています。料金を聞いたらAAが一番安く、次に2万プラスでVP、6万プラスでUAでした。(もちろん、細かい条件や時期で前後するでしょうけど)

  5. 旅行の時期
     イースター島は6月〜9月が雨季(5月からという説もある)となるので、観光にはちょっとつらいとのこと。実際、今回の旅でも夕方雨が降りましたが結構激しく「これが毎日降ったら観光しにくいな〜」というのが正直な感想です。
     学生はともかく社会人は正月ゴールデンウイークに限定されてしまいますね。
  6. パスポート、その他の確認
     パスポートの期限は10ヶ月ほどありましたが、ついでなので更新してきました。パスポートセンターで一般旅券発給申請書を記入して、住民票写し(本籍地入り)1通、写真(縦4.5cm×横3.5cm)1枚、官製はがき(未使用)1枚、有効旅券を提出すれば約1週間で発券されます。(申請時、念のため印鑑も持っていきましょう)

     現地でレンタカーを借りるなら国際免許証が必要です。普通免許パスポート写真(縦5cm×横4cm)1枚、印鑑手数料2700円をもって運転免許センターに行き申請する。その場ですぐ交付してくれます。有効期限は1年。

  7. 海外危険情報の確認
     やはり旅先の治安は気になるもの。定番は外務省の海外安全情報FAXサービスでしょう。一覧情報は約1月おきに更新されます。定期的に受信して情報を集めましょう。
     あとは、旅行会社の掲示板に旅行者の生の声が掲載されているので、時折チェックして情報をGetしましょう。

     でも、これは釣り情報のようなもので、「先週はそこで釣れました」という感じなので、今週はどうかは分かりません。ここに載っていないからと言って安心しきらないように。

     旅先ではいつ何が起こるか分かりません。自分だけが頼りなので、十分気を付けていきましょう。

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