*北京便利情報*
【買い物編】
買い物用語の基礎知識
shuai3
「用」の字にヒゲを付けたような字。「振り回す」「投げる」「振り切る」という意味。「処分価格」というような意味で店頭に掲げられている。「他被女朋友
了」というと「彼は振られた」という意味になる。
折zhe2
〜掛けという意味。「9折」なら「1割引」、「7折」なら「3割引」。
書籍
専門書などが揃うのは、王府井付近の書店。あるいは大学周辺の書店。
外文書店(wai4 wen2 shu1 dian4)
王府井(wang2 fu3 jing3)の「新東安市場」向かい。
日本語教師は一見の価値あり。教科書・辞書・聴解テキスト&テープ・「ヤンさん(阿楊在日本)」のテキストなど、かなりの品揃え。ただし、テキストは1階、テープは2階に売っているので、両方揃っているか確かめないと危ない。
医療系も一見の価値あり。4階や5階に看護本コーナーや医学書があった。その近くには農業書のコーナーもあった。ただし、基本的に中文。
2階か3階には美術書や服飾の本も売っている。日本の本も少しあった。
*アクセス* 21世紀飯店前「安家楼(an1 jia1 lou2)」から813のバスに乗り、「米市大街(mi3 shi4 da4 jie1)」で下車。徒歩10分くらい。バス代は4元。
710で「八王墳(ba1 wang2 fen2)」か「大北窯(da4 bei3 yao2)」、または402で大北窯へ行って地下鉄に乗り換えて王府井という手もある。ちょっと面倒だけど時間は大差ないし、合計3元で行けるので813より安い。八王墳や大北窯から1、4、57などのバス(どれが王府井に停まるかはちゃんと調べてないので、乗る前にバス停で確認して下さい)で行けば、さらに安い(合計2元)。413か418で「東直門(dong1 zhi2 men2)」へ行って、106で米市大街でも合計2元。
新華書店北京医薬健康書店
東単北大街の協和医科大学向かい。
医学書が充実。各地の医大周辺にも医学書店があるが、「北の協和大学」と言われるだけに、協和大周辺はかなりの充実度らしい。北京にしかないシリーズもあったので、輸送費がかかっても北京での購入がお勧め。
*アクセス* 21世紀飯店前の安家楼から813のバスに乗り「東単(dong1 dan1)」で下車。バス代は4元。東直門へ行って106、八王墳や大北窯から1、4、57などのバスか地下鉄でも可。
三聯書店(san1 lian2 shu1 dian4)
美術館の近くにある。2階に美術書コーナーがある。
「東四(dong1 si4)」まで813で3元。そこから歩くのが一番単純な行き方。
美術館周辺にも美術書専門の書店が並んでいる。
美術館へは東四から歩くのが一番単純。813で「東大橋(dong1 da4 qiao2)」まで(2元)、あるいは402で「呼家楼(fu1 jia1 lou2)」まで(1元)、または710で「紅廟(hong2 miao4)」まで(1元)行って、美術館を通る路線に乗り換えてもいいかもしれない。たぶん101が紅廟発、呼家楼、東大橋経由で美術館を通っていると思う。
中国図書進出口総公司
一般書籍中心なので専門書は期待できないが、日本の本をいろいろ売っている。雑誌は日本の大手コンビニをしのぐ品揃え。「小学X年生」というような学年誌も売っていた。マンガの単行本もいろいろ売っているくせに、何で日本語版の「ドラえもん」が無いんだ。
売値は日本での販売価格の1.5倍くらい。
外見は本屋に見えない建物だが、一応看板が出ている。
813で「朝陽医院(chao2 yang2 yi1 yuan4)」下車(2元)。
燕沙の最上階
割と大きい。専門書はたぶん無いが、地図や絵葉書を買うなら十分。
エスカレーターでは行けず、エレベーターか階段で行くしかない。
西単の巨大本屋
地下鉄の西単駅を出ると目の前。天安門前を通る長安街(北側)に面した大きなビルが、丸ごと本屋である。
結構専門的な本も売っている。神保町の三省堂みたいなものか。
農大書店
特に大きな本屋ではないが、農業大学の門前にあるだけに、農業系の本の品揃えでは他を寄せ付けない。
都の西北にあるので、東北寄りにある21世紀飯店や発展大厦からはかなり遠い。
三環路を循環している300系統などで「農科院」か「人民大学」まで行き、2階建ての「特6」に乗るか、「933」「362」などに乗り、「農大」で下車。
スポーツ用品
どこまで専門性に耐えられるのかは不明。
王府井のスポーツ専門のデパート
水泳隊員曰く「競泳用のきちんとしたゴーグルがない!」。
でも、北京国安(2000年4月現在低迷中のサッカーチーム)のグッズ類はいろいろあった。
813に乗り、米市大街から歩く。王府井の北の方にあるので地下鉄や長安街を通るバスからは遠い。
東単のスポーツ専門店
野球隊員曰く「バットとグローブは別々の店でそれぞれ見つかったが、ボールが無い!」。
813に乗るなどして、東単まで。
電化製品
燕沙商城(ルフトハンザ)
小は電池から大はテレビ等まで売っている。高級品中心で値段は高い。
外国資本ゆえか、変圧器の品揃えは一番だったと思う。
王府井のデパート
電気釜やアイロンからパソコンまで売っている。カメラもある。
813に乗り、米市大街または東単から歩く。その他、外文書店に同じ。
藍島
これまた大きなデパート。たいていの物は揃うと思う。
813に乗り、東大橋下車。東大橋へは呼家楼や紅廟で一度乗り換えて行く手もあるが、めんどくさいだけで値段は同じ。時間もかかる。
コンピューター街
人民大学の回りに、パソコンや周辺機器を扱う店が集まっている。
三環路を循環する300などで人民大学へ。
パソコンビル
小さな店がギッシリ入っている。それぞれがソフトを売っていたり本体を売っていたり部品を売っていたりする。プリンターなどの周辺機器、プリンターのインクやフロッピーディスクなどの消耗品も揃う。その気になれば、ここで部品を買い集めて自分でパソコンを組み上げることもできると思うが、それを任地にどうやって運ぶかが問題だ。
東大橋下車。藍島デパートの西隣。
衣類
王府井のデパートなどでもいろいろ売っている。冬季に東北地方に派遣される隊員は北京である程度防寒体制を整えて行った方が無難。
秀水市場
建国門近くの秀水街。日本大使館(本館)が近いのかな。
外国人観光客に人気の市場。ブランド品の偽物がほとんどで、値段の交渉は店の言い値の3分の1かららしい。バックパックなどのアウトドアグッズも扱っている。
安家楼から413か418で終点の東直門まで。地下鉄に乗り換えて「建国門(jian4 guo2 men2)」。
402で「大北窯(da4 bei3 yao2)」か「郎家園(lang2 jia1 yuan2)」、710で「八王墳(ba1 wang2 fen2)」か郎家園か大北窯へ行き(1元)、4などに乗り換えて「永安里(yong3 an1 li3)」。
または、大北窯か八王墳で地下鉄に乗り換えるのも可。
三里屯(san1 li3 tun2)
これまた外国人向けの街。
直接行けるバス路線はないので、歩いて行っても良い。亮馬橋路を三環路との交差点を過ぎて直進し、華都飯店と京城大厦の間を左折して南へ向かう。
402で三環路を少し南下して「農展館(nong2 zhan3 guan3)」辺りまで行けば割と近いと思う。
時計・装飾品・骨董品
北京では琉璃廠の骨董市場が有名だが、紅橋市場の方が断然安い。しかし、中国に来たばかりの今、骨董を買ってどうするというのだろう。
紅橋市場
天壇公園近くの3階建ての建物。1階では、腕時計などの偽物ブランドを売っている。Baby-G=20元、ロレックス=120元など。
3階は淡水パール市場と、骨董市場になっている。
813で東単まで行き、そこから700番台のバスで「磁器口(ci2 qi4 kou3)」下車。
あちこちのデパート
燕沙(ルフトハンザ)でも王府井のデパートでも藍島でも、時計などは売っている。特に燕沙は外国人のおみやげ用なのか、中国の工芸品なども多い。
北海公園の北
前海の周りにも骨董品屋が多少集まっている。しかしここは、骨董品屋より麻雀をする人がたくさん集まっている。象棋を指す人も多かった。
東直門から107に乗るなどして、北海北門(後門)で下車。
日用品
スーパーや市場でいろいろ売っている。
洗濯ロープ
洗濯物は部屋に干すことになるので、長めの物がよい。日本から持ってこなくても、市場で長い紐を買えばよい。21世紀飯店敷地内の宿舎では、吸盤付の洗濯ロープは使えない。
絵葉書
地方の任地へ行くと、なかなかいい絵葉書が手に入らない。北京では、ホテルや大きな書店(燕沙とか)などできれいな絵葉書セットを売っているので、任地へ行ってから葉書を書こうと思っている人は、ちょっと高めでも北京での購入をお勧め。
ヘアーキャッチ
洗面台や浴室内の排水溝に置く塩化ビニール製の小さな穴がボコボコ開いた物。排水溝に栓が無いので、中国に来てからもコンタクトをする人には流失防止のために重要だと思う。元々は髪の毛やゴミが、排水管に流れるのを防ぐための物。日本から持ってくるのがベストだが(そんなこと今さら言われたってねぇ)、北京で見かけたら購入をお勧め(遼寧省瀋陽市には売っている)。
ひっつきむし(商品名)主に日本語教師隊員の方へ。
黒板に磁石が付かない学校がほとんどなので、絵カードなどを貼るのに便利。ちなみに東急ハンズで200円。
北京で類似商品を見かけたら、あれば便利商品だと思って欲しい(練り消しを持ってきたが、チョークの粉で付かなかった)。
セロテープのカッター
地元に売っているのはとても切りにくいので、きちんと切れる台か、ステンレスのセロテープカッターがあると便利(中国で売っているテープは、小さいサイズの物が多い)。
日本食品
地方では手に入らないこともあるので、必要ならば北京での購入がお勧め。高いけど、地方に行ったからといって安くなる物ではないし。
燕沙
地下食品売場に「ほんだし」「みりん」などがあるが、かなり高い。
秀水市場の隣にあるスーパー
カレールーなど売っていたが、小箱で35元、大箱で約50元と、やはり高い。
賽特購物中心
元ヤオハンらしい。地下に日本食品も多く置いてあるらしい。
秀水市場近く、建国門外大街の南側。
オマケ
北京マンガ・アニメ
外文書店
3階だったかに美術書のコーナーがある。その中に「画集」という棚がある。その棚に陳列されているのは、大部分が日本のマンガ・アニメ・ゲームなどの原画集や設定画集である。確かに画集には違いないが、日本ではまず「画集」の扱いは受けないぞ。
中国図書進出口総公司
扱っている日本の雑誌や書籍の中には、マンガ雑誌やマンガの単行本も多く含まれる。アニメ雑誌もあったと思う。
単行本では、ビッグコミックスなどの青年マンガが多かった気がする(成年マンガは当然無い)。
コロコロコミックや学年誌が置いてあるのに「ドラえもん」の単行本が無かったのが不思議だ。
竜裔元創
アニメイトをうんと縮小して6畳分くらいの大きさにしたような、とっても小さなアニメショップ。下敷きとかポスターとかを売っていた。
街をうろついているときに看板に「漫画」と書いてあったのを見て、思わず入ってみた。
地下鉄環状線で安定門へ行き、そこから安定門内大街を南下。「成賢街」と掲げた門のある道を左へ入ってすぐ。この道をそのまま東へ進むと、首都博物館もある。
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