No.8
アメリカ大統領選挙
スーパーチューズデーも終わり、アメリカ大統領選挙は、半年以上の長い行程を更に一歩先に進んだ。
民主、共和の両党とも、トップ・ランナーは、クリントンとトランプの両氏に集約されつつあるかに見える。
アメリカ大統領選挙に対しては、国内では無論のこと、海外でも注目度が高い。
NPRは、上海や北京の住民からのコメントを載せている。
中国人の特性と言うべきか、トランプ氏の受けが、結構悪くない。
「面白いじゃないか」式の受止めであろう。
一方、クリントン氏に対しては、国務長官時代、
南シナ海に軍艦を出動させたことを覚えていて、悪く言う人がいた。
南隣の国メキシコでは、トランプ氏の「壁」発言が利いている。
大統領以下、色々な人が発言している。同じ悪口を言うのでも、
ある人は正面から怒り、貶し、別の人は、滑稽話にすり替え、
更に別の人は、吊るし人形にして「バカにする」と言った具合である。
肝心のアメリカでは、今回の選挙戦は、前例のない、「みっともないこと」が多く、
ショックを受けた人が多いとして、
「どのようにして、カナダへの入国を可能にするか」というタイトルの
ウェブサイトへのアクセスが1500倍に増えた、とNPRが伝えている。
2016年3月4日