簡単に紹介したいと思います。(本人も簡単なことしか分からないというのもあります。)

特殊相対性理論の中では、光の早さに近づくと
ビルは歪んで見え、物体は進行方向に縮み普通では
見えない側面が見える、近づく色は青く遠ざかるにつれ
赤い色になっていく(光のドップラー効果)、時間が遅れる。

進行方向に縮み、普通では見えない側面が見える。

アインシュタインの十六歳の時にみた夢は・・・・

紙飛行機に乗って、空を飛んで光を追いかけている。その速度が少しずつ速くなりやがて
光の早さに近づいていく。その夢の時は光の早さがゆっくりになったのですが、
目を覚まして直感的にそれは違うと思ったという。

アカデミーオリンピア」で十六歳の時の夢のことを話したアインシュタインは、光を光の早さで
追いかけると光は止まってしまうのか?という疑問を投げかけた。
ガリレイの相対性原理では速度を足したり引いたり出来るが、光はどうでしょう?
光は波なので、振動数0の波はあり得ない!!
でも、波として伝わるには電磁波を伝える何かがなくてはいけない。
たとえば、音が伝わるには空気などが必要なように、光にはエーテルが必要と、当時の科学者は
考えていました。

エーテルそれは、波が伝わるには常にある物質、物質的な媒質が存在しなければならない。
との考えから19世紀の科学者は電磁波の伝播をエーテルと名付けた。
それは、全空間に拡がっていているのだから宇宙に固定され動かない唯一のものと考えられる。
しかし、科学者はエーテルの存在は証明できなかった。

アインシュタインはエーテルの存在を疑い、光は特別な物として考え、光速度不変を前提に思考を
変えた。エーテルの風、ちょっと上手く説明出来ませんが、その時代にはあたりまえのような存在
だったようです。
光速度不変を絶対にすると、時間の問題も出てきました。

ロケットの話。宇宙空間の中で、あなたは時速8,000キロメートルの速度で進んでいるとします。
後ろからあなたの乗ったロケットより時速1,600キロメートル速く追い越していきます。
地球に対してあなたは8,000km/hで進んでいるのですから後ろから来たロケットは
地球に対して、9,600km/hで進んでいることがわかりますよね。
しかし、あなたが完全に制止していてもう一つのロケットが1,600km/hで動いているとしてもよい
相手が止まっていて、あなたのロケットが1,600km/hで地球にバックしているとしてもよい。
速度をはかる動かぬ物がなければどちらが動いているのかわからない。
すべての運動は、相対的なものである。絶対運動は扱うことはできないのです。
エーテルが宇宙において動かない唯一のものであるとそれまでの科学者は言ってきました。
絶対運動です。しかしロケットの話からもわかるように我々が発見できるのは相対運動だけなので
エーテルは発見できないのです。
これで、アインシュタインはエーテルの存在を否定しました。
その結果、特殊相対性理論はエーテルを考えなくてもいいし、用いることもしなくていい。

光速度不変は光速は観測者にたいし、常に一定とした。
普段自分たちで知ることができる速度では、下の絵のように実験が出来る。

光も同じように速度を足したり引いたり出来るのでしょうか?

アカデミーオリンピアメンバー  コントラット ハビヒト
                   モーリス ソロビーヌ
                   アルバート アインシュタイン
                   後にアインシュタインの最初の妻となる人
                                    の四人。


光速は         秒速約30万キロメートルの早さ。     

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猿でも・・・

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