 |
■Freeze Factor / Chil
久しぶりの全面的なプロデュース作品となった、フリー
ズ・ファクターというグループの1989年のアルバム。
フィリップ・フィールズとエド・ムーアも参加。
サウンド的にはヒップ・ホップ中心。
|
 |
■Sue Ann / Blue Velvet
《ラヴ・ダイズ・ハード》1曲をプロデュース。曲調は、
エムトゥーメがアーバン・セクシー路線の際にもっとも
得意とするスローなテンポの曲。
フィールズ、ムーア、タワサも参加。
|
 |
■Tease / I Can't Stand In The Rain
エムトゥーメのプロデュースするヒップ・ホップ風の
エレクトロ・ファンク・ビートにのせて、ゴスペル風の
カッコいいヴォーカルとコーラスが聴けるティーズの
12インチ・シングル。
|
 |
■kiara / To Change And/Or Make A Difference
ルーズ・エンズ、レジーナ・ベルのプロデューサーの
ニック・マーティネリがメインでプロデュースした、
R&Bヴォーカル・デュオのキアラのアルバムで、
《キャンディ・リップス》1曲をプロデュース。
|
 |
■Bar-Kays / Animal
《ストップ!ルック・ホワット・ユーア・ミッシング》、
《リーヴィング・ユー》など3曲をエムトゥーメが担当
したバーケイズのアルバム。スライ・ストーンとの共同
プロデュース《ジャスト・ライク・ア・ティーター・ト
ゥーター》は聴きもの。
|
90年代に入ると、エムトゥーメのプロデュースもめっきりと減る。ブラック・パンサーが
題材にした「パンサー」や、ベトナム戦争末期の黒人男女を題材にした「ジェーソンズ・
リリック」など、映画のオリジナル・サウンド・トラック・アルバムで、ときどき名前を
みかける程度なっていく。しかし、TVドラマ「ニュー・ヨーク・アンダーカヴァー」で
は、久しぶりにメインで音楽を担当。そのサウンド・トラック・アルバムで、ヒップ・ホ
ップの女王メアリー・J・ブライジによるアレサ・フランクリンの《(ユー・メイク・ミ
ー・フィール・ライク・ア)ナチュラル・ウーマン》のカヴァーのプロデュースをしたこ
と(または、ブライジのレコード会社の設立者のDr.ジキルことアンドレ・ハレルとの
共演)がきっかけとなったのか、そのままブライジの3枚目のアルバム『シェア・マイ・
ワールド』にも1曲だけプロデューサーおよびミュージシャンとして参加している。