いつの間にか、すっかり暑くなってきた今日この頃ですね。梅雨も近づいてきているよう ですが、素晴らしい音楽を聴いてうっとうしさを吹き飛ばしましょう。 さて皆さんは仕事から帰ってきたあとなどに、ゆっくりとリラックスして聴くのはどんな 音楽ですか?。現在の私がそのようなときに聴きたいのは、結論を先に言ってしまえばボ ブ・ディランしかいません。ビートルズではノってしまうし、ビーチボーイズではウキウ キしてしまい、ジミ・ヘンではちょっとうるさ過ぎます。ならばジャズではというと、秋 と冬はいいのですが、このような季節にはなんか今ひとつあいません。というわけで、デ ィランの深い深い歌声を聴きたくなります。ショットグラスで水割りを飲みながら聴くデ ィランは、もう最高ですね。そんなときに良く聴くアルバムを、何枚かあげてみましょう。 ◆アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン このアルバムは、最初から最後までの流れがいいですね。聴いていると、歌声が心に染み 入ってくるようです。 ◆ロイヤル・アルバート・ホール 2枚組で、エレクトリックサイドとアコースティックサイドに分かれています。鬼気迫る エレクトリックサイドも凄いのですが、アコースティックサイドの《フォース・タイム・ アラウンド》や《ミスター・タンブリン・マン》が最高です。 ◆ブラッド・オン・ザ・トラックス(血の轍) 名曲オンパレードのアルバムです。《運命のひとひねり》など、最高の曲が目白押しです。 ◆武道館 意外にもファンには不評らしいこのアルバム。このアルバムでは《風に吹かれて》がいい ですね。オリジナルレコーディングより好きです。 ◆インフィデル スライ&ロビーの強力なリズムにのって弾きまくる、マーク・ノップラーとミック・テイ ラーの素晴らしいギター。《スィートハート・ライク・ユー》の絡みは最高ですカヴァー してみたので、下のCDイメージをクリックして聴いてみてください。 これらのアルバムは録音年代もバラバラだしバックの編成もまちまちですが、ディランの ヴォーカルが深い感情表現となって迫ってきます。 いつか何曲かをピックアップして、アコースティックな編成でカヴァー・アルバムを作っ てみたいと思っています(何曲かは既に選曲済みなのです)。楽しみにしていてください ね。