Fresenius社製4008Sのモニタリング機能について

 本装置は、生理的透析をコンセプトととしています。また、モニタリング機能として循環血液量モニタ(Blood Volume Monitor : BVM)、血液温度モニタBTM(Blood Temperature Monitor : BTM)を搭載することが可能です。これらのモニタリング機能は、透析治療中において装置内制御機構にフィードバックされ、各患者の生理反応に合わせて治療(除水速度、透析液温度)を自動制御し、治療中の様々な合併症を防止することが可能であるといわれております。 また、4008Sに内蔵されたNaプロファイル機能、除水プロファイル機能を利用し、各治療法における循環動態の変化を解析することで、各患者に合わせた治療法の確立を目指しています。 写真1に4008Sの外観を示します。

坂上貴光  sakaue@kc.twmu.ac.jp

 

 

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