更新日:1997年6月10日、 更新内容:近況 、 アンカ位置と引き手の位置
貴方は番目のアクセスです('96.10.5から)

特別催しアンカ時の引き手 の位置はグルーピングに影響する。
  リンク先・
アンカ位置と引き手の位置。1997.6.10
特別催し三つ目 的 では、的によってグルーピングがずれる。
  リンク先・インドアでの三つ目的対策。1997.4.29
特別催しレストの位置がグルーピングに与える影響を調べた。
  リンク先・レストの高さと左右位置の影響1997.1.2
特別催し:千代田区ア協会の友人達が米国で、ロングボウ作りと3Dターゲットを楽しんだ。
  リンク先・自作弓で3D1996.10.16
 はじめに:アーチェリの弓の一種であるコンパウンドボウは他の弓に較べて、高得点を得ることが容易であり また弓を引く力も少なくて済みます。アーチェリを生涯の友と願っている初心者にとって、 練習量を多くとれない社会人にとって、私のような年配者にとっても適した弓と考えています。
 一方私たちの回りではベテラン級の人々が高得点を狙って切磋琢磨と言う状況です。その方々に 教えを願うのも気兼ねをしてしまいます。幸い私の所属する千代田区アーチェリ協会にも、初心者 に手ほどきをして下さる方々がいらっしゃるので私も少しずつですが点も良くなり、弓の楽しみ も増して来ました。

 私が教わったこと、気が付いたことをこのホームページに紹介してゆきます。 これからコンパウンドを始めようとする人々や始めたばかりの人々に少しでも役立てばとも 思っております。また諸兄のご指導を頂ければ幸せに存じます。


コンパウンドボウの専門知識については
雨宮氏主宰Conjunto Quetzalcoatl Compouned Bow Club
や大畑氏主宰のHome Pageを参照下さい。
目次 ご意見をお待ちしておりますE-mail:bk7h-stu@asahi-net.or.jp


近況報告

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自己紹介

1940年生まれの電子関係の技術者。25年前に3年程銀座ヤマハアーチェリレンジで基礎練習を受け たが改装の理由で休場となって以来足が遠のく。最近は海外営業を担当する
1995年6月NIftyserve FBUDO を通じて、勤務地に近い千代田区総合体育館にアーチェリ場が有ることを知り、千代田アーチェリクラブに入会。週2回のターゲット練習、月1回のフィールドへ参加。
10月にコンパウンドに手を出したところ射る心地良さを感じ転向を決意。1996年1月弓を購入、その後矢、リリーサ、スタビライザなど買い足し現在に至る。公開競技歴97年東京インドア。身長160cm体重60kg毎日10,000歩弱を歩く程度の運動を続けている。

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アーチェリの面白さ

体や頭のリフレッシュができ楽しいスポーツである。
体育館内で、またフィールドに出かけて、練習や小競技会に参加している。ちょっと汗ばむ程度の運動量でサラリーマンには適量である。練習に応じ点が高くなり、一方体の力バランスが崩れると点も悪くなり名人になるには奥が深いとつくづく思わされる。
 一方、18才の女子高校生から60才のベテラン迄の幅広い年齢層、コンピュータ技術者、自営業者、またフリータ、専業主婦など各種の職種の人々と出会える。またアーチェリに関する初歩的な会話、チューニングに関する専門的な話題、またインタネットやMacintosh、Windowsなどの特殊な話題も弾む。練習後の世代を超えた話し合い(一杯やっか)、年に2回の1泊合宿も楽しい。
 
加賀美牧場でのフィールド合宿   1996.10.15追記
写真提供:千代田ア:富田
8月23日夕刻千代田体育館に集合し石和近郊の合宿所に出向く。
24日は3-4人でチームを組 み1.5ラウンド回る、夕刻石和温泉まで遠征、夕飯は焼き肉パーティ、夜は焼酎やカクテルを飲み  ながらおしゃべり。
25日は0.5ラウンド回った後50-90mのターゲットや3D、ベアボウに して風船割を楽しむ。中食後帰路。
参加者男性8人、若い女性9人。楽しい集いでした。
私は技術系の人の異業種交流会である赤羽会に入っています。96年10月の例会のテーマが「ストレス解消法、良い人間関係の作り方」でしたので アーチェリ仲間達とストレス解消と題して発表をしました。よろしければ訪ねて下さい。(97.1追記)

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コンパウンドボウを選んだ理由

95年10月になり自分用の弓を持ちたくなり千代田アーチェリの会員に相談した。年をとっても フィールドを中心に楽しみを続けたい、また通常の練習量は週に2回ほぼ3時間程度、通常の体力 で継続でき、的にはそこそこに当たってくれるものは何かとの問い合わせに対する回答はコンパウ ンドボウであった。しかも出来るだけ早い時期に移行せよとのことであった。
なお、弓には各種の弓がある。
コンパウンドボウは難しいと思えたが、弓を貸してくれる人がおり、周りにこの弓の初心者もいた ので引き始めた。途中1か月間練習が出来なかった期間が有ったが直ぐにも復帰できたのでコンパウ ンドボウで続けられると気付き購入に踏み切った。

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弓具の選定

千代田アーチェリの会員であり、友人となった雨宮さんgn2k-ammy@asahi-net.or.jp(またはwascarさん )にお願いし、選んでもらいました。なお私の使用目的がフィールドと言うことから 10mでもサイトが使えるように、ピープホールの位置を決定しました。

私の弓具は次の様なもので1996年1月から徐々に買い足して来ました

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コンパウンドの射方 基礎の基礎

1.スタンス

矢の飛んで行く方向に対して平行に立つパラレルスタンスと、 下半身を的側に少し向けたオープンスタンスが 有ります。オープンスタンスだと押し手が動かし易く、エイミングに入った時弓の位置を 修正し易いと聞いています。周囲のベテランにもオープンスタンスの人が多く見られます。私も これに倣いました。
当初パラレルから45度程オープンにしたスタンスでした。ゴム紐を引くイメージトレーニングを していたら浅い15度の方が押し手の位置が自然なことがわかりました。そこで96年7月から 15度程オープンにしたスタンスに変更しました。なお引き手も楽に後ろに引けることがわかりました。
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2.グリップ

弓を持つ手を弓手あるいは押し手と言い、弓を掴む所また掴み方をグリップと言います。 矢を射った瞬間に弓に不用意な動きを与えないように掴むことが矢を的に集中させるポイントです。

2.1グリップ部の工夫

通常グリップ部分は金属でできています。そのため手の平に汗をかきやすい私の場合は弓の持ち方が 安定せず握り直しをすることも度々ありました。そこでグリップ部に皮を両面テープで張り付けました。 その結果ドローに入る迄の時間が短くなり、同じ様な持ち方が自然にできるようになりました。

2.2弓の握り方

次の様な方法があります。
(1)5本の指でしっかり掴む
(2)中指、薬指と手掌部で掴み親指と人さし指は弓に軽く触れるだけ
(3)親指と人指し指の付け根から手首にかかる部分をグリップにあてるが掴まない
身近なベテランの中には(3)で10点の人も多いですが、一般的には(2)が良いと言う人が多い様 です。なお私の場合は、30mで的を狙い、(2)で9-10点、(3)では7点以上、(1)で7点以上でした。

KFD03723@Niftyserve.or.jp 岩ヒバリさんがNiftyserveのFBUDOに "グリップを、ただ弓を押すのではなく、親指と人差し指でピボットを挟み込む様にして 的に押込むようにすると、左右のばら付きも少なくなってきました。"と書いていますが参考に なります。
初心者の方は、引く力が弱い弓を使います。その場合(1)で始め、徐々に(2)に移っていく のが良いようです。また弓が強くなってくるとどうしても(3)の握り方になります。('97.6追記)

2.3矢の蛇行とグリップ

96年6月になって矢が蛇行していることが指摘されました。夢の島アーチェリー場に出かけ明る いところで矢飛びを見ながら、引き手の高さ、引き付け方、グリップなど色々見直しをしました。 グリップがきつかったことが原因と判明しました。いつの間にか、かたく握るようになっていたた めででした。

2.4力の受け方

弓を十分に引いた時に、その力を手の平のどの場所で受けるかであたりに違いが出ます。
(1)親指の付け根の手掌部骨の部分で受ける
(2)手掌部で受ける
(3)親指と人差し指の間の皮肉の部分で受ける
弓により、また人により違いが有ります。私の場合は、30mで的を狙い、(1)で9点以上、 (2)で8点以上でした。なおgn2k-ammy@asahi-net.or.jp/‾さんは(3)だと伺いました。また弓が強くなってくるとどうしても(3)の握り方になります。('97.6追記)

2.5押し手の腕の曲げ方

次の方法があります。個人差が多いようです。
 (1)少し曲げる。
 (2)真直ぐ延ばす。
リカーブボウで鍛えられてからコンポウンドボウに転向された方には(2)が多く見られますが、 私の場合はリリース直後に腕が左に振れてしまうので(2)では6-10点になります。なお(1)では 8-10点になりました。初心者には(1)が良いと思っています。
(1)を実現するために矢を弓に番えた後、弓手を肘関節部で20度ほど曲げたまま持ち上げてから 矢を引き込み、エイミングに入る前に弓手を延ばして行き、伸びきる3cm程手前で止める様にし ています。これでリリースをすると直後に弓が前方に少し進みます。

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3.引き手とドロー

 矢を引く手を引き手と言い、矢を引くことをドローといいます。ドローは矢を安定に放つ為に大事な 動きです。

3.1 ドローの仕方

 セットアップ時点では的上部にサイトピンを合わせドローしてきます。徐々に金的に一致させます。

3.2 引き手の手甲の位置

 弓を"常に一定の位置まで引いている"ことを自分で納得する意味で手甲を顔の一部につけるのは良い 方法と思っています。
  (1)耳たぶに小指をつける。
  (2)顎骨に中指をつける。
  (3)首筋に人さし指をつける。
などありますが自分に適した位置を決めることが必要です。

3.3 引き手の腕の位置

 射った矢のまとまり(グルーピング)を良くするためには大事な項目です。解説ページ
アンカ位置と引き手の位置を設けていますので参照してください。(97年6月追記)
(1)矢を引き込んだ時に、腕を引き付ける様にと言われます。即ち腕の関節を出来るだけきつく曲げろと言うことです。力こぶができるのが分かります。
(2)また、関節の位置は矢の延長線上もしくはそれより2,3cm程高い位置になるように弓を引いてくる様にしています。矢、手のひら、二の腕がほぼ直線になるはずです。リリース直後の引き手が弾みで後ろに下がることでも確認できます。
 これにより、リリース時に弦(ストリング)を右(外)に弾く事がなくなり横へのばらつきが減ります。矢が真直ぐに飛ぶのが分かります。

3.4 呼吸方法

  取り掛けの段階で息を吐ききり、セットアップ動作をしながら 半分位吸い込み下腹部に意識を集中させ、息を大きく吸いながらドローイング、アンカに入った ところで息を止め、下腹部に意識を集中し鼻から息をそっと抜きながらエイミングし、トリガが かかるのを待ちます。
 なおこれとは逆に矢を番えたら息を吸い込み、ドローの間息を吐き続けると肩が上がらずに済むの でエイミングに入った時に押し手と引き手の位置修正がしやすいので良いと言う意見もあります。 肩を上げない効果があることは分かりましたがエイミングが長くなると息苦しくなり散漫になって しまいます。周囲の人々に聞くとむしろ息を止めている人が多いようです。
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4.アンカリング、エイミングそしてリリース

'96.9.29改訂
 矢を引きこんだ後、一時的に弦を顔にあてて矢の位置を固定し(アンカリング)、サイトを的に向けて狙いをつけ(エイミング)、そして矢を放ち(リリース)ます。

4.1アンカリング

 弦に付けたピープホールを通してが的が見えるように弦の高さ位置をあわせます。また口端に弦を合わせることにより弦の左右位置を一定にします。顔の向きは変えないようにします。なお口端より10-20mm余計に引いているベテランも多くいらっしゃいます。常に一定位置にアンカーリングできれば問題ありません。
 この後、リリーサのトリガに軽く指をかけておきます。
 一時、矢が的の赤5時方向に集まるようになったことがありました。通常時に較べ余計に矢を引いていたことが原因でした。余計に引けばノックの位置が高くなるので、矢はゴールドの下に向けて発射されるからでしょう。

4.2エイミング

 ピープホール、サイトピンを通してゴールドを狙います(エイミング)。
この間、弓手は的へ向けて押し続け、引き手は後ろへ引き続けます(フルドロー)。

4.3 リリーサの起動(初級)

  私は紐掛け式のBK HUNTERを使っているのでトリガを押すのは親指です。ただし親指で押そうとすると弦が揺れるのでしょうか、矢が左右にばらつきます。先輩達は肘に意識を集中して手の平を絞り込めなさいと言います。私はこれが現在分かりませんので親指をトリガにかけ、ゆっくりと小指を締めていく方法で起動しています。('96.June)

4.3 肘への意識集中

 フルドローに入り引き手の肘へ意識を集中すると自然にリリーサを絞り込むので引き手の位置が変動しないので良いと言われます。私にはまだ分かりませんが。

4.4ドローレングスの安定化

これまでは顔向けをずらさないように引き込み後、引き手の甲位置でアンカ位置やドローレングス(矢の引き代)を一定にしたつもりでしたが上記4.1の様に変化してしまうことを体験しました。コンパウンドボウは弓を引く力が引き代とともに変化します。引く力が急に強くなる引きの位置即ち壁のところが初心者にとってはわかりやすいので、そこ迄引くように最近はしています。('96.July)

4.5ターゲットパニック

  
症状診断治療法
ドローを終え、エイミングに入った瞬間にリリースしてしまう状況に合宿で陥いった。 千代田の体育館ではドローの後半でリリースしてしまう状態。
で、行方不明や破損で矢を 3本無くす。
病名:ターゲットパニック。
主原因はリリーサのトリガの意識的プッシュ。エイミングがずれないうちにシュートしようと 焦り、的の中心にエイミングがついた瞬間に身体が反応するようになったためとのこと。
診断:千代田ア協会の諸先輩
心掛け:ドローポジションに到達したらエイミングの精度を上げながら、 トリガに指を添え、あとはひたすらテンションを維持し待つだけ。
治療:リリースしにくいスタニスラウスキ型リリーサを使い「ひたすら」を心掛ける。 押し手が振れたり息が苦しくなり射るのを止めてしまうことも多かったがサイトが的の赤丸内で の振れで収まっていることを知り非力な私でも押し手が安定していると安心。以降暴発も減少。 B K HUNTERリリーサに戻す。ただしこれまでの小指を締めるというリリースを止め、 テンションを維持しリリースされるのを待つ努力。
雨宮氏からの助言
◎呼吸は腹式で
取り掛けの段階で息を吐ききり、セットアップ動作をしながら 半分位吸い込み下腹部に意識を集中させ、息を大きく吸いながらドローイング、アンカに入った ところで息を止め、下腹部に意識を集中し鼻から息をそっと抜きながらエイミング、トリガ。
私もパニックになっている時はこの呼吸方法が乱れている。体育館の空気が薄いように感じた。
◎的センタとサイトピンを一致させたままドローを
セットアップ時に的の上にサイトをつけてからドローし、それからエイミングをつけるタイプの 人がパニックに陥りやすい。後輩がこの現象になった時は、セットアップ時点から的センタと サイトピンを一致させそれを維持したままドローするように指導している。
私もこの例。上にサイトを合わせておき、ゆっくりと弓手を降ろしてくるとゴールドにあわせ やすいと聞きこれを始めたが、ゆっくりと降ろすことがままならなかったことが原因。
◎ゴムチューブを利用したイメージシューティング役立つ
呼吸方法の習得にも良い
1996.10.15追記
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5. その他

5.1弓具の手入れ

 矢が的の5時赤にずれて集まるようになったことがありました。弓の張力ポンド数が変化していないか確認したらと言われましたが、測定していなかったので確認できませんでした。
 ストリングハイトを測定するT型の定規にTillar heightなどを印をつけて点検図を作成しました。'96.9.29改訂

5.2 明るいところでシューティングを

 屋外ですと矢の飛び方を見ることができます。リリースの良否を見るには最適です。

5.3イメージトレーニングの奨め

 以上の訓練は弓矢を使わないでも練習ができます。
外径8mm、内径6mm長さ1mのウレタンゴムチューブを購入し両端を結び輪にします。 弓を持つ要領で弓手でこの輪を持ち、リリーサを輪に掛け、矢を引きリリースをします。 チューブを引いた時の強さは、弓を引いた強さより少し弱めにします。この状態で練習を続けます。 リリースした時弓手が左右に振れない事、手甲が動かないまたは首筋後ろに移動することを鏡を見て 確認をします。この練習をイメージトレーニングと称します。 ゴムの強さはリリーサになれてきたら弱いものに切り替え、姿勢の訓練に切り替えて行くのが良いで しょう。
なお筋力を強くするための練習はダンベルなどを使うなど別の方法で行えば良いと思います。
以上

主改訂歴 96/ 8/11:近況(アンカ位置ずれと対策)
     96/ 9/29:フィールド合宿、ターゲットパニック、リリース
     96/10/15:特別企画 ロングボウを自作し3Dターゲットを楽しんだ
     97/ 1/2:ストリングやロープの交換などで6000円、引き尺24.5に減少
          レストの位置がグルーピングに与える影響報告
     97/ 4/29:三つ目的対策、引き尺24、ウエイト38に変更
     97/ 6/10:アンカ位置と引き手の位置
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