おやじの陸上競技場

最終更新日は、2002年01月20日 です。



 

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陸上競技の観戦は野球やサッカーの観戦とは異なり競技場の中では走、跳、投の三種類の種目が同時に行なわれます。慣れないと全てを中途半端に観戦するだけだ終わってします可能性があります。そこで初心者向けの観戦術を実際に埼玉県で開催される競技場に当てはめて伝授いたします。

■その1 競技会の日程と会場の確認は

 埼玉県で開催される主要競技会は、上尾運動公園陸上競技場と鴻巣市営陸上競技場のどちらかで開催されます。両競技場には駐車場はありますが競技会の規模によっては駐車場を利用できなくなることがありますので公共交通機関を利用するのが一番良いと思います。競技日程は、競技日程のページで確認をすることができますが競技種目に関しては長距離種目だけや投てき種目だけなどがあります。もしも、競技種目を確認するのであれば陸協事務局へ問い合わせていただければ良いかと思います。

▼ 競技場の地図はこちらで確認できます ▼

    

■その2 観戦時の持ち物は

 観戦する競技会が決まれば次は持ち物です。陸上競技の場合ほとんどが1日中行なわれます。運動会のように昼食時間などの休憩時間はありません。競技の途中でコンビニに弁当を買いに行くこともできますが弁当を買いに行っている間に好記録が出ないとも限りません。最良はお弁当持参してバックスタンドの芝生席で観戦するのも楽しいのではないでしょうか、もしコンビニ弁当と決めた方は事前に購入して来場するのが賢明だと思います。両競技場とも近くに(競技場近辺のコンビには地図に掲載しています)コンビニはありますが、朝から選手たちが買い込んで品薄の状態になります。また競技場には飲み物の自動販売機があるだけで売店はありません。

 

筆記用具(記録記入に慣れるまでは鉛筆・消しゴム)

ビニールシート(芝生席を利用できる)

双眼鏡

ストップウォッチ(ディジタル式腕時計(1/10秒計測可)で十分)

日焼け止めクリーム

 

 ビニールシートは芝生席で観戦するときに重宝します。埼玉の両競技場ともメインスタンドは午後からの日差しはとても強くなります、そこで重宝するのがこのビニールシートです。両競技場とのバックスタンドは芝生席で午後からは外周の木々の陰になりメインスタンドでの観戦より快適に観戦できます。特に鴻巣競技場の場合にはメインスタンドの上部に屋根がありませんので雨具も念のために持参されてはいかがでしょうか。 陸上競技の場合1日中外にいるわけですから紫外線の量も半端ではありませんぜひ日焼け止めクリームも持参して紫外線予防をした方が良いでしょう。

■その3 入場券はどこで買えばいいの

 観戦するをには特別に入場券だとか整理券はありません入場料は無料です。自由に出入りができます、観戦場所はスタンドや芝生席で自由に観戦できます。 自分が興味がある種目が行われる場所の傍(スタンド内で)で観戦できます。もっと競技を楽しく見るためにプログラム(陸上通はプロと言う)を購入してスケジュールや出場選手の記録等を把握できればおもしろさが倍増です。競技場内で今何の競技が行なわれているかやラウンド(予選/準決勝/決勝)を確認するためにも必要です。 プログラムの価格は500円から1000円程度で競技場正面入り口付近で販売しています。

 各競技が終了するとチャイムが鳴り『プログラム○○ページをお開き下さい。ただいま行われました○○○の結果を発表します。 1着○△君タイム□▽秒×○・・・・』と場内アナウンスされます。 プロにアナウンスにあわせて記録を書いて見るのも楽しいと思います(場内アナウンスは記録が書ける程度の速さでアナウンスされます)。 もしも書けなくても心配は要りません正面スタンド下に記録が掲示されます。場所は各チームのマネージャーが記録を書き写しているのですぐに分かるはずです。

■その4 競技のどんなところを見れば楽しいの

 

短距離

中距離

長距離

跳 躍

投てき

100m・200m・400m・100mH・110mH・400mH・4×100mR・4×400mR

800m・1500m

3000m・5000m・10000m・3000mSC

走幅跳・三段跳・走高跳・棒高跳

砲丸投・円盤投・やり投・ハンマー投(ハンマー投げは鴻巣では行ないません)

スピード感抜群の競技ですが各選手が『位置について』の合図でスターティングブロックに足を掛けて『用意』から号砲までの静寂と緊張感は観衆に漂ってきます。その静からスタートダッシュの動に変わる醍醐味を味あうことができます 陸上競技の格闘技として海外では非常に人気がある種目です。スタート直後のポジション争いとラスト200m辺りからのスパート合戦はまさに格闘技に値すると思います。時にはスパイクで傷を負い脛から血を流す選手がいたりします 他のトラック競技と比べスピード感は感じられませんが先頭集団のレースの駆け引きが楽しめます。1周毎にラップを取るとよく分かります。途中でスピードを上げて集団の選手が少しづつ少なくなって行きます。 距離を競う2種目と高さを競う2種目距離を競う種目では、いかに遠くへ跳ぶかの醍醐味、一方高さを競う方ではバーの高さ。特にバックスタンド前で行なわれる棒高跳びは特に高さを体感できるのではないでしょうか 円盤投・ハンマー投は第2コーナーのピットで行なわれます。巨漢が多い投てき選手から放される円盤ややりが空中を放物線を描いて跳んで行くアンマッチ差も楽しいものです。各選手が自分の投てき順までの間に集中する方法も見てみましょう。

スピード感を見るのであれば正面スタンドの中央付近結果が気になる人はゴール付近がべスポジ

第3コーナー付近がベスポジ。スタート後のポジション取りとラスト200mからの争いが楽しめます

第3コーナー付近。1周ごとのラップが確認できますし障害の水郷の飛び越えもまじかで見れます

棒高跳びはバックスタンド。距離を競う種目は当日の風向きにより決まりますが踏切板の延長線がベスポジ

距離を確認するのであればメインスタンド距離表示も見えて分かりやすい

 

■その5 応援のマナーがあるの

 スタンドからの応援は選手に一番励みになりますので、声援で後押しをしましょう。しかし、スタート前は静寂を保たなくてはいけません。スターターの『位置について』の合図があったら号砲まで応援は慎みましょう。跳躍種目で時には観衆に拍手を求める選手がいます。その時はリズム良く拍手で選手を盛り上げましょう。そのときもトラック競技がスタートの状態ではないかを確認して行いましょう。

 長距離記録会(鴻巣ナイター陸上など)では、トラック内に入って(第5レーン位まで)応援できる競技会があります。選手のまじかに行き声援を送ることができます。選手の足音・息遣い目の前で体感できます。

 大会当日の調整不足等で力を発揮できなかって選手にも暖かい声援で後押しして上げましょう。

 

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