TOP/製作したスピーカーやアンプ/
かなり前の雑誌,たぶんStereoかな。小型スピーカーの製作記事で,不足する低域を補うための簡単なイコライザ?が載っていました。抵抗器とコンデンサを使った回路です。いわゆるハイカットフィルタといっていいのかな。中高域のレベルを下げ,相対的に低域のレベルを上げるというわけです。スピーカーに抵抗器とコイルの並列回路を加えて,同じような役割をさせる方法もありますが,コイルよりコンデンサの方が安く手に入りますし,抵抗器もセメント抵抗器のようなワット数の大きなものも必要ないので手軽です。当時使っていたスピーカーで試したことがあります。確かに低域のレベルは上がりましたが,生気のない音になってしまったことを覚えています。
FE167Eはトーンコントロールでもいい線かなと思いますが,ちょっと遊びで作ってみました。抵抗器とコンデンサは手元にたくさんあるのでいろいろと変えてみた結果,次のような回路がいい感じです。作りながらどうせなら可変できるようにしたらおもしろいだろうと考え,10kの抵抗器を固定5kと可変5kの直列にして,さらに値の違うコンデンサを取り付けてスイッチで切り換えられるようにしてみました。
フルレンジらしさが薄れウーハーっぽい音かなという気もしないでもありませんが,トーンコントロールで調整するよりもフラット感があります。
プリアンプとメインアンプの間に入れる回路なので誰でも使えるというわけではありません。FE167Eは映画のメインスピーカーとして使っているのでAVアンプにつながっています。使っているAVアンプの後面にはショートピンが挿してあり,外すとイコライザなどをプリとメインの間に入れられるようになっています。今回はそこに取り付けてみました。
抵抗器の数値はプリアンプの出力インピーダンス,メインアンプの入力インピーダンスを考慮して決める必要があります。また,メーカーの保証対象外になると思うので自己責任で行う必要があります。(たぶんキロオームレベルなら大丈夫ではないかと思いますが・・・)