獣医師斉藤久美子の自己紹介

 斉藤久美子というありふれた名前を持ったばかりに、今まで同姓同名の人に最低10人は会いました。ホントです。生まれた時には浅香という姓だったのでよかったのですが、斉藤という人と結婚してしまったので、こんなことになってしまいました。

 獣医師となって30年が過ぎ、その間一貫して小動物の診療に携わってきました。ですから、その他のことはなーんにもできなくなってしまったような気がしています。でも、この仕事は自分の意志で選んだのですし、けっこう気にいっていますから、まだしばらくはこの道を進んで行こうと思っています。でも、60才くらいになったら別の仕事がしてみたいとも思っています。

 私はよく独身だと思い込まれることがあります。生活のにおいがしないのかしら? でも多少の主婦業はやっているのです。子供も3人育てました。育てたというよりは、グレもせず育ってくれたのでありがたいと思っています。息子達いわく、おふくろがグレてるから自分がグレるわけにはいかなかっただけのことだそうです。

 この7-8年の間に私のライフワークは‘うさぎの診療’になってきました。今誰かがこのことに真剣に取り組まないと、獣医界におけるこの分野がいつまでたっても未開拓のまま取り残されそうな気がするので、もうしばらく、うさぎさん達のために頑張ります。そうでないとうさぎさん達がかわいそうです。幸い、うさぎの臨床に対して前向きな若い獣医師や獣医学生もかなりいるので、ちょっとだけ頑張れば、あとは彼らがやってくれると思います。

 うさぎ専門病院‘さいとうラビットクリニック’もおかげさまで軌道に乗ってきました。開業当初は獣医師仲間からはほとんど無謀なことをやるとあきれられていましたが、うさぎの飼い主の皆さんのおかげで「斉藤先生の道楽」と言われることもなくなりました。うさぎの健康維持と病気の治療に真剣に取り組む病院であり続けたいと思っています。

 ところで、私のホームグラウンドである斉藤動物病院は、開業20年をむかえました。月日の経つのは速いものですね。多くの飼い主さん達に支えられ、これまでやってこれたものと感謝しています。それからその間に勤務してくれたスタッフ、そして現在もがんばってくれているスタッフにも感謝しています。私の最大の幸せは、いつも人との巡り会いに恵まれていることです。

 基本的に極度に人見知りの激しい性格なので(だから獣医師になったような気もするのですが)、動物には優しくなれても、人には優しくなれないところがあると自己分析しています。ごめんなさい。

 これからも、いっそう頑張って、斉藤動物病院をより充実した動物病院にしていきたいと思います。皆様のご支援をお願いします。

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