- ARTISTNAME:QUEEN + Paul Rodgers
- Vo.-Paul Rodgers
G.Vo.-Brian May
B.-Danny Miranda
Dr.Vo.-Roger Taylor
Key.-Spike Edny
G.-Jamie Moses
- QUEEN名義での'85年の来日公演以来10年ぶりの来日公演。フレディーがあまりにも偉大なボーカリストだったために、今回のバンド名はQUEEN + Paul Rodgersとなっている。ポールがダメではなんではなく、いやむしろリッチーブラックモアが引き入れようとしたほどの実力の持ち主である。QUEENのボーカリストとは認めない人も多いようだが、ポールの実力はそういった人達も含め、よく知らない人達(自分だな)でさえも偉大なボーカリストだと認識しているだろう。
今回チケットを購入したのは、もちろんクイーンは好きなバンドのひとつということが一番。しかしDVDにもなっているフレディーの追悼コンサートの、ボーカルがポールバージョンかなという感じを持っていたことも確か。しかし結果だけを述べるならば、この感情はコンサートが終わる頃には吹き飛んでしまった。多少内容には個人的な不満(ポールの曲が多いとか、ソロ演奏が長いとか、ポールの歌いっプリをもっと聞かせてほしかったなど)があったが、ひとつのバンドとして見事に融合していた。久しぶりでコンサートで感動した。特に感動したところは、「Love of my Life」。ステージ両脇に設置されたモニターにお客さんが涙を流しているところが映し出された。涙が溢れてきた。ブライアンも涙が溢れてきたのか手で目をこすっていた。言語は違っても音楽は世界共通だと実感した瞬間だった。この1曲だけでも行った価値はあった(しかし12,000円はちょとね)。フレディーの映像が映し出されると会場からは拍手が沸き起こった。すごく気持ちがわかる。アンコールのボーン トゥ〜はロジャーとブライアンが花道の前に出てきてアコギで2人で歌った。この歌はフレディーのソロ曲を、QUEENがリメイクしたもので、キムタク主演のドラマ「プライド」で使われていたので、ミーハーな感じがして演らなくても良いなと思っていたのだが、演奏自体良かったし、残ったメンバーの2人が、フデレディーのソロ曲を演っている気持ちを考えるととても感動した。
主要3人のメンバーがお疲れな様子が少し気になった。不満な点は前述したが、ポールのソロ曲のあとロジャーの「I'm In Love With My Car」の頃、眠くなったのには参った。パンフレットはビニール袋付で2,500円、ページ数もかなりある。最近パンフレットに力を入れないバンドが多い中、これは好感が持てる。裏側には日本語で「クイーン」との文字も微笑ましい。
今回一緒に行った人が「今まで行ったコンサートの中で一番会場との一体感があった」と言っていた言葉が印象に残った。
客層はKISSの客層ともダブるが、30〜40歳台が中心だった。終わって会場を出る時にはおばちゃんパワー全開で、危ないと言いつつ、グイグイと人を押しのけてわれ先にと出口へと向かっていた。