カナダとアメリカ -地球の大自然を体感- 1日目



 今回の旅行は少しハードでエクスペンシブ。それでも行ける時に行っておいた方がいいと思い、カナディアンロッキー、さらにベガスに宿泊してグランドキャニオンとその周辺の観光に行ってきた。
 今回も添乗員なし、現地ツアー付きのもの。
 オプショナルツアーとあわせるとかなりの出費となったが、一生の思い出となるものになった。

《日程》
6月
30日(火)
16:00成田‐10:45カルガリー(9:45)
22:00頃:星空観賞と夜景観光(2:00)
「カスケードボンド周辺で星図を手に天然のプラネタリウム観賞とノーケイ山の展望台からバンフの夜景」
7月
1日(水)
早朝モレーン湖散策
キャッスルマウンテン(車窓)〜レイクルイーズ〜クロウフット氷河〜ペイトー湖
「コロンビア大氷原で雪上車にてアサバスカ氷河を観光、昨年オープンのグレシャースカイウォークからの絶景、ボウ湖散策
2日(木)(OP)レイクルイーズとモレーン湖
3日(金)9:00カルガリー-9:29バンクーバー(1:29)
11:25バンクーバー-14:13マッカラン(2:48)
「ラスベガスナイトツアー」
4日(土)(OP)グランドキャニオン・モニュメントバレー
5日(日)(OP)ホースシューベント・アンテロープキャニオン
6日(月)7:30マッカラン-10:10バンクーバー(2:40)
13:40バンクーバー-
7日(火)-15:20成田(9:40)


6月30日
 2年前と同じ16時成田発のエアカナダAC010便。今回は台風の影響もなく定刻に出発。
 離陸後2時間後くらいして食事が提供される。ビーフorチキン。チキンをチョイス。パンとライスの炭水化物のコンボ。
ちなみにビーフはパンのみの模様。

 24時を少しまわった頃、お粥orスクランブルエッグ。お粥をチョイス。今回もパンが付いてきた。
機内食(チキン)
機内食(チキン)
機内食(お粥)
機内食(お粥)
 現地時間10時15分、ほぼ定刻とおりの到着。現在の日本時間は1時15分。ちょうど15時間時間が戻った感じである。

 機内で書いた入国カード、間違えてフランス語の面に書き込んだため、入国審査員のひとことめがフレンチ。
何を言っているか判らない・・・。やはり書き直しておけば良かった。
無事入国するもパスポートにスタンプが押されなかった。もう一度戻って聞いてみる。
「ノープロブレム」
えっ、いいの?忘れたんじゃなかったのか。でも記念にスタンプを押してほしかったので、またまた戻って交渉。
すると対応した係員のところに行けみたいな事を言われて、そこへ向かおうと身体を翻すと、やり取りを聞いていた別の係員が、先ほどのブースからスタンプを取り上げて押してくれた。
あとで合流した現地ガイドさんにこのことを話すと、このいい加減さが良くも悪くもカナダだよと言われた。
AC010
AC010
カルガリー空港
カルガリー空港
 現地ツアーの方と合流。荷物をピックアップ後、他の便で来る客を待つ関係で、2時間程度時間があるという。
あまりお腹が空いてはいなかったが、夕食の時間までだいぶ時間が空いてしまうので、カナダでおなじみのティムホートンで軽く食事をとる。

 カルガリー空港の荷物引取り所は、場所ごとにカナダになじみのあるテーマでデコレーションされているので、色々と見歩き回ってしまった。
ティムホートン
ティムホートン
荷物引取り所
荷物引取り所
 13時少し前に空港を出発。ガイドさんが案内をしてくれてはいるが、心地よい揺れと疲れから、次第に身体が重くなってくるのを感じる。
他の客も口が重たい。ガイドさんもそれを察してか、しばらくお休みなさいのコール。

 しばらく走ると人工物がだんだんと減ってくる。
北海道も真っ青の一直線の道。さらに走ると日本では見られない岩肌があらわな山々。次第にテンションが上がってくる。
直線道路
車窓から(直線道路)
カナダの山々
車窓から(カナダの山々)
 空港から1時間30分程度でバンフに到着。
今回バンフでの宿泊所は「アスペンロッジ」さん。3階建ての素朴な建物である。
ガイドさんと一緒にチェックイン。
と、ここでトラブル発生。詳細は最後に・・・。
バンフ
バンフ
アスペンロッジ
アスペンロッジ
 キーを受取りガイドさんはここまで。
エレベーターを降り建物の外へ出て部屋に行く。どことなくアパート風な感じである。
渡り廊下から下を見るとプールが見える。荷物を置いて一息ついたあと外出。

 ロームバスという市内循環バスに乗り込みサルファーマウンテンに。
ホテル中庭
ホテル中庭
ロームバス
ロームバス
 15分ほどでゴンドラ乗り場に到着。
ゴンドラで頂上まで登るのだが83.9カナダドルと書かれている。もう一度金額を確かめるが間違いない。
日本円で約8400円。
旅先では少々の無理は仕方がないと思っているが、値段を見て戻ろうかとも思ったが、思い直しチケットを購入。

 ゴンドラの先に動くものを発見。鹿?まさかの熊?段々と近づくと数人の人間。
どうやら徒歩でも山頂に行くことができるようである。
時間があればその選択もありかなと思う。
ゴンドラ乗り場
ゴンドラ乗り場
ゴンドラ
ゴンドラ
 ゴンドラを降りると、100mくらい先の小高い丘に展望所らしきものが見える。
アップダウンがあり少々つらそうではあるが、やはりそこまで行かねばなるまい。
頂上
頂上
展望台を望む
展望台を望む
 木で造られている歩道をゆっくり歩いて15分ほどで到着。
旅が始まったばかりでテンションが高かったのかか、眺望がよかったためか、意外と疲れを感じることもなく、すんなり到着した。
途中、今回の旅で出会った最初の野生動物、リスに出会う。
リス
リス
展望台
展望台
 展望所からはバンフの町並みが一望できる。まるで箱庭のよう。
パノラマ感が半端ありません。心まで開放されるようで何時間でもたたずんでいられる。

 もう少しのんびりしたかったが、夕食の時間が決まっていたのでゴンドラに乗り込む。
再びロームバスに乗り、カスケードガーデンという、無料で入園できる庭園に立ち寄るために街外れで降りる。
バンフの町並み
バンフの町並み
カスケードガーデン
カスケードガーデン
 カスケードガーデンから見るバンフの町並みは、よくガイドなどに使用されている。

 ここを出てすぐのボウ川を渡りバンフの街を見学しながら宿まで戻る。
バンフのメインストリートは、お土産屋と食べ物やが建ち並び観光客であふれている。
カスケードガーデンからバンフの街並みを望む
カスケードガーデンからのバンフの街並み
バンフメインストリート
バンフメインストリート
 ツアーに付いていた唯一の夕食に出かける。ホテルから程近くの「エル・トロ」というアルバータ牛を食べさせてくれるレストラン。
バウチャーを持って入店。テーブルの上には日本語で書かれた本日メニューが置かれている。
あちこちから日本語が聞こえてくる。店内を見回すと日本人ツアーの団体さんが二組入っていた。

 アルバータ牛は赤身肉でジューシーだということで期待が膨らむ。
毎度の事ながら海外のレストランはメインに辿り着くまで時間がかかる。
店員さんは近くを通るたびにフレンドリーに声を掛けてくれるのが救いである。
サラダ等を食べ終わりいよいよメインのアルバータ牛の登場である。
煙が上がった肉を載せたワゴンをテーブルの横につけ、そこで店員が切り分けてくれる。
食事が終わり店を出るまで1時間30分程度かかった。
エル・トロ
エル・トロ
アルバータ牛
アルバータ牛
 ホテルに戻り横になっていると身体が重くなってくる。
しかし眠ることは出来ない。23時から夜景ツアーが控えている。ほぼ定刻にホテルに迎えに来た。

 高台からライトアップされたバンフスプリングスホテルを見学。蚊が多い。
星空観賞は雲が多かった為中止。降車時に一部返金してくれたのは良心的である。
ノーケイ山からのバンフの夜景は小規模ながら、素朴な感じがグッド。ホテルに戻ったのは24時を過ぎていた。
バンフスプリングスホテル
バンフスプリングスホテル
ノーケイ山からの夜景
ノーケイ山からの夜景



trouble1
 チェックイン時にトラブル発生。
なんと、予約が入っていないらしい。
事務所から出てきた偉い人とおぼしき人と交渉したり、あちこち電話をかけたりしてなんとか一件落着。
同じアルファベットの違う苗字の日本人名で予約されていたらしい。
ガイドさんいわく、おそらく一字目のアルファベット入力時に出てきた名前をそのまま登録してしまったということらしい。
なんとも大雑把な・・・。
英語がほとんど出来ないため、ガイドさんがいなければどうなっていたことやら・・・。

trouble2
 出発を待つ成田空港にて携帯電話が鳴る。それはカード会社からであった。
[会社]「マウスを買った覚えはありますか?」
[自分]「ありませんが」
[会社]「カードを止めることもできますが」
[自分](そう言われたんじゃ止めるしかないじゃない)「じゃー、止めてください」
 実は旅行前にカードの使用履歴をチェックしていたところ、身に覚えのない使用履歴があり、カード会社に問い合わせ中であった。
 カードはJ社とM社とV社を持ってきたが、世界で一番融通が利くであろうV社のカードが使えないのは不安である。
 はたして両替したカナダドルとアメリカドル、それぞれ1万5千円分で乗り切れるのか?
 V社の次に頼りになるであろうM社のPINコードは失念。
 まぁ、あまり乗り気はしないが足りなくなったらキャッシングしかないな。
今回の旅ではどんなことが待ち受けているのであろうか・・・。

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