始めに訪れたのは日本平動物園。園内はあちらこちらで改装を行っていて、動物の生態をより観察しやすいように改築されている。一部新装オープンしている「猛獣館299」の出来は、全体の改装が終わるのが待ち遠しくさせる。ちなみに「299」とは肉球に語呂を合わせたらしい。 真新しい飼育舎の中は平日にもかかわらずなかなかの混雑ぶり。通路の真ん中に天井から床に突き刺さる透明の円柱。これは何度か見たことがある。と思っていたらアザラシが下からスイ〜っと上っていく。その先では白熊が元気よく泳いでいる。子供の指先に反応したりしてかなり人に馴れているなという感じ。その先にジャガーの展示場があり天井が金網になっている。日中なので猛獣たちは金網の上でゴロゴロしている。なるほど、見上げると肉球(299)を見ることができる。その他、は虫類館も新しい建物になっていた。 | ||
今回の旅行の目的のひとつは、1980年に日本観光地百選コンクールの第1位になったという日本平であったが、せっかくなので動物園に立ち寄ってみたが、思いがけない収穫であった。動物園を出て日本平に向かう。山頂の駐車場に到着。広い駐車場にはパラパラと観光バスと数台の車が。少々さびしい風景。お土産やさんの建物の屋上に上ると清水港が広がる。夜景の名所としても有名であるので、次回は夜景の見える時間に来るとしよう。 | ||
「大江戸温泉物語 すんぷ夢ひろば」でひと汗流し昼食を取る。その後はららぽーと磐田で映画を観る。なぜ旅行に来て映画?と自分でも思うが、毎週のように映画を観ている。現在の映画事情は、入りが良くないとすぐに上映回数が減ってしまう。なので、夕方近くの時間、ほかに見るべき観光地もないので映画を観ることにした。 今回の旅行の目的のひとつ、浜名湖名産のうなぎを食する。事前に調査をしておいた中川屋さんでうなぎとろろ茶漬を注文。通された座敷にはほかには客がいなかったので、料理を待つ間うろつく。有名人の色紙と写真がびっしり。これは期待できると思うと自然に生唾が出てくる。おひつに出てきたうな丼にとろろをかける。くどくなく口の中でうなぎの香りが静かに広がる。お上品なお味である。ご飯が少なくなってきたら、お茶漬けにする。これはいくらでも食が進む。おかわりをお願いしたいところ。「和合の湯」一日の疲れを流し今宵の宿に向かう。 |