6時25分の羽田発那覇行きの飛行機に乗り、那覇乗り継ぎで石垣空港に到着したのは10時55分。現地は今にも雨が降りそうな空模様。やや強い風も吹いている。予約していたレンタカー屋が出迎えていてくれた。レンタカー屋の職員によると、昨日までかなりの雨が降っていたそうだ。
レンタカー屋にて手続きを取りいざ出発。最初に向かったのは「島胡椒(ぴぱーつ)」という食事処である。何故ここにしたのかというと、今回申し込んだANAのツアーについてきたクーポンがあるからであった。クーポンで選べるメニューは2種類だけであったが、十分に沖縄料理を堪能できるものであり大満足。食後は自家製のケーキなどのデザートが食べ放題。腹9分にもかかわらず、甘さ控えめなので別腹にスルスルと吸い込まれていった。 | 石垣空港 | ぴぱーつで昼食 |
腹が一杯になったところでいよいよ観光に出発。ガイドブックを手に、左回りに島内観光することにした。最初に訪れたのは「崎原公園」。八重山での初ビーチである。曇り空であるにもかかわらず、ブルーの海が広がる。晴れであったらと思うとどんなにか感動的であったか。ひとコマひとコマが画になる。気が付くと何枚もシャッターを切っていた。
次に向かったのは「玉取崎展望台」。駐車場から高台にある展望台まで歩く。ブルーの海と緩やかな曲線を描いた海岸線。展望台の赤瓦の東屋。画になります。いつまでもこの場所でのんびりとしていたかったが、先を急ぐので車に戻る事にする。 | 崎原公園 | クリックで大きな写真 |
「伊原間サビチ洞」の案内板から未舗装の道を少し走る。途中2頭のポニーがくつろいでいた。入口で入場料を支払い鍾乳洞へ入って行く。入口付近には大うなぎの池、先に進むと洞窟内に沖縄の工芸品や美術品が並べられている。鍾乳洞を抜けると目の前は海。どんよりと曇ったグレーの空、風による波が荒々しく打ち付ける。飲み込まれそうな迫力である。
さらに北上し石垣島のほぼ北端にある「平久保崎灯台」に着いたのは14時30分を少し過ぎた頃。車を降りると風がすごい。海からのしぶきも時折飛んでくる。まっすぐ立って歩く事が出来ないくらいである。うつむきながら一歩ずつ歩みを進める。少しの距離が長く感じられる。灯台付近からの景色は最高。ブルーの海をバックにポツンと立つ真っ白い灯台。そのコントラストがなんとも美しい。手前の海の色は白っぽく、あるところを境にしてブルーがはるか彼方まで広がっている。珊瑚礁が奏でる沖縄特有の色使いである。もうしばらくたたずんでいたかったが、風がすさまじいために急いで車の向かう。 | サビチ洞 | 平久保崎灯台 |
熱帯から亜熱帯に分布しているヒルギが群生している「吹通川のヒルギ群落」は、マングローブを気軽に見る事が出来るスポット。このあたりから雨が降ってきた。先ほどの灯台の場所ほどではないが風もある。石垣の山々をバックに川べりに広がるマングローブ。一見の価値あり。
メイン通りから少し入ったところにある「米原のヤエヤマヤシ群落」は、遊歩道が整備されていてヤエヤマヤシの中を歩く事が出来る。 | 吹通川のヒルギ群落 | 米原のヤエヤマヤシ群落 |
いよいよ石垣島最大の名所「川平湾」である。ここは日本景観百選にも選ばれており、石垣に詳しくない人でも一度は目にしている人も多いであろう。天気がよくないので海のブルーが鮮やかではなかったが、どこかで見た風景が実際に自分の目に広がっている様は感動である。風で上下に揺さぶられているボートは営業していないようだ。このボートが景色のピースのひとつとなっている。
川平湾から少しのところにある「底地ビーチ」は、竹富町と交互に海開きが行われているそうだ。訪れた時にはほかに2人しかいなかったためか、どこかさびしげなビーチであるとの印象が残った。 | クリックで大きな写真 | 底地ビーチ |
まだ明るい18時には今回のツアーの拠点となる宿、「グランディア石垣」に到着した。チェックイン後夕食を摂りに石垣の町に繰り出す。伸助が沖縄で一番おいしいかもしれないという、「島料理の店 南の島(パイヌシマ)」を訪れた。路地に入り込んでいて場所がわかりにくいので、事前チェックは必要かもしれない。気さくな女将は闘牛士であるとの事。おいしい料理を食したあとは、ツーショットで写真を撮らせていただき大満足。明日からの旅に活力を与えてくれた | グランディア石垣 | 島料理の店 南の島 |