憧れの乳頭温泉


 ある雑誌で女性人気No.1に選ばれた温泉地「乳頭温泉」。温泉好きであれば、一度は行って見たい温泉地。秋田は初見でもあったので、この夏休みは、乳頭温泉をメインとした旅行に出かけた。

 今回の旅行は温泉を中心としたものとなった。このホームページには温泉をまとめたコーナーがあるので、このひとりごとのコーナーでのレポは、ボリューム感をあまり感じる事が出来ないかもしれない。

7月12日

 今にも降り出しそうな曇り空の秋田の地に降り立ち、最初に向かったのは角館の街だ。昼飯時であったので、立ち寄り湯の「かくのだて温泉」でひとっ風呂浴びた後に、適当なところで昼食をとる事にした。武家屋敷と桜が有名な場所ではあるが、先を急ぐので今回は街を車窓からの見学のみとなった。機会があればゆっくりと桜の季節にでも再訪したい。

 角館から20分ほど車を走らせ田沢湖に到着した。雨が降り出してきて、静かに湖にたたずむたつこ像は、どこか寂しげであった。たつこ像を数枚写真に収め、乳頭温泉に向かって更に足を進めた。途中「水沢温泉」に立ち寄り、目的地である乳頭温泉に到着したのは、午後3時ころであった。
車窓からの角館の街並み
車窓からの角館
どこかさみしげなたつこ像
たつこ像
 宿泊地である「鶴の湯温泉」にチェックインし、早速雨の中、乳頭温泉めぐりに出かけることにした。さすがに全制覇は出来なかったが、3箇所を残し鶴の湯に舞い戻った。それぞれのレビューは「乳頭温泉郷 湯めぐり」でまとめているので、そちらを御覧下さい。

 楽しみのひとつであった夕飯の時間である18時になると、そそくさと食事場所であると指定されていた離れの部屋に向かう。一番乗りだ。小さな囲炉裏のある畳の間に、お膳が2列に並べられていた。しばらくすると宿泊客がポツリポツリと集まり出してきた。半数以上が一人旅のようだ。

 お膳の上には山菜中心のヘルシーな品目が並んでいる。少し経ってから岩魚の串焼きが出てきた。囲炉裏に掛けられた鍋には名物の「山の芋鍋」が掛けられており、おかわり自由とのアナウンスがあったので、みんなが遠慮しているなか、3杯もおかわりをしてしまった。この「山の芋鍋」は雰囲気・露天風呂と共に、ここ鶴の湯温泉の名物でもある。鶴の湯温泉を紹介したブログやホームページには、ほとんどの確立でこの山の芋鍋が紹介されているほどである。特製の味噌仕立てで、サッパリとしつつも味わい深く、おなかが一杯であるのも拘らず、何杯でもいけてしまう。
山菜中心の夕ご飯
鶴の湯温泉の夕食
何杯でもいけてしまう山の芋鍋
名物山の芋鍋



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