• ARTISTNAME:DIO&Spiritual Beggars
  • DATE:'05.5.29(日)5:00PM
  • 場所:Zepp Tokyo
  • SHEET:1階 整理番号257番
  • PRICE:7,500
  • Vo.-Ronnie James Dio
    G. -Craig Goldy
    B. -Rudy Sarzo
    Dr.-Simon Wright
    Key.-Scott Warren
  • SET LIST
  •  63歳になるロニーの来日ライブ。スタンディングでしかも2部構成、Spiritualというバンドも聞いた事もない。1部70分、休憩20分、2部90分という長い時間。チケット購入してからも憂鬱になる要素がてんこ盛りだった。少しでも疲れを和らげようと、入場したら手すりがある場所をすかさずキープ。丁度会場の真ん中あたりのポジションだった。入場してからの待ち時間の長い事、何度も時計を見返す。
     定刻に1部が開演、Vo.はスキンヘッドに口ひげを蓄えている。最近流行のうなり声をあげるだけの音楽か、と身構えたら結構正統派のロック。しかし自分にはピンと来ない。楽曲は悪くはない。古い言葉で言うと様式美が足りない。様式美という言葉が使い始められたのは丁度RAINBOWあたりだったと思う(あまり自信がないが)。老体には悪環境が予想される中、好んでDIOを見に来ているのだから、少しがっかりしつつも、スラッシュ系ではなくホッとした。演奏中PAの後ろからクレイグがニヤニヤタバコを吸いながら観戦していて、ギターソロの時には後ろから羽交い絞めにするという光景もあった。70分は案外早く感じた。
     20分のセットチェンジのときに、SpiritualのロゴのカーテンがDIOの1stのジャケットに差し替えられたときには、会場のあちこちから歓声があがった。
     時間丁度にバンドのメンバーが現れ、イントロが流れ暫らくすると御大が登場。うっ、前のアンちゃんの背が高くて見えないぞ。正面のクレイグはなんとか見えるのだが、肝心のロニーと、期待の新加入(55歳にはとても見えない)ルディーの姿が背伸びをしないと見えない・・・。1部が終わり前が空いた時に移動していれば良かった・・・。なんと言っても今回の目玉はRainbowの名曲「Stargazer」と「gate of bbylon」だ。「Stargazer」のイントロが流れると、一瞬耳がキーンとなって周りの音が聞こえなくなった。この日一番の歓声が沸きあがった時だ。今回のツアーはロニー自身のベスト的な選曲だ。110分があっという間に過ぎ去った。この人は当たり外れが無いので安心してみていられる。
     残念なことは名古屋で演奏された「Straight Through The Heart」を演らなかったこと。前日の「パワーロックトゥディ」というラジオ番組で、観客の反応がよければ2曲スペシャルがあると言っていたが、結局なかったこと。ちなみに2曲とは「Neon Nite」「Mob Rules」だったらしい。これはすごい期待を抱かざるを得ないでしょ?。その分がっかりというか当てが外れたというか、ぽっかりと胸に穴が開いたような欲求不満が心に飛来してしまった。御大の歳を考えると今回が最後だと言う声もある。このツアーの選曲がロニーの自己ベストということもあり、またこの日の御大の声が少々かすれ気味だったということもあり、真実味が増し少し不安になるが、是非また来日してほしい。単独で。できればスタンディングは勘弁。