ここでは、粗西（そにー）科学に寄せられたご質問から、代表的なものを選んでご紹介いたします。
Ｑ．ポポロクロイスの新作ということで、あの挿入アニメーションを楽しみにしていました。ところがあの３ＤＣＧ。かつての表現豊かなアニメーションに比べ、無表情で平板な３ＤＣＧ。はっきり言って期待はずれです。これって、ドラクエ７のユバールの踊り、ときメモ２のポリゴンアニメに匹敵する失敗作だと思います。
Ａ．かつてのポポロクロイス物語では、ゲーム画面と挿入アニメとの間で大幅なギャップがありました。今回の作品では、ゲーム画面を３Ｄ化し、アニメの質を大幅に落とすことにより、ゲーム画面とアニメとの落差をなくすことに成功しました。ご了承下さい。また今回の３ＤＣＧは、日本アニメーション技術の優秀さを反語的に主張することも目的としております。日本３ＤＣＧ技術の拙劣さも、まともに主張してしまっていますがお許しください。
Ｑ．３Ｄの移動がうまくいきません。わけもわからず視点が移動し、自分がどこに向かっているのか混乱してしまいます。
Ａ．今回のゲームは、「自分がどこに向かっているのか不安な、幼児の遠出のときの感覚」、「次に何が現れるかわからないＲＰＧのワンダリング感覚」を表現することを目的としています。混乱されたとしたら本望です。もっと混乱してください。できれば自分がなにをしてるかわからないくらいになってください。
Ｑ．デフォルトの表示速度が遅くていらいらします。早く変更することはできないのでしょうか。また移動のときも前作までできたボタンダッシュができないのでいらいらします。
Ａ．今回のゲームは「優しい気持ちになれるＲＰＧ」を目指しています。表示や反応の遅さにいらいらするとしたら、まだ優しい気持ちになりきれていないものと存じます。イルカと一緒に泳ぐことをお薦めします。
Ｑ．画面の切り替わり、戦闘の前後でＤＶＤの読み込みが遅く、やたらに待たされます。うんざりします。
Ａ．今回のゲームは「優しい気持ちになれるＲＰＧ」を（以下同文）。読み込み待ちの時間は、プレイステーション２専用のハードディスクドライブ「Ｐｌａｙｓｔａｔｉｏｎ ＢＢ Ｕｎｉｔ」をご購入いただき、ハードディスクにゲームをインストールすることにより若干改善することはできます。ただしＢＢユニットは鬼のように入手困難でオークションではプレミアがついているような有様ではありますが、そんなユーザーの苦難など天下の大粗西としては知ったこっちゃありません。