サンサーラナーガ2
今更シリーズ第三弾はサンサーラナーガ2(SFC版)でございます。
第一階層:ブール・ローカ〜旅立ち
- ブール・ローカってのは、サンスクリット語で「人間世界」という意味らしい。ちなみにゲームタイトルは、サンサーラは「輪廻転生」、ナーガは「蛇」だから、輪廻の蛇、ウロボロスってやつですな。
- まず主人公の名前と性別を入力してゲーム開始。男性の場合は装飾品の大部分と一部の女性専用武器が装備不能、女性の場合は斧のたぐいの重量武器が装備不能となる。
- 「子どもを相手にしたのは、その少女だけだった。子どもが抱く石のような卵が孵ったら、一緒に竜の謎を解こう。ふたりは、そう約束しあった。少女は幼くして天才と呼ばれた竜使い、その名をアムリタ。そして十年後――」というもの悲しげなメッセージとともに、もの悲しい音楽を鳴らしながら物語は始まる。しかしいきなり登場するのは、牛だとかマルコメ少年だとか、大学紛争の闘士にしか見えない竜使いだとか、冷凍怪獣ガンダーにしか見えない長老だとか。しかもこいつら、妙に脳天気なセリフを喋りやがる。このミスマッチはどうも、監督の押井守とキャラクターデザインの桜玉吉(現在は他人の名前を騙っているらしい)によるものらしい。押井の「天使のたまご」を天野喜孝でなく、玉吉と組んで作ったようなものか。まあ天使と竜の違いだもんな。このゲーム唯一に近い完全シリアスキャラ、アムリタは「天たま」に出てくる少女っぽいし。
- アムリタってのは、インドの古典「ヴェーダ」で甘露という意味だそうな。
- ゲーム開始は「龍苑」という竜使い育成地域らしい。アムリタが倉庫に火を放って逃亡したので、追うように長老に命令される。拒否できない。抜け忍かおまえは。
- しかもヘルメットがないと竜を連れ歩くことができない規則とかで、探し回らされる。主人公が男ならババ、女ならジジに聞くと「はらたま」にあると教えてくれ、北の地下にある「はらたま」で「腐ったヘルメット」をもらう。
- 「はらたま」とは、この物語世界の随所にチェーン展開している立ち食い蕎麦店。食ったあとの主人公のセリフが、なんだかいい。食うとスタンプを押してくれ、それが溜まると景品をくれたりする。また攻略ヒントもくれる。しかしこのゲームは似非インド風雰囲気なのに、なんでカレーじゃなく蕎麦なんだ。ひょっとしたら、メニューに「天たま」を出したいばっかりに……。
- ヘルメットをもっていくと、「なんじゃその腐ったのは。もっとマシなのはないのか」と叱られ(知らんがな)、またババorジジのもとに戻ると「ナーガ霊園にアルシンハのヘルメットがある」てなことを言われ、裏手の事務員に見習い竜使いの認定書を発行してもらい、白竜に命名して、ようやく旅立ちを許可される。あのな、オレはアンタの命令で出かけるんだぜ。行きたくて行くんじゃないんだぜ。
- このゲームではストゥーパと呼ばれるボタンのようなものを押すことによってなにかが起こることが多い。ストゥーパ、日本語で言うなら卒塔婆です。しかし墓場の卒塔婆をつっつくことを想像すると、あまりゾッとしませんな。ちなみに龍苑では、泉の左端にあるストゥーパを押すと思わせぶりなメッセージが出るだけ。
- 青いタオでムシュフシュの村にワープ。村人は最近の玉吉漫画(別な名前だけど)の登場人物のようなオヤヂばかり。住民のセリフがいい感じにイカれてるのは玉吉テイストだろうか。イカれ方は違うが、メタルマックスに通じるものがある。メタルサーガでは、セリフがぜ〜んぶ、つまんなくなっちまったんだよなあ……。
- この村は物価が高いので、武器防具の購入や宿泊はしないほうがいい。回復は龍苑に戻って。しばらくそのへんをウロウロして、竜が回復マントラのクリコを覚えるまで先に進むのはひかえたほうがいい。あ、まず主人公が持っている木刀を装備させてからね。腐ったヘルメットは装備できない邪魔なだけのアイテム。
- このゲームのシステムでは、回復はドラクエやFFのような一定値回復ではなく、クリコが最大HPの半分、クリコラが八割、クリコーゲンは全員に八割と、割合で回復するので、クリコが最後まで使える。
- このゲームでは主人公は階層を上がるごとにしか成長しない。あとは武器防具で強化するしかない。逆に竜はいっさい装備できず、モンスターを倒してもらう経験値でレベルアップするのみ。人間型モンスター(つーても、ナマズ使いとかとても人間には思えないのだが)は金を所持しているが、それ以外は金を持たず、倒したあとで竜に食わせるか獲物にするか選択する。竜に食わせるとHPMPがやや回復と、もともとの経験値に一割上乗せの効果がある。獲物は、はらたまで売れる。またモンスターの持つアイテムを獲得できることもある。竜に食わせると、どうもアイテムごと食ってしまうらしい。錆びた剣とか食って胃に悪くないのだろうか。
- もっともこの第一階層では、モンスターは獲物にして売り払わず、できるだけためこんだ方が第二階層が少しでも楽になる。
- さらにこのゲーム、主人公の武器防具は一部例外を除いて戦闘とともに劣化し、ついには壊れてしまう。そのため長いあいだ店から遠ざかるような場合、武器防具のスペアがないと、ラスボスに丸腰丸裸で挑むような羽目にもなりかねない。どうやら木刀は劣化しないらしいが。
- 白竜は主人公に戦闘のアドバイスを与えてくれるというが、「御主人様、ハラを括ってください」「いまさらどうこう言っても仕方ないですよ……」「やれるとこまでやるだけです」「話よりもご命令を、御主人様」「命令のままに、御主人様」などと役立たずなことしか言わない。いやまあ、マリベルみたく「いいこと、あたしをしっかりとガードするのよ!」とか言われても困るが。
- 村の南東にはらたま2号店。四つの色の部屋がどーのこーの言われるが、こちらからでは入ることができない。
- ナーガ霊園方面への道を村長がふさいでいて通してくれない。西の池に電気ナマズを退治したら、と言うのでやむなく西の入口から水路に入り、四つのストゥーパのある池に入ると電気ナマズ4匹との対戦。回復しながら闘えば楽勝。「びりびり」で痺れると攻撃ができなくなるが、自動的に防御するのでダメージは小さくなる。これはこちらからの攻撃もそうなので、特殊攻撃やマントラで敵を「シビレ」にすると、与えるダメージが小さくなって、かえって倒すのに手間がかかったりする。
- ナマズを倒すと村長は、通路の鍵をアムリタが盗んだと嘘をつくので、はらたま2号店で事情を聞き、水路から北を通ってレレクの洞窟へ。ストゥーパに触って発光すると、その光の色の鍵が開くので、四色を順番に開けていく。
- レレクの洞窟の宝箱:メリヤスの服、お弁当、宝物庫の鍵。
- 宝物庫の鍵を持って村長の東にいる息子に話しかけると決闘になるが楽勝。勝つと宝物庫のアイテム:紙のマント、征露丸、お弁当、100ルピー、亀の肉を入手。
- デンキナマズを倒した池で亀の肉を使う(はらたまの客がヒントをくれる)と大正三色という錦鯉2匹と対戦。かなり強いので回復させつつ闘う。こいつは錆びた剣を持っているので食わせないように。倒すと裏門の鍵を入手。
- 鍵を見せると村長もようやく観念し、通路を通してくれる。
- ムシュフシュってのは近東の門を守る怪物だが、やっぱそういう意味なんだろうか。
- 北に進んでストゥーパに触り、出現した入口から入ってワープするとブールの市場。ここで武器防具を揃える。錆びた剣は市場外周南西のうさんくさい男から買うのが格安。
- このあとこの階層では盾と鎧は売っていないので、予備も含めいくつか買った方がいい。
- 外周西のヤクザに話しかけるとお弁当をくれる。北西のヤクザと北の悪徳商人は戦闘になる。
- 中周南東に豚売りがいる。豚を買うと、次の階層では買った値段より高く売れるという利殖アイテムだが、基本的に価格上昇率が他の物価(武器防具や宿屋など)に比べ低いので、ハッキリ言って無駄。まあ、よほど金が余っているときに道楽で買うことですな。いま買ってわざわざ生活を苦しくすることもない。
- 市場内部南東にはらたま3号店。
- 市場内部南西のババに金を払い、トイレにいる娘の願いを聞いて南東の竜の足元の鍵を拾い、北東の宿屋特別室にいる妹を救出すると、紅珊瑚の簪をくれる。
- 宿屋の竜使いが言う通り、絶対この主人公って貧乏くじ引かされてると思う。忍者だって抜け忍を追わされるのは、馬鹿な奴か信用できない奴と相場が決まっているしなあ。
- ブールの宝箱:かいばたいほとう、紙のマント、100ルピー2(武器屋)、蔓草の腕輪、征露丸、火炎瓶、お弁当(薬屋)。
- しかし、「かいばたいほとう」って何だ? 海馬体補湯?
- ブールからワープで戻り、北東のストゥーパに触れて出現した入口からワープするとプリーの村。
- プリーといえばインド東南、ベンガル湾に面した、「バッグパッカーの聖地」と呼ばれる安宿観光地なんだが、やっぱそういう意味なんだろうか。
- 北にある船で発生した伝染病を治す薬が必要だと村長に頼まれ、北東にある3つの燈台から3色の薬草を入手。これをブールの市場内周南東のジジに頼んで外周北の悪徳商人に調合してもらい、できた凄い薬を船に持っていくと、お礼に対岸ナギの村へ渡してくれる。
- 船中にはらたま4号店。どうでもいいけどこの船に乗っている子供、全員kasumi様描くところのぽちぞう様にそっくり。
- ナギの村内部にある3種類の鍵を探す。地下倉庫で緑の鍵を開け、リヴァイアサンの鰭を入手。その他にラサの水(青い鍵)、かいばたいほとう(赤い鍵)。
- ナギ村水路では強いモンスターが出るので、村中央で回復させつつ、ここで狩りをしてレベル上げしてもいい。
- しかしこの村、モンスターに占領されて女子供はプリーに逃げたというのに、ジジと犬だけ残されてるってのは、やっぱ捨てられてる? ムシュフシュでも女子供は村を捨てたとか話していたし、どうやらこのゲーム、中年男性と老人が見捨てられる傾向にあるようだ。
- プリーに戻ってお礼に宝物庫のアイテム:100ルピー2、征露丸、河豚のサンダルをいただく。村東南のストゥーパに触れると道が開け、ナーガ霊園&露天風呂へ。
- 西はナーガ霊園への通路だが、イタコが邪魔して入れてくれない。アムリタが霊園への道を閉ざしたと言うが、あのばばあがアムリタの手先には見えないぞ。
- 東は上の階層への通路だが、強いモンスターが出るうえ、霊園でアルシンハのヘルメットを入手していないと神殿に入れてくれない。
- 露天風呂内の西にはらたま5号店、東に宿屋。
- さて、これからナーガ霊園に行くには、アルシンハの好物購入費800ルピー、宿屋の宿泊費となにか呼び代300ルピー3日分、合計1700ルピーが必要になるわけですが、がんばって稼いできてください。
- しかし、2回目で裏を返して3回目でお馴染みって、あんた少年少女向けゲームでそんなこと言っていいのか。花魁の簪刺すぞ。
- まあ、どうせ宿屋いちばん北の女性じゃなく、3番目の女性なんだろうけどさ。けっ(やさぐれ)。
- あとはアドバイスに従って風呂の栓を抜いて排水口から霊園へ。しかし風呂の栓を抜いて排水口って、どうも筒井康隆のきんたま話しか連想しないんだが。
- 階段のすぐ北にある、原爆のように見えるアルシンハ像に好物をお供えするとアルシンハの霊が出現。出現したのも南海の大怪獣ゲゾラのように見える。
- アルシンハの命令のままに霊園内を右往左往。四隅にあるストゥーパを触ると、そのたびにドラゴンゾンビが出現、倒すと竜使いの霊が出現してアドバイスとも哲学ともつかないことを喋って消えてゆく。ええと、四人の話を要約すると、アルシンハはかわいいってことでいいのかな?
- ナーガ霊園の宝箱:河豚の腹巻、錆びた剣、鍋蓋の盾、かいばたいほとう。
- 四ヶ所のストゥーパに点灯して、ようやくアルシンハ・ヘルを獲得。アムリタを追って温泉東の通路からナーガ神殿へ。
- 最初の分かれ道を左手に行くと休憩所があり、回復とセーブ、はらたま6号店がある。はらたま6号店では7号店のヒントを教えてくれる。ま、どっちにしろ、7号店を発見しないと先に進めないけどね。
- 休憩所の宝箱:河豚の手袋、錆びた剣。
- 階段を発見して通路を進み、はらたま7号店へ入ろうとすると、突然白竜が雄竜にナンパされてどこかへ消える。はらたまで一泊し、上の階の南東でシャクンタラーを探す竜使いの話を聞いてから戻ると、どこからか白竜が出現。
- しかしシャクンタラー……。まあ、メスはメスだけどさ。
- サンサーラナーガ2の発売は1994年か……。あと一年あとだったら、こういうインドっぽい名前やサンスクリット宗教用語満載のゲーム、発売が世間に許されたかどうか……。
- ナーガ寺院直前にこの世界最後、はらたま8号店がある。これまで全部のスタンプを貰っていれば、ここでカルカラの牙、もしくはトマホークを貰える。カルカラの牙は女の子むき、トマホークは男の子むきってことかな。
- ナーガ寺院で白竜が卵をふたつ宿していることが発覚。おまえ、きのうヤッたばかりなのにもう妊娠判明かよ。人間なら絶対に「オレの子じゃない」と言われるところだぞ。
- とりあえず子供には罪はない。生まれてくる子供のためにお守りを2個購入。どっかから1000ルピー工面してきなさい。お守りによって生まれる竜の性能が変わってくる。赤はブレス中心の赤竜、青は体力と腕力で勝負の蒼竜となる。緑は緑竜、落ちこぼれとかコボレ竜とか悪口を言われているが、回復・補助のマントラを使い、体力と腕力もそこそこの、ま、中庸というか中途半端というか。ドラクエの遊び人やFFの吟遊詩人ほどの役立たずじゃない。賢者には劣るが、赤魔道士よりはちょっと役に立つかな。それに「アーマダレ」という石化回復マントラは緑竜のみなので、のちに砂鯨狩りをやる時には重宝する。
- 赤赤、蒼蒼って組み合わせは可能だが、緑緑だけはダメ。ドラクエ3だったら遊び人3人とかやっちゃうタイプなんで、緑で固めたかったのに残念。<だから、緑竜を遊び人呼ばわりしなさんな
- お守りをふたつ買ったら中央のタオから第二階層へワープ。もう戻れない。
第二階層:ブヴァル・ローカ〜新たな命
- ブヴァル・ローカってのは、サンスクリット語で「精神世界」という意味らしい。
- 第二階層へ来ると主人公がステータスアップ、HPも200から400へ上昇。ワープ先ははらたま9号店。
- 出産を控えた白竜を洞窟に案内するが、こんなところでは安心して産めないとかダダをこねるので、卵泥棒が出没するという北へ。
- アルタのマーケットではまずはりもぐらスパイクを購入すべし。スピードアップで移動が快適。
- マーケット内部ではタージ、マハールの二店が抗争している。両方の店長から抗争相手の暗殺を依頼されたら、マハールの照明係に話しかけ、マハールの便所掃除のおばさんとタージの宿屋にいる爺さんの孫に紹介してもらい、それぞれの結託する悪徳商人のアジトへ。
- タージとマハールは、むろんあのインド有数の観光地。
- 両方の悪徳商人を倒して照明係から両店店長のところに戻ると、今度は踊り子が誘拐されたというので、「兎の穴」から牛飼少年をたどって地下のアジトへ。なぜかはらたま10号店もある。
- 奧にいる用心棒を倒して鍵を奪い、シンジケートのボス(卵泥棒兼タージマハール社長)を倒せば任務完了。てゆーか勝手に逃げる。
- アジトの宝箱:アルのブーメラン、蔓草の首飾り、モモンガのマント、はりもぐらスパイク、銅の帷子、銅の籠手、銅の盾、袖絡み、竜使いのヘルメット、500ルピー。
- このへんの街によくいるおばちゃん、やっぱモデルは淡谷のり子なんだろうかなあ。
- 任務完了してからタージの爺の娘に話すと500ルピーくれる。別館のおばちゃんはベジタリアンカレーを食わせてくれる。「おいしいー でも おにくも ほしいな……」
- タージとマハールは合併し、両店長は結婚。従業員のセリフじゃないが、なんだかなぁ。
- アルタからどこかへワープしようとすると白竜が産気づき、病院へ。
- 病院の途中にはらたま11号店。長話していると白竜が悶絶し、即入院。
- 病院をうろつきまわって情報収集。暗い、暗い話だよママン。
- 看護婦はみんな喫煙者だが、病院がそんなのでいいのか?
- ひょっとすると医者はすべて不気味、看護婦はすべて阿素湖さんの病院なのかも。
- 病院のなかでは、「しんじゃった……ぼくの ギガガンガーが しんじゃった……」と悲嘆にくれている竜使いがいる。ギガガンガー……まさか、ヴェーダに登場する姫の名前ではあるまい……。
- 地下にはらたま12号店。
- 地下二階に道具屋と薬屋。宝箱:モモンガのマント、蝦蟇の油、銅の帷子、ラサの水、バンパース、1000ルピー。
- ひとわたり回って産室に戻ろうとすると呼び出しがかかり、子竜誕生。
- さてこれからが子育て奮闘編だ。売店でバンパース(共通)、れご(蒼竜用)、ゴムの乳首(赤竜用)、ハミコン(緑竜用)などを買い与えるとともに、これまで溜めまくった獲物をふんだんに放出。これで足りなければ、たったひとりでラサ湿地に出かけて狩りをするしかない。とにかく食わせろ。
- 成長判定はエサの少ない方で決まるので平等にエサやりを。
- 成長すると退院許可が出る。受付で入院費2000ルピー払う。拒否しようとするとガラが悪くなって凄まれる。にもかかわらず踏み倒したアムリタはすごいな。
- このとき金が足りないと、他の場所へ移動できないので、はらたま11号店の上でしこしこタマサコウモリを一匹ずつ狩るしかない。
- 入院費を払うと今度は、マーケットの上のギルド支部へ、子竜の登録に行けと言われる。さあ、お役所仕事の真髄ってやつをたっぷりお楽しみください。
- このとき登録料が足りないと、他の場所へ移動できないので以下略。
- 時間切れで本日の業務終了。地下のはらたま13号店で食うと泊めてもらえる。しかし蕎麦すすりながら「本日の業務は終了しました」なんてほざきやがるなよ糞役人。
- ついでに情報収集。ここの支部長は、ラサの水場で大事な鍵をなくしたらしい。
- 登録完了すると、ようやく子竜を連れ歩けるようになる。子竜は体力HPが低いので、しばらくは防御させたほうがいい。
- 子竜のレベルが9になると戦闘画面のグラフィックがお守りの色になる。レベル17になると戦闘画面と記録画面の顔つきが変わり、フィールド画面でもひとまわり大きくなる。このへんで幼児期から少年期になるのかしら。レベル25で記録画面がひとまわり大きくなり、レベル33で戦闘画面の顔つきが変わりフィールドで親と同じ大きさに。このへんで青年期かしら。レベル41で記録画面が成長、レベル49で戦闘画面、記録画面が成長、フィールドで親より大きくなる。このへんで成人だろうか。レベル57では記録画面がもひとつ兇悪になる。
- 赤竜は妙な成長をする。炎系のブレスを初級、中級、最大級と覚えてから、次に冷気系、それから雷系と覚えていく。レベルの低いうちから強力な炎ブレスが吹けるので序盤では重宝するが、ただしすぐMPが尽きる。
- ラサ湿地から草原を抜けて西へ行き、カンカーラの荒野へ。はらたま14号店あり。
- ラサってやっぱりチベットなのかなあ。カンカーラってのはサンスクリット語で骸骨のこと。
- 泉で大金庫の鍵を発見。もういちど調べるとエイハブの銛も発見。この武器、この辺に出現するオカマッコウと、ルズの砂漠に出現する砂鯨に大ダメージ。
- ギルド支部に戻り、金庫を開けて中のストゥーパに触れるとルズへの道が開ける。しかし子竜がジステンパーにかかって緊急入院。
- またもやひとわたり病院の人の話を聞いて回り、治療費4000ルピー払ってようやく退院。
- 「はいになっちゃった…… ぼくの ギガガンガーが はいになっちゃった……」ご愁傷様です。
- ルズのワープゾーン入口にいるジジイは金を払えば泉への道を教えると称して、最高額以外は嘘を教える人非人。しかしエイハブの銛を持っていると(装備はダメ)、無料で教えてくれる。てめえはエイハブ村の村人か。
- ルズの泉の奧にはらたま15号店、その近辺に赤い洗礼マントラと青いワープマントラがある。
- 水の中に出現するみずねこはkasumi様そっくりで可愛いが異常に強い。ヘタすると即死させられる。
- ルズの泉の宝箱:インドアンコの玉、青銅の剣、1000ルピー。
- 泉からシバの神殿へワープ。
- シバはむろん、インド神話の破壊神。オウム真理教の神殿にハリボテがありましたな。
- スタンプコンプリートしてると、はらたま16号店で、とらふぐのナイフ(女の子むき)か、銅の斧(男の子むき)をくれる。とらふぐのナイフは毒効果があるので、男の子でもこっちがいいかも。
- 神殿のお布施を最高額渡すと、お礼に金粉蕎麦券をくれる。これを持って次の階層の神殿のはらたまへ行くと、スペシャルの金粉入り蕎麦を食わせてくれる。「わぁい きんぷんで はが ビカビカ……」
- シバの神殿のアイテム:インドアンコの玉、1000ルピー。
- 神殿からワープして第三階層へ。もう戻れないし、以前の階層はすでに消滅した。
- 命令者も消滅したから、「アムリタを追え」という命令も消滅した?
第三階層:スヴァル・ローカ〜灼熱の迷宮
- スヴァル・ローカってのは、サンスクリット語で「聖なる世界」という意味らしい。
- 主人公がやや強くなり、HPは600に。
- このへんに登場する笑いカワセミに混乱させられると、白竜があらぬことを口走るので楽しい。ドラクエみたいに混乱しても味方攻撃しないから安心だし。
- キンキニの村から東の地下通路を通り、アムリタがシシラの雫を隠した洞窟へ。
- キンキニってのは、近畿日本ツーリストの略だろうか。
- 地下通路のアイテム:銅の腕輪。
- シシラ洞窟のアイテム:とらふぐのナイフ、寝袋のマント、シシラの雫、2000ルピー。
- シシラの雫を使うと溶岩流が凍結し、歩いて渡れるようになる。
- シシラとはサンスクリット語で涼季のこと。冬から春にかけての、草花萌え生ずる季節。
- キンキニの村の西に洞窟群。西から、1)はらたま17号店、2)回復タオ&1000ルピー、3)黒鉄の鎧、4)アスラのダンジョン、5)回復タオ&鯱ヘル、6)銅の剣、7)寝袋のマント、8)回復タオ&はらたまの下駄、9)黒鉄の籠手。
- アスラのダンジョンは、魔物の顔の壁や魔物像を調べ、出現したミノタウロスを倒して壁を壊して進む。それ以外のモンスターは出ないのでうろうろ放題。
- アスラはもともと、インドの神々の総称だったが、アーリア人侵入以降は悪魔とされた。
- アスラのダンジョン基層:かいばたいほとう、溢血の札2、でんしちこう、曼陀羅華の実、寝袋のマント、1000ルピー2。
- でんしちこうは、田七廣らしい。中国雲南省あたりでとれる、朝鮮人参に近縁の植物は、田七人参と呼ばれその薬効を珍重されているとか。種を蒔いてから収穫まで七年もかかるから田七とか三七とか呼ばれている。動脈硬化や肝硬変を防ぐ→石化から回復、ってことかな?
- ダンジョン地下にはらたま18号店。宿に泊まると旅立つアムリタの姿が見え、置き手紙を残して去ってゆく。
- ダンジョン上層へワープ。ここは魔物像がタオや階段を隠しているのでしらみつぶしに調べる。隠し階段からはらたま19号店へ。
- アスラのダンジョン上層:曼陀羅華の実、火炎瓶、カルカラの牙、たわし、はらたまの下駄、1000ルピー。
- アスラのダンジョン上層からワープしてギルド支部へ。地下のはらたま20号店で立ち食いのプロに蕎麦をおごるとアスラの鍵をくれる。二階で竜使い二段にランクアップ。書庫を調べると噂のバラモン海坊主が出現。たしか噂では「バラモンの海坊主」と呼ばれていたはずだが。
- アスラのダンジョン上層からワープしてアスラのダンジョン最上層へ。アスラの鍵を使って先へ進む。ここからはモンスターが出る。
- アスラのダンジョン最上層:お弁当、征露丸、でんしちこう、インドアンコの玉2、黒鉄の盾、黒鉄の籠手、黒鉄の鎧、黒鉄の剣、クリコの杖、とらふぐのナイフ、1000ルピー。
- はらたま21号店で休憩して先へ進み、カンカーラの町へワープ。はらたま22号店あり。
- このへんから白竜のメッセージが変になってくる。モンスターと出会ったときに「はっきりいってザコですね」とか見下すくせに、攻撃すると「無謀だったかもしれませんね」「これは……ダメですね」「ああ、我が力、未だ及ばず」とかネガティブな弱音を吐く。たぶんモンスター遭遇時は自分とのレベル差でメッセージを出し、攻撃時にはモンスターのHPの何%のダメージを与えたかでメッセージを出しているから、こういう差が出るんだろう。
- カンカーラの町:みずねこのマタタビ、でんしちこう、ラサの水、火炎瓶、溢血の札2、花魁の嘆き、マンボの太鼓。
- 金庫室の鍵では、左右どちらかの金庫しか開けられない。右:火炎瓶、溢血の札、クリコラの杖、危険な針、野蛮人の斧、マンターラの鞭。左:総額21,100ルピー。よほど金に困っていない限りは右の方がいい。
- 神殿への通路で牛丼仮面をさくっと倒し、予備タオの鍵を入手して僧院へワープ。はらたま23号店あり。
- 道路沿いにあるストゥーパを押して神殿への道を開く。間違ったストゥーパを押すとバラモン海坊主が出現したりはらたまに戻されたりする。1)西側の上から4番目のストゥーパを押し、東側のストゥーパを消す、2)内周に入って北側の右のストゥーパを押し、南側のストゥーパを消す、3)西側の上から3番目のストゥーパを押し、南側のストゥーパを消してアスラ神殿へ入る。
- アスラ神殿:白銀の鎧、白銀の籠手。
- スタンプをコンプリしてれば、はらたま24号店でたわしか三節棍をもらえる。三節棍は強力だがときどきダメージが自分にも来る。たわしは戦闘中使うと掃除をするだけのギャグアイテム。いちおう装備もできるけどね。
- 最高額のお布施を払えば、ここでも金粉蕎麦券をもらえる。
- 神殿からワープして第四階層へ。もう戻れない。
第四階層:マハル・ローカ〜水没寸前の世界
- マハル・ローカってのは、サンスクリット語で「大いなる世界」という意味らしい。
- 主人公がすこし強くなり、HPは800へ。
- ヴァルシャナの村、うっかりすると見落としそうなところにはらたま25号店。
- ヴァルシャナは仏教教典にある、雨をもたらす竜王の名前。
- ヴァルシャナの北西、アムリタの住んでいた洞窟でメッセージを読み、南からぐるりと迂回して東の雨の草原へ。
- 雨宿りの木でアムリタと話し、ついでにはらたま26号店で蕎麦をたぐる。このへんの敵は曼陀羅華の実を落とす奴が多いので、赤竜を連れているときには重宝する。
- アムリタに封印を解いてもらって北へ進み、マカラの町へ。それにしてもアムリタは、追跡してほしいのかほしくないのか。
- マカラはヒンドゥー神話の海の神(もとは地上に雨をもたらす天の海の守護神)、ヴァルナが乗る怪魚の名前。日本に来てシャチホコになった。
- 町の地下からはらたま27号店を通り、ギルド支部へ。ここで竜使い四段にランクアップ、支部長の依頼を受ける。地下のはらたま28号店でヒントをもらう。
- 町の西にある灯台をのぼり、屋上にいるけなげな発光生物から情報をもらう。途中、ひび割れのある床を踏むと一階の中央に落ちる。
- 灯台の宝箱:かいばたいほとう(一階)、かいばたいほとう、お弁当、でんしちこう2、曼陀羅華の実2、ガラスの簪、寝袋のマント、シルクのマント、黒鉄のサンダル、白銀の盾、白銀の籠手、100ルピー、200ルピー、1000ルピー、バラモン海坊主6(二階)、潜水服、2000ルピー2(一階中央)。
- 黒鉄のサンダルは装備すると歩けなくなる極悪防具。
- 潜水服は外海や潜水で自動装備するが、戻ってきたときは別な鎧を手動で装備しなければならない。よく忘れて一撃で殺される。
- 外海に出てじじいに話しかけると潜水。竜の尻尾にあたると言われる南東方向にパンナガの鍵と水門入口がある。水門はまだ行っても入れない。
- ヴァルシャナの村に戻り、潜水してパンナガ神殿へ。パンナガに水門を閉めるキーワードを教わる。
- パンナガはインド神話に登場する蛇ヴァスキの別名。不老不死の飲料アムリタを作るためのかきまぜ棒にされたり、神と悪魔との綱引きの綱にされたり、いろいろと可哀想なキャラ。
- パンナガ神殿:花魁の嘆き2、寝袋のマント、2000ルピー。
- 神殿から戻ってくると村の長老はいたく感動、豚をくれる。
- またぞろ外海へ行くと、今度は船が航行している。乗り込むと鶏に化けたアルシンハが水門の鍵をくれる。
- 水門一階には売店とはらたま29号店。
- 水門の宝箱:火炎瓶、黒鉄のサンダル、白銀の鎧、白銀の籠手、白銀の剣、1000ルピー(一階)、火炎瓶、かいばたいほとう2、4000ルピー(二階)。
- 水門の鍵を使って雨の水門へ。パンナガに教わったキーワードで水門を閉じる。間違えるとみずねこが襲ってくる。
- ギルド支部に戻ると支部長が、こんどは温泉の怪物を退治せよとかほざきやがる。
- 竜の頭にあたるとかいう、外海から潜水して北にある入口から、はらたま30号店を抜けて温泉へ。あぶないチケットを入手(男の子だと温泉でヤクザがくれる。女の子だと宿の女性をマッサージしてあげるとくれる)、宿屋に泊まると呼んだマッサージ嬢がヒントをくれる。ちなみにこのマッサージ嬢、2回目からはすごいマッサージをしてくれる。
- 北西はじっこにあるボイラー室で釜焚き爺さんに話しかけ、ギルド支部長への手紙をもらう。ボイラーのハンドルを調べるとバラモン海坊主が出る。
- 南東はじっこにはらたま31号店あり。
- ギルド支部に戻ると支部長が解任されており、大幅ランクアップの約束がパー。それでもアディティ竜使いにしてくれる。四段からいきなりわけのわからんランクにされてうろたえる。アディティとはインド神話で、天空を支え大地を維持する女神。ヴィシュヌの妻であるとか母親であるとか言われている。
- つぎの階層では籠手の販売が遅いため、今のうち白銀の籠手を多めに買っておいた方がいい。特に男の主人公は、店売りの籠手はこれが最強最後。
- 温泉に戻り、北の入口から僧院へ。地下にはらたまがあるが店員不在。
- 僧院の宝箱:100ルピー、4000ルピー。
- 僧院からルドラ神殿へ。ルドラはインド神話の嵐と風の神、破壊し創造する赤き神だが、のちシヴァにおいしいところを全部もっていかれた。
- ルドラ神殿の宝箱:かいばたいほとう、インドアンコの玉。
- スタンプコンプしていれば、はらたま32号店で危険な針かチンタマニのピアスがもらえる。危険な針は確率でモンスターが全回復してしまうので、道具として使えば全員の毒消しになるピアスのほうがよろしい。
- 神殿で水の洗礼。例によって最高額お布施で金粉蕎麦券。
- 神殿からワープして第五階層へ。もう戻れない。
第五階層:ジャナ・ローカ〜天空への飛翔
- ジャナ・ローカってのは、サンスクリット語で「心の世界」という意味らしい。
- 主人公がすこし強くなり、HP1000に。
- すこし強くなったといっても、竜の成長がそれ以上なので、このへんから主人公が足手まといと化す。まともに攻撃しても「これは……ダメですね」などと言われてしまうので、竜のサポートに徹するか、あるいはとらふぐのナイフ、メーダの杖などで特殊攻撃に賭けるか。
- つぎの階層でルピー切り下げ、大幅デノミが施行されるので、この階層では金を貯めずに獲物を貯めたほうがいい。
- スカンダの村の宝箱:4000ルピー、飛行帽。
- スカンダはインド神話の火の神、アグニの息子。若き戦争神。アレクサンダー大帝のインド征服後、アレクサンダーのインド読みイスカンダルにちなんで作られた神だと言われている。
- 村の北にある発射台から飛ぼうとすると、子竜の様子がおかしいと言われ隔離される。
- 翼が生えそうだが、飛ぶためには儀式、儀式には風の香油とかいうアイテムが必要だそうな。ということは、カタパルトに乗って飛ぶのは主人公だけで、竜は併走して翼で飛んでいるのか。
- 主人公と白竜だけだと戦闘がきついので、さっさと真南にあるクリティカの村へ。村の中央にふさがれた井戸、じじい一人ぽつんと住んでいる。
- クリティカとは日本でいう昴、プレアデス星団のこと。
- クリティカの村の宝箱:みずねこのマタタビ2,花魁の嘆き2、2000ルピー4(地上)、危険な針、孔雀の鎧、寝袋のマント、竜の盾(地下)。
- どこを探しても香油なんかないが、実はじじいが普通に売っていたりする。
- スカンダに戻って中央の赤いタオで儀式完了。子竜が復帰。
- スカンダの西にはらたま33号店。上の世界の情報を聞く。
- スカンダの東で封印を解いて(さわるだけ)、上の世界、ニシャータの砦へ。
- ニシャータの宝箱:インドアンコの玉、でんしちこう、征露丸、髑髏の瓔珞、シルクのマント、チョンチョン草履。
- 宝箱を開けると尼さんがイヤミを言う。
- ニシャータの北に展望台、その地下にはらたま34号店。奧の便所をよく調べると爆弾がある。
- クリティカに戻って井戸の障害物を爆弾でふきとばすと、ニシャータ北東にある風洞のダンジョンに入れるようになる。はらたま35号店。
- アスラのダンジョンの要領で魔物像を調べ、すでにザコ中のザコと化したミノタウロスを倒しながら進む。
- 風洞のダンジョン:インドアンコの玉2、でんしちこう2、曼陀羅華の実、ラサの水、カンカーラの皮、竜の盾、寝袋のマント、ファールカップ、アサシンのカタール、ウロボロスの杖、100ルピー、1000ルピー、2000ルピー2、8000ルピー、
- ファールカップは男の子が装備できる唯一の装飾品。
- 奧のタオからギルド支部へワープ。アムリタが破壊してまわったらしい。はらたま36号店で立ち食いプロからヒントをもらう。
- アナンタ竜使いへランクアップ。アナンタとはインドの世界観として有名な、巨大な亀に巻きついた大蛇、その上に四頭の巨象が立ってその背で世界を支えるという、あの蛇のこと。
- タオ部屋の鍵を入手。いつもいつも思うことだが、アムリタは主人公を呼びたいのか呼びたくないのかどっちなんだ。
- 風洞のダンジョンに戻り、タオ部屋の鍵を使って空中庭園へワープ。
- メッセージを聞きながらアイテムを集める。木の陰にあるはらたま37号店で、春の産毛・夜の吐息・猫の足音の3つのアイテムからクムダの光を合成、銀竜の耳元でこれを使って話を聞く。
- クムダは太陽神スーリヤが乗る方位象。
- 空中庭園その他の宝箱:レースの手袋、寝袋のマント、1000ルピー。
- 銀竜を起こしたらタオが使えるようになるのでワープ。謎の地へ。
- 竜が眠りこんでしまうので主人公ひとりでうろつく。女の子にキャーキャー言われる。塔に登る。そのうちはらたま38号店が店開きするので入る。あぶない店員にとって代わられる。しばらく注文を聞いたり妻妾の愚痴を聞いたりする。やっと出られる。誰もいなくなっている。竜が目を覚ます。タオが出現する。ワープする。いったいなんだったんだ。
- ヴァーユの砦で司令官に命令され、北東あたりをふわふわしている気球に乗りこみ、はらたま39号店へ食料調達の依頼。
- ここでこの世界唯一の籠手、レースの手袋を販売。装備するとモンスター全員を混乱させるが、男の子は装備できない。
- 砦の東からマルトの神殿へ。マルトは嵐と雷の精霊群。インドラに随伴する若き戦士。単数形では精霊群の父親、風と大気の神ヴァーユを指す。
- マルト神殿:かいばたいほとう、インドアンコの玉。
- スタンプをコンプリしていたら、はらたま40号店でメーダの杖、アサシンのカタール、カーラの手袋のいずれかがもらえる。HPの一割を失うものの、即死効果のあるカーラの手袋が断然いい。
- 「アムリタを追ってる? あははは、もうやめたら?」こちとら、あんたらギルドの命令でやってるんだが。
- 神殿で風の祝福を受ける。このとき最高額のお布施で金粉以下略。
- 神殿からワープして第六階層へ。もう戻れない。
第六階層:タボー・ローカ〜汚れた王宮
- タボー・ローカってのは、サンスクリット語で「精霊世界」という意味らしい。?
- 主人公がすこし強くなってHP1200に。
- グランバザールってのは、まさかサンスクリット語ではあるまい。
- バザールには竜は入れないので、地下の預け所に預けてから入場。
- この世界ではこれまで貯めたルピーは使えず、メガルピーとかいう通貨に交換する必要がある。入口近くにいるババアが両替してくれるが、とんでもないボッタクリなのでやめといた方がいい。ちゃんと奧の両替所で両替すること。1メガルピーのレートが、64ルピーから256ルピーまで変動するので、低くなるまで両替を断り、何回も話しかける。
- 宝箱の中の金は、数字は同じで、両替前はルピー、両替後はメガルピーとなる。宝箱をあさるのは両替してから。
- 獲物をはらたまで売る場合は、これまでルピーで売った金額と同じ数字のメガルピーで売れる。だから前の階層で、獲物売っちゃダメって言ったでしょ。
- このグランバザールで売っているのより強い店売りの武器防具はないので、安心してごっそりと買いだめ。特にこのあと、武器、籠手、アクセサリはどこにも売っていない。おっと、籠手はここでも売ってなかった。
- いちいちメガルピーと書くのはめんどくさいので、以降メガルピーのことだがルピーと表記する。
- はらたま41号店では「いきなりのインフレで大変でしょうね」と言っているが、こういうのをインフレというのか? いや、通貨切り下げで価格は同じ数字、物価は実質的に大幅上昇だから、インフレとも言えるのか? まあ、円切り下げで1万円が100新円となり、でも吉野家の豚丼は330新円、みたいなもんで、こんな事態、通常の経済では想定できないから、なんと呼ぶべきか用語がないわなあ……。
- なんか、だんだんとギルドに対する世間の支持がなくなり、事務員もやる気がなくなってるんですけど……。
- 宿屋で泊まって誰か呼ぶと、妙な男がやってきて会員カードをくれる。単に特別室のヤクザと勝負できるようになるだけのようだが。
- グランバザールの宝箱:タタールの弓、バジリアックス、シバの矛、危険な針、100ルピー、4000ルピー2、8000ルピー。
- このゲーム、褒めて言えば「序盤のゆっくりしたペースから、だんだん迫り来る世界崩壊の緊迫感に満ちた速いペースへと移行」、貶して言えば「ゲーム容量のせいかシナリオが〆切に追われたか、あとになるほど階層のイベントがスカスカになってくる」という進行状況。8階層でそれぞれの階層に8つの世界、合計64という宇宙構造に従っているわけだが、あとになるほどひとつの世界が小さくなっていく。ま、こういうシンメトリー構造に縛られたものってのは、デカメロンやヘプタメロンでもダレるところがあるし、ある意味しょうがないんだが。そんなわけで、この世界、ひとっつも戦闘がないうちにはらたま41号店から43号店まで駆け抜けるという早足の展開。
- コロシアムで勝ち抜きバトルに参加。はじめ一人で闘うと勘違いして惨敗してしまった。1)入口前で竜を預け、コロシアム入場。2)参加登録してからいちどコロシアムを出て、竜を連れ戻す。3)再入場してバトル開始。という手順で竜とともに闘えば楽勝です。
- 対戦相手はミジンコ使い、ナマズ使い、ガマ使い、れいよう使い、しゃちほこ使い、むし使い、とり使い、みずねこ使い、の順番。みんな結構楽しいセリフを聞かせてくれる。バトルは途中で中止もできる。再開時は前に倒した奴の次から。最後までいくと竜騎士見習のワッペンをもらう。コロシアム地下のじじいから50ルピーもらう。
- グランバザールから竜騎士の砦へワープ。竜騎士って、なぜか全員、フランス国王ルイ・フィリップみたいな、しもぶくれ洋梨顔。ふたりほどイチャモンつけて喧嘩を売ってくる奴がいる。
- 男の子は左、女の子は右の階段から二階へ上がり副官と会見。副官の命により、西にある訓練所へ。
- 訓練所で蕎麦を食いたがっている男から注文書を受け取り、南にあるはらたま44号店から配達。
- 砦に戻ると副官から怒られ、罰として南にあるギルド支部へ情報収集へ。
- リシ竜使いへランクアップ。リシってのはサンスクリット語で賢者。
- 地下のはらたま45号店では、アムリタはもう上の世界に行ったとか。ついでに虐げられた竜使いが竜騎士に反乱を起こすという噂。
- 「竜使いは情けないっ! なぜ王室を倒そうとしない!!」あの、トイレでこっそりそんな愚痴を吐いてる事務員さんも情けないんですが。
- 砦に戻ると今度は褒められ、南からワープして王宮で国王の謁見。
- 王宮の女官はやっぱりみんな、しもぶくれお多福顔。第二階層の病院でアムリタの竜のお産に立ち会った看護婦まで、どうしてしもぶくれになっているのだ? 整形?
- ここで、男の子なら竜騎士にとりたてられ、女の子ならハーレムの妾にとりたてられる。しばらく王宮をうろついて、やめると言ったら王宮から追放。
- ワープゾーンで、これも第二階層の照明係が、竜使いの反乱が起こったと知らせてくれる。
- ワープして訓練所から砦へ。二階で副官と対決。
- 宝箱をごっそりいただく。インドアンコの玉2、曼陀羅華の実2、かいばたいほとう4、征露丸4、でんしちこう4、溢血の札4、花魁の嘆き4、ラサの水4、お弁当4、みずねこのマタタビ3、ガマの油4、リンドブルムの矢8、肥後の守、不死身の鎧、はらたまヘルメット、寝袋のマント4、法輪の盾、白銀の腕輪、白銀の簪、ルビーの簪、ルビーの首飾り、100ルピー、200ルピー、500ルピー、1000ルピー(一階)、8000ルピー、はらたまの籠手(二階)。
- 宝箱のひとつははらたま46号店へのスイッチ。無人のカウンターを調べるとスタンプがある。「てへ、おしちゃえー」
- 二階からワープして王宮へ。
- 無人の王宮で宝をごっそりいただく。不死身の鎧、パンツァーアーマー(一階)、征露丸2、でんしちこう2,インドアンコの玉3、赤マムシ2、曼陀羅華の実2、2000ルピー2(二階)、2000ルピー6(三階)。
- ハーレムに潜入。なぜか愛人はみんなツインテールでセーラー服の少女。いや少年もいるか。どういうわけかみんなセリフがはっちゃけている。
- 床を調べると金がごっそり埋まっているが……この先、金を使う必要なんて……あんまり……。
- 愛人8号のところで王を発見→愛人12号に内緒の鍵をもらう→愛人8号の部屋で鍵を使う、で、めでたく王宮脱出。
- スタンプをコンプリしていれば、はらたま47号店でみずねこの杖かバラモンの杖をもらえる。
- さらにワープしてガネーシャ神殿へ。ガネーシャはインドの象の神様。シヴァとパールヴァーティの息子だが、夫婦喧嘩のとばっちりで首を斬られ、代わりに象の首をつけられたという泣くに泣けない事情がある。
- ガネーシャ神殿:インドアンコの玉、タマサの鎧。
- 地下のはらたま48号店は無人だが、カウンターを調べるとスタンプがあるので「おしちゃえーっ!うりゃ!!」
- 神殿からワープして第七階層へ。もう戻れない。
第七階層:サティア・ローカ〜滅び行く世界
- サティア・ローカってのは、サンスクリット語で「真実の世界」という意味らしい。
- 主人公がすこし強くなってHP1400に。
- もはや連載打ち切りの漫画の最終回一歩手前の様相。この階層にははらたましか存在しない。店員はこれまでの階層のギルド支部長。それぞれの世界の崩壊を語る。
- ひとめぐりしてからまた戻ると、それぞれのはらたまでアムリタの過去の幻影を見る。
- スタンプをコンプリしていれば、はらたま55号店でパタリシールドかバジリアックスがもらえる。
- はらたま56号店の店長ははらたま本部長のアルシンハ。あんた、ギルドの偉い人じゃなかったのか。アムリタの伝言を聞いたあと、スタンプを催促するのを忘れないように。
第八階層:アローカ
- アは否定を意味する接頭語だから、「非世界」とでも訳すのだろうか。素直に訳すと現世から出ること、「出家」となるんだが、いくらなんでもなあ。
- 主人公がすこし強くなってHP1600に。
- だれも戻ってきたことがない未知の世界のくせに、いきなりはらたま57号店。ブレスオブファイア5における教えたガールと同じくらい凄い。
- はらたまの北東に塔がある。ここは迷宮とはらたまが交互に現れる構造。
- まず入ると偶像の間。中にある宝箱から3色の宝石を取りだし、偶像にはめて回る。赤い宝石(手前)、緑の宝石(中央)、青い宝石(奧)で、階段が出現。
- はらたま58号店を抜けるとミノタウロスの迷宮。ここは落とし穴だらけ。移動方法は、
- 前1歩、右5歩、後1歩、右5歩、前4歩、左1歩でかいばたいほとう。
- 前1、右3、前3、右3、前3、右4、前9、左4、前1でかいばたいほとう。
- 前10、左10、前2、右1、前3、左1、前5、右7でかいばたいほとう。
- 前1、右3、前3、右3、前3、右4、前9、左4、後3、左12、前3、右9、前4、左3で隠し階段。
- はらたま59号店を抜けると扉の迷宮。ひとつだけはらたまに戻される扉があるが、あまり気にせずどんどん開けていけばいい。女性のいる部屋ではアカミノタウロスと戦闘になる。
- 扉の迷宮:アスラの剣、アサシンのカタール、マンターラの鞭。
- アスラの剣は強力だわ最大3回攻撃するわで、ひさしぶりに主人公が戦力になってくる。
- はらたま60号店を抜けるとタオの迷宮。ワープにワープを重ねて階段を目指せ。穴に落ちるとはらたまに戻される。
- タオの迷宮:不死身の鎧2。
- 最後の販売店があるはらたま61号店を抜けると、トラップの迷宮。発射台に入ると全員に200ダメージ。宝箱のボタンを押すと全員に100ダメージ。人形の部屋に入るとしゃちほこヘルを入手のうえ、はらたまに戻される。魔物像を調べるとハイミノタウロッス、クロミノタウロスと戦闘。
- トラップの迷宮:インドアンコの玉、お弁当、かいばたいほとう2、花魁の嘆き、はらたまの籠手、はらたまのサンダル、ルドラのマント、ファールカップ、シヴァの腕輪。
- はらたま62号店を抜けると童貞の迷宮。ばしばし進んでいけばいい。ここの宝箱は木刀だけ。
- はらたま63号店を抜けると黄昏の広間。タオでアムリタが待っている。
- 自分の竜が最兇最悪の竜、世界を滅ぼすカオスドラゴンと化したことに気づきながらも、自分の竜を手にかけることができずに苦悩するアムリタ。カオスドラゴンを守るために、主人公たちに闘いを挑むアムリタ。そして白竜は……「ご主人様、はっきり言って、ザコです」ひ、ひどい……。
- アムリタは強力なうえ、HPの8割を奪うウルトラを使ってくる。倒すとアムリタの笛を入手。
- 「これでいい……これで、いいんだ……」自分に代わってカオスドラゴンを倒すよう、主人公に頼んで息を引き取るアムリタ。
- 黄昏の広間:はらたまの鎧。
- 最後のはらたま64号店では、スタンプをコンプリすれば、はらたまの籠手、はらたまの盾、はらたまの鎧、アスラの剣のいずれかをくれる。しかし、なんだって最後のはらたまがハンバーガーショップなんだ。それにな、アムリタの話を聞いて哀しくなってるのに、金粉蕎麦食って喜ぶなよ。
- はらたま64号店を抜けると、カオスドラゴンの広間。「アムリタ……どこにいるの?こわいよ……ひどいよ……どうして、そんなこと、するの……ぼくのなかに……なにか」黒いドラゴンの身体から寄生樹のように、まがまがしいカオスドラゴンの八つの首がそびえている。強力な物理攻撃、HPの8割を奪うウルトラ、眠りや毒、沈黙などの特殊攻撃マントラ、回復マントラからブレス攻撃まで行う強敵中の強敵。
- カオスドラゴンの首をひとつずつ叩きつぶすごとに、白竜の記憶がよみがえっていく。
- そして白竜は最後のブレスを吐き、7匹目のカオスドラゴンと相討ちとなり息絶える。
- 最後のカオスドラゴンを倒すと「ア……ム……リ……タ」と呟いて黒竜は息絶える。それと同時におそろしい天地の激動。
- 気づいてみるとそこは龍苑。ゲーム開始と同じだが、なにかが違う。どういうわけか、主人公が白竜の名前になっている。
- 「旅の途中で、白い竜と竜使いの伝説を聞きました……。機会があればお話ししましょう」
- 「おまえの竜が双子の子供を産む。そんな夢を見た……おかしいよな。おまえの竜なんか、まだ居ないのに」
- 長老のところで白竜が誕生。「はじめまして、ご主人様。わたしの名前は……」そしてエンディング。
- 最後に「SEE YOU AGAIN!」と表示されるが、あれから12年、ついにサンサーラ・ナーガ3は発売されることがなかったのであった……。
- 哀感を強調するかのように、なぜかセーブデータ1までもが消失。これも破壊と創造の円環がなせる業か。
- アムリタ「サンサーラは輪廻転生……。いつの時代にか、私はおまえであり、おまえは私であったかもしれぬな……」
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