THE大量地獄
今更というわけでもないけれど、一部で人気沸騰の蟲ゲーム、THE大量地獄(PS2版)のゲームメモでございます。
エリソン学園はどうなっているのだ
- D3というゲーム会社が出している、SIMPLE2000というシリーズの一員。要はシナリオとかキャラクター設定とか余計なもんを省略して2000円にしてみました、というゲームらしい。5600円くらいのゲームにすればええやん。
- 主人公は水咲エリカ。私立エリソン学園の二年生らしい。茶髪でミニスカチェックのちょっと猫背の女子高生。よんどころない事情で教室にケータイを忘れ、夜の学校に取りに戻り、ケータイを持って逃げる兎の着ぐるみ男、というよりはアリスの兎そのものを追いかけていく。学校に戻ったらいきなり兎やからな。ミーティングも何もあれへん。
- しかし、そこまで怖がりながらも取りに戻らねばならぬケータイって、兎のような思いっきりうさんくさいのを追っかけても取り戻さねばならぬケータイって……。「早く取り戻さなきゃ、電話が、電話が切れちゃう!」って……。
- 長々としたオープニングがようやく終わり、操作モードへ。ほっとくと勝手に「何よコレ!」「気持ち悪い!」「誰か、いませんか……?」と叫びだすのはこの娘がアレなのか、このソフトがアレなのか。エエもん見せてもらった。
- とりあえず夜の教室を出たり入ったりうろうろしていると音楽室で兎を発見。近づくと妙なサークルに吸い込まれ、「何なのこれぇぇ」「いやぁぁぁ」という叫びとともに異世界へゴーよ。当然ゴーよ。
- 深い森林の中、うろついていると巨大なスズメバチの群れに襲われる。たかられて気絶するとゲームオーバー。小さな普通のスズメバチだって、あれほどの数にたかられたら気絶じゃすまないと思うんですがね。まあ、気絶は気絶。一匹でも大量でも気絶は気絶よ。(その後、もっと大量に襲われる)
- 蟲は身体にしがみついてるだけ。蟲のほうも、少女の方がカネになるんやろな。
- とりあえずスズメバチにたかられる前に、兎の手紙と棒を拾うべし。手紙によると、兎に近づいて△ボタンで捕獲できるらしい。棒はメニューの「持ち物確認」で装備できる。それがわかるまでに何回スズメバチにたかられて気絶したことか。わからんかった。
- でも棒は何回か振り回したら折れてしまう。そうなったら蟲をはらいのけながら必死で逃げるしかない。逃げられなくなったら気絶。ワンポイントでは武器とは言えん。あれやったら中継ぎでは使えん、となるわ。
- スズメバチから逃げたと思ったら蜘蛛、その次はカエルとウマオイ。川口浩よりすごいなこの娘。こいつらは地上生物なので、ジャンプして踏みつぶすという手が使える。でもタイミングを誤ると気絶。おう、ハッキリしとるな。
- 途中でバットを拾い、ようやく人心地つく。バットは壊れにくい。しかしいい気になっていると蟲にたかられる。たかられてしまうとバットを振り回すこともできず、ひたすらぞわぞわしながら払いのけるしかない。払いのけた蟲はしばらくすると息を吹き返してまた襲ってくる。はい気絶。いっつも同じことの繰り返しよ。
- ちなみにカエルや蜘蛛やウマオイなどの地上生物はバットを振っても当たらない。そら蜘蛛やカエルを振ってたら変わらんということよ。何回振っても当たらんて。ワンバウンドの打ち方なんて教えてへんゾ。つーわけで、ジャンプして踏むしかない。
- 手紙を拾いながら蛾をバットで撃退し進んでいくと、小屋がある。しかし鍵がかかっていて入れない。うろうろしているうちに蜘蛛にたかられ気絶。気絶って絶対にせなアカンの?
- 別な道を歩いたら広場に出ました。そこでスズメバチと蜘蛛の連合軍にたかられて知らん間に気絶してもたわ。陸軍と空軍の連携なんてずるいや。流れが悪いから、ゲーム展開も悪いよな。悪い流れを断ち切らんと、次にいかれへん。
- もうあれやな。タイムリミットよ。ここまでや。
- 次のステージに行ってへんからセーブデータがない? 最初からやり直し? あっ、ホンマ……。
- 次のステージ?わからん。だまされたようなもんや。
- おお、もう……。
- しょうもないゲームや。チェッ。
- 昨日今日でそれが蟲やわみももまめましたがみながぇ
- スクリーンショット? 最初からとる気はなかった。ケーブルとかソフトとか求めてくるのが分かってたからな。
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