駄目文物・その1「謎の怪生物」
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怪しげな怪獣と言うと、中岡俊哉先生の「世界の怪獣」「新・世界の怪獣」が有名です。ゲークラという文字通り逆さクラゲの素晴らしい怪獣も登場しますし、地球最後の日が来ることを予知したアイドルと博士が肉と酒を買って破滅を静かに迎えたりします。あれを読んで以来なにかというと「それでは肉と酒を買ってきましょう」というのが口癖になりました。
今回はそれよりマイナーなケイブンシャ刊「世界の怪獣大百科」の「実在する怪獣」の章に出ている怪生物です。 アメリカのエリー湖畔で発見された直径50センチ、灰色の斑点が散らばるドーナツ状の怪生物で、捕まえようとするとするりと逃げたそうです。これ、捨てられた浮き輪に黴や微生物が生えただけなんじゃないかと思うのですが。 1999/03/16 登録 |