我流フィルムスキャン法(10.Mar.2001)
使用スキャナーはNikonのLS-1000。当初はスライドはマウント仕上げにして、オートスライドフィーダーを使っていた。しかし、最近撮影量が多く保存場所に難ありのため、スリーブ仕上げにしている。 フィルムスキャンはAdobe Photoshopの入力用プラグメニューの’TWAIN32機器の入力’からNikon Scanを呼び出して使用。LS-1000の添付のスキャンプログラムはアルゴリズムが古いためか、桝目の圧縮模様パターンが非常に目立つ。これもオートスライドフィーダを使わなくなった理由のひとつである。(PhotoShopの入力プラグではオートスライドフィーダ利用不可) ディスプレイ用途のみなので、元スキャンデータは1200x800, 96dpiのものを保存している。そこから色々なサイズのJPEGファイルをPhotoshopで作成。フィルムホルダーを使う場合も、マウントほどではないが、コマによってスキャン位置がかなりずれる。試行錯誤の結果、1338x892 96dpiでスキャン可能領域全面をスキャンし、PhotoShopで周りの部分を取り除く処理をすることにおちついた。 色調補正はあまり用いないが、あまりにもオリジナルと異なる場合は、まず色調の自動補正を試みる。たいていはこれでOKだが、色合いによってはとんでもない色調になる。その場合、よくレベル補正でハイライト部とシャドー部をカットして色調の自動補正をすれば良い場合がある。最近、スキャン時に、霧がかかったような青かぶりが目立つことが多い(スキャナーの寿命か???)。その場合は、青色のトーンカーブを左上部を少し下げてやるとオリジナルの色合いに近づくことが多い。 もし、何か良いテクニックがあれば教えて頂ければ幸いです。 |