美佳のフリーチャット Ver 2.01 操作説明書

1.プログラムの起動

練習には漢字変換FEPを使用してください。

 美佳フリーのアイコンをダブルクリックするとプログラムが起動します。
拡大アイコンにより画面を拡大すると、画面いっぱいに表示されます。
キーボードの練習ソフトなので、マウスの操作は使用できません。


カレントフォルダーにオープニングメッセージファイル mikafree.tit
があると、オープニングメッセージを表示します。
ただし、mikafree.tit のファイルはなくてもかまいません。

オープニングメッセージはファイルmikafree.titにより変更可能です。

ID番号はmika2222で固定です。

2.チャットの練習

 メニューに従って練習を選択してください。
番号キーを入力することにより実行します。


最初に自分のハンドルを指定するのがいいでしょう。
ハンドルの初期設定は[さっちゃん]です。
ハンドルに半角スペース文字は使用できません。


美佳ちゃんの会話に続いて、好きな文章をタイプしてください。
美佳ちゃんの気がむけば、話題に応じて質問に答えてくれるでしょう。
ときには、美佳ちゃんは勝手に話を進めて人の話を全然聞かないこともあります。

最初の挨拶が時間によって異なります。
朝(4時以降10時まで)「おはようございます」
昼(10時以降19時まで)「こんにちは」
夜(上記以外)「こんばんは」
で固定です。
ただし、一番最初に練習するときは時間に関係なく「はじめまして」です。

チャット時には以下のコマンドが使用できます。
/? ヘルプメッセージを表示する
/prof 美佳ちゃんのプロフィールを見る
/time チャットを始めてからの経過時間を表示する
/u ユーザー一覧を表示する
/e チャットをやめる

チャットするときに入力できるのは一行だけです。

3.成績


 練習成績は mikafree.sei のファイルに記録されます。
入力速度が10分あたりの入力文字数で表示されます。
練習の最高入力速度が10位まで成績として記録されます。
毎回の練習時間が mikafree.log に記録され、
十位までの速度記録が更新されるたびに mikafree.spd に記録されます。
ただし、入力時間が3分を越えないと記録は書き込まれません。

mikafree.logとmikafree.spdのファイルは追加して書き込みを行っていますので、
エディタで編集して変更した場合、以後の記録が表示できなくなることがあります。
ファイル mikafree.sei を消去すると練習結果は初期化されます。

Ver2.00、Ver1.00で作成された成績ファイルはそのまま使用できます。
mikafree.sei mikafree.log mikafree.spd はVer2.00、Ver1.00と同じ形式です。
またVer2.01で作成された成績ファイルはVer2.00、Ver1.00でも使用できます。

mikafree.datという名前のファイルが自動生成されます。
このファイルは同じ話題をくり返さないように、話した話題を記録するファイルです。
mikafree.datを消去してもプログラムの動作には影響ありません。

4.会話生成のアルゴリズム

会話を生成するアルゴリズムは、
キーワードにによる連想(いわゆる人工無能方式)と、
ランダムに会話の流れが生成される方法を組み合わせたものです。

学習機能はありません。
したがって新しい言葉を覚えることはありません。
また、会話を変形して言い返すアルゴリズムは使用していません。

楽しい会話をするには、できるだけいろいろなキーワードをタイプしてみてください。
美佳ちゃんがいろんな応答をしてくれるでしょう。
キーワードは、女子大生の身近な話題を選んでありますので、
「読書、音楽、料理、授業、宿題、試験」などの単語をキーインしてみてください。
文章の意味は全然理解していませんので、長い文章は入れても意味は解釈してくれません。
また、美佳ちゃんは自分からはなかなかチャットをやめようとは言い出しません。
したがって、疲れを知らずに徹夜でも話をつづけてしまいます、
適当な所で自分で /E とタイプして終了してください。

美佳ちゃんは人の話は聞こうともせずに自分勝手に話をどんどん進めます。
ずいぶん自分中心的な性格のようです。
ちょうどお酒を飲んで頭がまわらなくなって、
相手の話と関係なく何度も同じ話を続ける様子に似ています。
話題は、地方から東京の国立女子大に合格した女子大生を想定しています。
したがって、話は勉強のことや、大学の授業の事、好きな料理の話や、
音楽の話などです。
女子大などでのタイプ教材として作ってありますので、真面目な話題しかありません。